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  • 子どものころから化石に興味を持ち、福岡県飯塚市に「筑豊化石収蔵庫」を開設しているクロちゃんです。職業は、歯科技工士。北九州市にある「いのちのたび博物館」でも活動をしています。

僕と化石の出会い

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2006年3月 3日 (金)

「歯」の化石3 恐竜類1

恐竜と一言で言っても、様々な種類の恐竜がいます。
まず骨盤の形から、大きく竜盤目と鳥盤目とに分けられ、竜盤目は獣脚類(二足歩行)と竜脚類(四足歩行)に。
鳥盤目は鳥脚類、角竜類、曲竜類、剣竜類といった系統に分けられます。
下の写真を見てみましょう。
恐竜のフィギアに囲まれて見えるのは様々な恐竜類の歯のレプリカ(複製)です。

肉食恐竜の獣脚類はどの種もほぼ同じ形態の歯なのに対して、その他の多くの種の草食恐竜たちの歯は形が違います。
おそらく食べる植物の種類や食べ方によって形が異なるのでしょうね。
恐竜の体型によって食べる角度が違ってくることも関係するかもしれません。
左は、抜歯した人間の歯(実物)を写したものです。
写真の右側に写っているのはティラノサウルスの歯の一部です。
大きさが分かると思います。

人間の場合、何を食べるかというと雑食ですよね。
肉も食べるし、草(野菜)も食べる。
果物、お菓子、、、何でも食べます。


人間の歯の形をよく見てください。
形は一定ではありません。
前から、中切歯、側切歯、犬歯、第一小臼歯、第二小臼歯、第一大臼歯、第二大臼歯、第三大臼歯(親知らず)とあり全て形が違います。そしてさらに上下で形が異なります。
これは前歯で、うどんやラーメンまたステーキなどを噛み切ったり、奥歯で豆などを噛み砕いたりと、軟らかいもの硬いもの関係なく様々な食べ物に対応しているためです。
人間の歯って、凄いですよね!

2006年3月 2日 (木)

「歯」の化石2 T−rex編2

下の写真はティラノサウルスの歯(右下下顎3番)のレプリカです。

黒い矢印の部分が歯冠(歯ぐきから外に出ている部分)と歯根(歯ぐきに隠れている部分)の境目です。
歯根は太くて、大きな力がかかっても耐えるように丈夫に出来ています。

私が指差している部分に凹みがあるの分かりますか?
この部分が「次に生えてくる歯」が並んで隠れていたスペースです。


歯冠の部分の縁には、獲物の肉を切り裂くためにある「のこぎり」状の構造「鋸歯」(きょし)が見られます。

2006年2月27日 (月)

「歯」の化石1 T−rex編1


北九州市「いのちのたび博物館」に常設展示されているアメリカ・サウスダコタ州で発見された 
ティラノサウルス 「スタン」
(発見者スタンリー・サクリソンの名前を取ってある)の片顎(レプリカです)


持っているのは私です。(博物館がオープンする前の写真だから、ちょっと若く見えるかも?)
大きさが良く分かるでしょう?

この時は北九州自然史友の会 化石研究部会のメンバーも「スタン」組み立てスタッフとして手伝わせていただきました。

その時のスタッフTシャツです♪
カワイイ?
この写真は「スタン」の顎を斜め前から見たところ。
こんな画像、なかなか見たことないでしょ?
さて、コレを見ていろんなことが分かります。
まず、すべての歯が同じような形であること。
そして人間の場合は乳歯から大人の歯に生え変わったら、その歯を一生使うのに対して、ティラノサウルスは古い歯が抜け落ちると新しい歯が生えてくる仕組みである事が分かります。
所々歯の先端が見えてるの分かります?


次回もティラノサウルスの「歯」について書こうと思います。