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  • 子どものころから化石に興味を持ち、福岡県飯塚市に「筑豊化石収蔵庫」を開設しているクロちゃんです。職業は、歯科技工士。北九州市にある「いのちのたび博物館」でも活動をしています。

僕と化石の出会い

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2009年8月 3日 (月)

街の化石博物館16 トリアス

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このコーナー「街の化石博物館」は久しぶりの投稿です。

街の中には、建物の建材や石を使った小物などに化石を含むものが存在します。

私のブログのカテゴリーの中から「街の化石博物館」を選択していただけると、これまで紹介した記事が見れます。

福岡市内のホテル等に使用してある石材(石灰岩)には多くの化石が見られますが、取材NGの所が多く紹介できません。

ぜひ皆さんで探してみてください。

さて、今回の場所は福岡県粕屋郡久山町にある「トリアス」です。

以前はトリアス久山という名称でしたが、現在はトリアスという名称に変更になっています。

ここはアウトレットモールを含んだ様々な商業施設が入った大型ショッピングセンターで多くのお客さんで賑わっています。

今日たまたま娘のショッピングに付き合うために訪れ、某ショップ(ユ〇ク〇)の前の床にドイツ・ゾルンホーフェン産の石材が使用してあるのを見つけて、「化石があるかもしれない!」と、通行人の邪魔にならないように注意しながら探すと「やっぱり!ありました」。

写真は中生代ジュラ紀のアンモナイトです。

他にも浮遊性ウミユリと思われるものなどが含まれていましたが、この写真のアンモナイトが最もはっきりしていて分かり易かったですね。

ゾルンホーフェン産の石材(石灰岩)からは有名な始祖鳥や翼竜、カブトガニやシーラカンスなどの魚類、アンモナイトや貝類、クラゲやウミユリ、トンボなどの昆虫類などなど多くの化石が見つかっています。

これらは静かなラグーンで堆積したものです。

※ 街で化石の観察をする際は、周りの人の通行の邪魔にならないように特に注意してくださいね。

2008年10月 2日 (木)

街の化石博物館15 旅館「きたや」さん


北九州市八幡西区黒崎にある旅館「きたや」さん。
私の職場のすぐ近くなのですが、先日ランチをやっていることを知り、食べに行ってきました。
すると建物の左端に2つの大きな珪化木が!

大きく立派な珪化木が二つ並べて置いてあります。
お話しを伺うと建て替える前の古い家の頃からあったものだとか、、、。
写真はそのうちの一つ。

誰がどこから持ってきたものなのか現在分からないそうですが過去小倉北区藍島近くの玄界灘から引き上げられた珪化木や、天然記念物の戸畑の夜宮の大珪化木に似ているようにも見えます。
北九州にはこれらの珪化木が見つかる「大辻層群」と呼ばれる約3500万年前の主に河に堆積した地層が分布していますので、もしかするとこの地層から見つかったものを移設したのかもしれませんね。

2008年6月30日 (月)

街の化石博物館14 浮遊性ウミユリ

超久しぶりの「街の化石博物館」シリーズ。
いつもは場所について書いていたのですが、今回は私が進めている私設資料館に使う石材に含まれている化石を紹介します。
現在計画しているのは建物の外回りと中の床に石材を敷くというもので、これをまともに業者に頼んだらウン十万円かかってしまうでしょう。
これを石材施工業を営んでいる古くからの友人に協力してもらって限りなく「タダ」!でやってしまおうと考えているのです。
工事で余った石材から使えそうなものを選んで自宅へ運び、自分でコーディネートしながら進めています。

