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ガソリン価格 福岡県

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化石

2010年2月23日 (火)

化石標本の出品

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2月22日、仕事が終わった夜、職場の前で「いのちのたび博物館」の先生と待ち合わせ。

合流して、2台の車でそのまま私の自宅横にある「筑豊化石収蔵庫」へ。

この日、3月から予定されている北九州市立自然史・歴史博物館のポケットミュージアムでの企画展示に使用する化石を出品するための搬出作業をしました。

古無脊椎動物担当学芸員さん(写真)が考えた企画展示で、その内容は追ってご報告しますね。

 by クロちゃん

2010年2月21日 (日)

第300回化石研究部会 報告

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私の所属する北九州市立自然史・歴史博物館「いのちのたび博物館」自然史友の会 化石研究部会の例会があり、参加してきました。

今回で例会は300回、来月に予定されている301回は 、この300回を記念しての旅行です。

さて、今回の室内講座のテーマは「ワキノサトウリュウ発見から20年!」

1990年2月8日にワキノサトウリュウが発見されて20年経ち、これについて学芸員の岡崎先生から解説を聞きました。

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関門層群から発見された最初の爬虫類化石「カメの骨(甲羅)」。

1987年のことです。

発見者は自然史友の会会員であり、現在北九州市内の小学校の校長先生をしていらっしゃる佐藤氏。

佐藤氏は後にワキノサトウリュウの発見者となります。

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2002年に博物館が新館としてオープンするにあたり、その前の数々の化石発見が展示構成の大きなヒントとなりました。

現在、化石研究部会をお世話いただいている岡崎先生ですが、あと僅かでご退職されます。

寂しいなぁ、、、。

 by クロちゃん

2010年1月30日 (土)

買い手を探してらっしゃるそうです。

Photo

以前「街の化石博物館」のコーナーで紹介した北九州市八幡西区黒崎にある旅館「きたや」にある巨大な珪化木2つ。http://maakunz.blog.bbiq.jp/blog/2008/10/post-c6ce.html

先日連絡があり、この珪化木の売却先を探してらっしゃるそうです。

金額は全く決めてなく、まずは相談でとのこと。

なにせ巨大ですから運搬費が掛かることも考えておかないといけないでしょうね。

気になった方がいらっしゃったら連絡してみてください。

旅館「きたや」 093-641-1507

2010年1月21日 (木)

地球ドラマティックの再放送

今日NHKで再放送された「地球ドラマティック」の『恐竜“エックス”を探せ! ~ゴビ砂漠 発掘大作戦~』

前回見逃していたので再放送が見れてラッキーでした。

何よりも隣の国「韓国」の恐竜化石の話しでしたので興味が湧きました。

それも白亜紀前期。

当時同じ大陸の一部だった日本にも各地に同時代の地層が分布しています。

日本でも、もっと多くの発見があって、当時の状況が解明できたらと思います。

 by クロちゃん

2010年1月10日 (日)

第299回化石研究部会報告

2010年1月10日、北九州市立自然史・歴史博物館 自然史友の会 化石研究部会の例会が博物館3階実習室で開催されました。

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今年初の博物館来館。

入り口には「ホワイトタイガー」の剥製が展示してありました。

なぜか東南アジアにしか見られない白いトラ。

突然変異と考えられていて、野生では10,000頭に1頭くらいしか見られないとか。

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第299回化石研究部会・室内講座のテーマは「福岡の脊椎動物化石」
学芸員の岡崎先生が博物館にいらっしゃったこの30年間に発見・報告された脊椎動物化石をまとめ、解説するというもの。

実は先生はこの3月にご退職されます。

今まで随分とお世話になり、私の人生を大きく変えた恩師です。

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内容は白亜紀のカメ・ワニ・恐竜から、鮮新世のミエゾウと様々な福岡県産出の化石の紹介・研究についての解説でした。