その石材の中にドイツのゾルンホーフェン産の石灰岩<があります。
時代は中生代ジュラ紀、約1億5000万年前の穏やかな海に堆積したものです。
有名な始祖鳥を産した石と言えばご存知な方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この石からは他に魚やアンモナイト、カブトガニやその這い跡、トンボなどの昆虫と多くの種類の化石が見つかっています。
友人の会社では福岡天神や九州各地の多くの場所でこの石灰岩を施工したそうですが、これまでに魚・アンモナイト・カブトガニの這い跡・鳥のような何かの頭と思われるものをこの石材から確認したそうです。
数人でバンバン貼っていくので引かなかったそうですが「今度あったら取っといて」と言ってありますので今度あれば♪
でも最近この石の施工が少なくなったとか、、、。
このゾルンホーフェンの石灰岩を外回りに一部使うことにしました。

他の石材とのバランスを考えながら試しに並べてみます。

「化石ないかなー?」と見てみると、、、。
「おお!あるある!」


棘皮動物の浮遊性ウミユリの化石(サッココーマ)がたくさん含まれていました!

入っている石材片には結構まとまって入っていて、多い石には10個体以上含まれていました。

この石材、福岡で今だったら一般の人が比較的簡単に手に入る方法があります。
ホームセンターのグッデイさんに少しですが流れているとのこと。私は自宅から1時間くらいの範囲にある3軒の店舗で確認してみました。
すると¥1680だったか数枚入った状態でパック詰めで売られていました。
化石は見て確認しないといけませんがパックなので見えてない面があります。しかしある店舗では売られているパックのほとんどに浮遊性ウミユリが確認できたのです。
私はその1パックを購入してみることにしました。
なななんと!パックに入っていた3枚の石材全部に浮遊性ウミユリが含まれていました。
いや〜ラッキー♪
これも使っちゃいまーす。

2007年12月25日 (火)

街の化石博物館13 長崎原爆資料館

久しぶりの街の化石博物館シリーズです。
今回は長崎原爆資料館です。

先日2007年12月2日に、友人たちと車でのツーリングで長崎に行ったので少しだけレポートを加えて紹介させていただきます。

長崎の原爆資料館は新しくなってからまだ行ったことがなく新鮮な気持ちで出掛けました。

長崎と広島は日本人なら一度は訪れたい場所ではないでしょうか。
原爆のことを語ると、かなり長くなりそうなので今回は割愛させていただきます。

長崎原爆資料館の入り口です。
壁に使われているのはドイツ産の大理石(石灰岩)です。
酸性雨等により表面が荒れていますが、よく確認すると、、、。

このような中生代ジュラ紀のアンモナイトやサンゴ、べレムナイトなどが見つかります。
写真のアンモナイトは正面に向かって左のものです。
この石材は館内の入り口ホールにも多く使われていました。

今回、市内の移動は車を置いて路面電車で行ないました。
レトロでとっても良い雰囲気だと思いませんか?
ボディに広告が書いてあるものもありました。
別に新型車両も走ってます。


私達が乗車したのは上の古い車両。
車内には「日本車両会社 昭和37年」とあります。
ということは、なんと私が生まれる前の車両!
現役とは凄くないですか!?

車内のいたるところがクラシック。
あちこちの装備品に目をやりました。
スピーカーはクラリオンでした。

この日、車を停めた港の駐車場です。
奥はビルかと思いきや、なんと豪華客船「サファイア・プリンセス」号!!!でかい!!!
周りは外国人だらけ!私達の車を誘導してくれた後、車を撮影していました。

港を離れるサファイア・プリンセス号。グラバー園から撮影しました。
実は長崎で建造された船。造船中に火災を起こしたといえばお分かりでしょうか。
この船の乗客定員が2670人・乗組員数が最大で1238人。
日本の飛鳥�で乗客定員800人・乗組員数が約440人というから大きさはハンパではありませんね。

2006年12月 1日 (金)

街の化石博物館12


久しぶりの街の化石博物館シリーズです。
今回は、北九州市八幡東区西本町にある「千草ホテル」を紹介します。
以前友人の結婚式で訪れたことがありますが、料理が美味しかった思い出が♪


続いてフロントの写真です。
落ち着いた雰囲気、上品でお洒落な空間です。
スタッフの方々もとても親切で、心が和みます。
ここの床を見てみると、、、。

中生代ジュラ紀の海の世界が!
アンモナイトやサンゴ、貝類などが見られます。

ここの石材はドイツ産の大理石です。
床のあちこちに様々な形のアンモナイトを見ることが出来ます。

千草ホテルのスタッフの皆様、昨日は取材させていただき有難うございました。
今回の情報は八幡の某老舗菓子店の社長で化石研究部会の先輩であるHさんに教えていただきました。

2006年7月15日 (土)

街の化石博物館11 雑貨ダイソー編3の2


前回のつづきです。

写真の石材が、今回新たに確認した分です。

「巻貝」や「ウミユリ」を含んでいます。

数件のダイソーさんを廻りましたが、この石材は少なかったですねー。
もしかしたら、ある所には固まってあるのかもしれませんが、、、。

今回の「大理石タイル」ですが、25×35mm6枚入り・50×50mm3枚入り・10×20cm1枚入りの3タイプを確認しています。
また店によっては、置いてない所もあるようですので(私は8割くらいの確立で見つけました)手に入れたいと考えている方は、頑張って探してみてください。

とにかく値段が安いですし、こどもの夏休みの自由研究なんかにも使えそうですよね♪

2006年7月14日 (金)

街の化石博物館10 雑貨ダイソー編3の1


先日、あべさんからのコメントを受けて、探してきました「ザ・ストーン 大理石タイル」

種類(サイズ)もいろいろあって、こんなものが100円であるなんて、本当に信じられません。。。

う〜ん、やってくれるなぁー、ダイソーさんありがとう♪

前に2回、ダイソーさんの化石入り雑貨を紹介しましたが、このタイルにも同じ石材が2種類含まれています。
時代は新生代。
パキスタンの「有孔虫」の化石です。

今回のタイルは、その他にも別の石材も同封されていて、中には「巻貝」や「ウミユリ」の化石が確認できました。

化石が含まれていない石材もありますが、数件ダイソーさんを廻った結果、少なくとも5種類の石材に化石が含まれていることが分かりました。

パキスタンにはバロチェスタン州に石材の産地があるようなので、もしかしたらここから産出したのかも知れませんね。


2006年7月 8日 (土)

街の化石博物館9 雑貨ダイソー編2

今日の午前中、ファイルを買いに100円均一で有名な「ダイソー」さんに行きました。

前に「街の化石博物館4 雑貨ダイソー編」で書いたように、また化石入りの雑貨があるかもしれないと思い、「ザ ストーン大理石」のコーナーを見てみると、、、。
「あった!」
化石の入った大理石(石灰岩)のアイテムが増えていました。
今度は、楊枝立とナイフ・フォーク置き、箸置きです。

写真の、天然石(ゴールデン)と書いてある石の分は、他にペーパーウエイトもあります。

天然石(トラベラ)と書いてある白っぽい石も共に「パキスタン」の石材で、どちらにも原生動物の有孔虫の化石が入っています。

特に白っぽい石の方は、前回紹介したものと同じ石材で、たくさんの米粒大の有孔虫がはっきりと確認でき、大型の有孔虫も含まれています。

時代は新生代です。

この石材、他でも最近時々見かけるようになりました。

有孔虫のことが「わからん!」という方がいらっしゃったら、「街の化石博物館4」を覗いてみてくださいね♪




2006年7月 4日 (火)

街の化石博物館8  宮若市 千石峡編

過去「宮若市・千石峡の化石」を5回にわたり書きました。ご存知の通り、中生代白亜紀の湖に堆積した地層があるこの地は、巻貝化石の化石層があることで知られています。
今回の「街の化石博物館」は、その「千石峡」です。