その中には、私が発見・寄贈させていただいた下関市の恐竜足跡や直方市のアミノドンの紹介もありました。

少しは私も貢献出来たのかな?とも思いましたが、まだまだ見つかるはずと考えられている化石が残っていますので、頑張って探していこうと思います。

これらの化石は博物館の岡崎先生らによって研究され、論文となって世界に発信されています。

 by クロちゃん

2009年12月21日 (月)

第298回化石研究部会報告

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私の所属する北九州市立自然史・歴史博物館・自然史友の会・化石研究部会の例会が、12月20日の13時から博物館3階講座室で開かれました。

今回のテーマは「足跡化石の研究+姫島のゾウ足跡」

担当学芸員の岡崎先生より解説が行なわれました。

日本でのこれまでの足跡化石研究のあゆみから、現在までに見つかっている全国の足跡化石産地などの話を聞きました。

足跡化石に関しては、強く私の興味を引く分野であり、子どものころから郷土の古第三系で「あるはず」と考え探していました。

結果、未だ郷土の古第三系の直方層群・大辻層群では発見に至っていません。

しかしその気持ちは山口県下関市で中生代の恐竜足跡発見へと繋がりました。

郷土での足跡発見ですが、決して諦めたわけではありませんので、もちろんこれからも探していきますよ♪

今回の例会、天気の悪い中の室内講座としては参加が多かったですね。

もうすぐ記念の第300回に近づいたということもあるかもしれません。

ちなみに300回は何としても参加したいと考えていて、今のところ私の別の予定は入っていないようです、、、。

参加のときは、またレポートしたいと思います。

ps.最近寝不足の私。例会中は体も頭もオフモードになっちゃってました、、、。

2009年11月12日 (木)

筑豊化石収蔵庫のこと

私設資料館である「筑豊化石収蔵庫」ですが、今週の土曜日に団体さんが見学にいらっしゃいます。

私が所属する自然史友の会のある会員さんが入ってらっしゃる水巻町の歴史研究団体だそうで、周辺の史跡を見学されたついでに寄られるとのこと。

私としては有難い話で多くの方に見ていただけるチャンスです。

ただ・・・二十数名様!(汗)がマイクロバスでいらっしゃるそうで・・・あの狭い収蔵庫で大丈夫かなぁとちょっと心配な私なのであります。

とにかく内容を少しでも充実させないと考え、まだ付けてなかった写真の説明やラベルをバタバタ作っています。

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写真に添付する説明文です。

ハサミで切って「のりパネル」に貼り、周りをカッターで切っていきます。

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こちらはケースの外の展示物のラベルをラミネート加工しているところです。

今度の土曜は休みを取って、朝から夜までいろんな予定を入れているけど、天気が心配なんですよね。

なんとか雨が降らずに済むと良いのですが、、、。

2009年10月30日 (金)

ウミユリ化石の標本を購入

最近古生代の地層を追っかけている関係で比較するための標本が欲しいなぁ~っと、買いましたぁ「ウミユリ」の化石。

ネットショップで購入したのだけど、通常ショップでもオークションでも結構お高いのです。

しかーし今回は某ショップが決算セールで安くなっていた上に私が以前利用したポイントが溜まっていたこともあり比較的安く手に入りました。

良かった♪

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ウミユリ Tholocrinus spinosus

アメリカ ケンタッキー州 Grayson Co.

石炭紀

ウミユリと言っても植物ではなく、ヒトデなどと同じ棘皮動物の仲間です。

2009年10月22日 (木)

呼野層群の調査

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ご無沙汰しておりました。

連日忙しくて更新遅れてしまいました。

最近の私ですが、福岡県に分布する古生代ペルム紀と考えられている呼野層群を調査しています。

写真はその様子。(ちゃくろさん撮影)

まだまだ分からないことだらけですが楽しみながらやっています。

もちろん、ビーチコーミングも時間をつくって行ってますよ♪

2009年10月18日 (日)

石灰岩を研磨してみました

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自宅から近い古生代の呼野層群から石灰岩の転石を採集。

中に化石が含まれているか研磨して確認してみることにしました。

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グラインダーを使い番号の小さなジスクから使用し、2000番まで交換しながら研磨します。