千石峡を流れる八木山川を下流から進み、千石峡入口付近に架かる橋を過ぎた右手に「千石公園」があります。

この公園の道を挟んだ反対側が、有名な肉食恐竜の歯の化石「ワキノサウルス サトウイ」が発見された場所です。

公園の概要です。
子どもの遊具やトイレ、水飲み場もあります。

桜の木がたくさん植えてあるので、花見の季節は賑わいそうです。

公園内のアスレチックです。
公園が出来た頃には、よく娘を連れて遊びに行きました。
ただ、その頃に比べると草がたくさん生えているような、、、。

遊具の一部は、全国各地での遊具事故の影響なのか使用禁止になっているものもありました。

この公園の一番高台にあるのが「復権の塔」という炭鉱犠牲者慰霊塔です。
まさかこの千石峡に、炭鉱犠牲者の慰霊塔があるとは驚きました。

復権の塔の説明板です。
これを読んでいると胸が痛くなる思いがしました。

私の知り合いに在日朝鮮人の方がいらっしゃって、炭鉱犠牲者の情報開示の運動をされる傍ら、各地の小学校などを廻って文化の交流活動を盛んにしてらっしゃいます。
本当に頭が下がります。

この復権の塔の横側に、世界の様々な石材が貼り付けてあるのですが、その中の大理石に化石があるのです。

一番奥の大理石の中には、腔腸動物のサンゴの化石がたくさん確認できます。
時代は古生代。
産地はちょっと確認できていませんが、外国産と思われます。


反対側にも別の種類の石材が。
一番奥は大理石で化石を含んでいるようですが、はっきりした個体は確認できません。
産地はヨーロッパ各地・中近東・中国などが考えられます。

他は、みかげ石と呼ばれる火成岩です。
この中には化石は含まれません。
産地は中国や南アフリカ、インドなどが考えられます。

塔の後側です。

機会があれば、皆さんもこの地を訪れ、この復権の塔の前で当時の炭鉱の事を考えてみませんか?

宮若市には、旧宮田町石炭記念館もありますので併せてどうぞ。。。

2006年5月 9日 (火)

街の化石博物館7

7回目になる街の化石博物館は、北九州市八幡西区にある総合結婚式場「アートクレフクラブ」さんを紹介します。
実は先日、私の勤める歯科医院のスタッフの女の子の結婚式があり、偶然その結婚式場の会場で化石を見つけちゃいました!

北九州市八幡西区瀬板2丁目の国道3号線沿いにある「アートクレフクラブ」さん。
とってもお洒落で綺麗な結婚式場で、「北九州市建築文化賞」を受賞されたそうです。
その新館「マリアーノ,ダリ」には、サルバドール・ダリの作品をはじめ芸術家の作品があちこちに飾られていて美術館のようなつくりになっています。
その美術品の下のピンク色の大理石に目をやると。。。
「お!これはウミユリの化石じゃ!?」

ちなみに「ウミユリ」とはユリ科の植物・・・ではなく、棘皮(きょくひ)動物のウニやヒトデの仲間で、全体ではユリのような形をしていて、死ぬと節からバラバラになります。

それからは大理石と[にらめっこ]状態に。。。

化石があるのを確認して式場のスタッフの方に報告・お願いして取材させていただきました。

スタッフの方と2人で化石を探していると、チャペルの入口付近の床の大理石中に「ベレムナイト」(イカの仲間)を発見。
他に貝の断面も確認できます。
新館の2階を見てまわっていたのですが、1階に下りる階段付近に目をやると階段の両サイドにクリーム色の大理石が。。。

パッと見、分かりませんでしたが、よく見ると。。。
石によっては、たくさんの「有孔虫」の化石が確認できました。

「いやー、ここ凄いなぁ。。。」

家に帰ってから「もしや。。。」と思い、石材施工業の友人に電話。
私・「ねぇ、アートクレフクラブさん入った?」
友人・「入ったよ」
大理石の施工に友人が関わってました。
ほんと、友人はいたる所に仕事で入っています。

最後になったけど、職場の娘の結婚式は感動して泣いちゃいました。
両親への挨拶は泣くね。。。
おまけにこの娘は、最初私の直属の部下で、もうかれこれ10年の付き合いだったから。。。
お世辞でなく美男美女のカップルだったんで,とっても絵になってました。
お2人さん、末永くお幸せにheart