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結果この転石は弱い変成を受けた結晶質の石灰岩ではありましたが、ウミユリの化石が含まれていることが分かりました。

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これは別の転石の風化面ですが、こちらの方が変成度が低そうです。

2009年10月 4日 (日)

第295回化石研究部会 報告

私の所属する北九州市立自然史・歴史博物館 自然史友の会 化石研究部会の例会が本日行なわれました。

今回は室内講座でテーマは『アンモナイトについて』

講師は御前学芸員。

少年の頃からアンモナイトの魅力に嵌って、現在も研究されていらっしゃいます。

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アンモナイトとはどのような生物なのか?や、現生のオウムガイやイカとの比較。

また各地の産地や産出状況などの解説。

時代を追って巻きの変化の研究などの話しがありました。

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ノジュールの中のアンモナイトについて解説する御前学芸員。

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熱心に聞き入る参加者

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この巨大なアンモナイトは御前学芸員が採集されたそうです。

縫合線がはっきりと分かる素晴らしい標本です。

御前先生、貴重なご講演ありがとうございました。

自然史友の会は会員を募集しております。

興味がある方は北九州の「いのちのたび博物館」までお問い合わせ下さい。

2009年9月22日 (火)

田川市・第三紀地層散策 6

Photo

(マウス動かすの下手で、、、。汚い字だこと、、、。)

以前はこんな地層、筑豊地区では何処でも見れたのですが、、、。

2009年9月20日 (日)

田川市・第三紀地層散策 5

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福岡県田川市内での第三紀地層散策。

この前の場所とは別の場所での地層中の珪化木の立ち木の様子です。

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上から見るとこんな感じ。

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数箇所で植物化石を確認しましたが、転石でも写真のような木の葉が見れました。

葉脈まで良く分かりますが、種を判別するには足りない部分が多いですね。

2009年9月17日 (木)

グリーンのアンバー!?

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某宝飾品店に訪れた際に、たまたま目にし、気になったので店員さんに頼んで携帯にて撮影させていただきました。

このグリーンの美しいブレスレッドはアンバー製。

アンバー、そう、つまりコハクです。

コハクの色といえば、一番ポピュラーなのがウイスキーの色にも例えられる琥珀色。

でもコハクって樹木の樹脂が化石化する段階の条件の違いから様々な色が存在します。

イエロー・ブラウン・レッド・ブルー・ブラックなどなど、、、。

でもこんなに綺麗なグリーンは初めて見ました。

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良く見ると少し含有物があるのが分かります。

他の色のアンバーと一緒に並べられていて、店頭の説明文によるとグリーンは僅かしか取れないとのことでしたが、色の綺麗さに驚きました。

店員さん、撮影させていただきありがとうございました。

2009年9月 5日 (土)

歓迎!化石収蔵庫見学「地域のこどもたち」

Photo

今日は仕事が休み。

午前中は地域の子どもたちが自宅にある「筑豊化石収蔵庫」に見学に来ました。

私は地元で「地域安全推進隊」というものに所属していて、青色回転灯のついた車で定期的にパトロールをしています。

その時、登校時の子どもたちとふれあうのですが、先日収蔵庫見学を約束していました。

その約束の日が今日。

実際に地元から見つかった化石を見てビックリした様子。

化石って、小学6年生の教科書で習うのだけど、普通は博物館に行かないと見れないものと思っていたのでしょう。

まさか身近なところに存在していたなんて、ちょっとは地域の自然について考え方が変わったのではないかと思います。

プレゼントした化石、大切にしてくださいね。

今度は自分で探して採集にチャレンジしてみましょう。

2009年8月18日 (火)

お盆の夜は化石のクリーニング

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お盆の期間中、夜に最近採集してきた様々な化石のクリーニングをしていました。

化石は産地では少し大きめに周りの母岩と一緒に採集して持ち帰り、自宅で落ち着いて取り出します。

ところが、ところがですよ、、、。

写真のは違いますが、イトカケガイの完全体をクリーニング中、もう少しで終了というところで、なんと先端を欠かしてしまい、5時間くらい必死で探したのに見つからず、超ガッカリな結果になってしまいました(涙)

また見つけてやる!

2009年8月14日 (金)

恐竜ラボ2009 8

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北九州市立自然史・歴史博物館「いのちのたび博物館」で開催されている「恐竜ラボ2009」

ステゴサウルスの仲間「ヘスペロサウルス」の紹介です。

背中の板は体温調節をするためであるとか、敵から身を守るのに使用するであるとか諸説あります。

皆さんもこの骨格を目にして考えてみてはいかがでしょう。

2009年8月11日 (火)

恐竜ラボ2009 7

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北九州市立自然史・歴史博物館「いのちのたび博物館」で開催されている「恐竜ラボ2009」

恐竜の骨格組み立て標本が2体並んでいます。

奥が以前考えられていた姿勢。

手前が現在考えられている姿勢。

奥のものは、いわゆる「ゴジラ型」で立っています。

今では前傾姿勢で動きを感じますね。

2009年8月 7日 (金)

恐竜ラボ2009 6

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北九州市立自然史・歴史博物館「いのちのたび博物館」で開催されている「恐竜ラボ2009」

パクトロサウルスの全身骨格の組み立ての様子が展示してあります。

つづきまーす、、、。

日曜日の夕方

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日曜日の話ですが、娘と買い物に行って家に帰ったのが夕方、、、。

う~ん、ちょっと動きたいなぁ。。。

で、17時半から採集へ、、、。

最近日が長いから助かります。

その時採集した芦屋層群のグリキメリス(キッシュウタマキガイ)です。

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こちらはエゾバイ科の巻貝に付いたフジツボの化石。

時々このような状態のものを見かけます。

2009年8月 5日 (水)

恐竜ラボ2009 5

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北九州市立自然史・歴史博物館「いのちのたび博物館」で開催されている「恐竜ラボ2009」のレポートのつづきです。

写真は、なんと恐竜「サウロロフス」の皮膚の印象化石(レプリカ)です。

産地はモンゴル ブギンツァフ。

時代は白亜紀後期です。

柔らかい皮膚の形状が分かるなんて素晴らしいですね。

収蔵庫見学ありがとうございました。

今日は仕事が休みということで、自宅にある「筑豊化石収蔵庫」に見学者がいらっしゃいました。

ブログでコメントをいただいてから仲良くさせていただいている「ちゃくろさん」です。

好きな話題で、あっという間に時間が過ぎました。

写真は移動しての産地見学。

某所でコハクの露頭の観察をしました。

ちゃくろさん、お疲れ様でした。

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2009年8月 4日 (火)

恐竜ラボ2009に行こう 4

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恐竜ラボでは、化石骨のレプリカ(複製)作りの紹介もあります。

でっかい型ですよねー

以前私のブログでもレプリカ作りを紹介しましたが、こんなに大きなものは作ったことはありません。

材料代がハンパじゃなさそうです。

つづく、、、。

2009年8月 2日 (日)

恐竜ラボ2009に行こう 3

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今回の展示のテーマである研究室を再現した展示です。

化石のクリーニングからレプリカ(複製品)を作る行程が紹介されています。

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クリーニングに使用する道具も展示されています。

興味深いですね!

化石展につきましては博物館のホームページhttp://www.kmnh.jp/をご覧下さい。

レポートはまだ続きます、、、。

恐竜ラボ2009に行こう 2

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今回の企画展「恐竜ラボ2009」は、化石発掘現場や恐竜研究の様子などを紹介しています。

その中の一つのレポートです。

モンゴル・ゴヒ砂漠ブギンツァフでの恐竜「サウロロフス」の発掘の様子を、実物大のパネルの上を歩きながら見ることができます。(写真)

博物館の先生の話を皆さん真剣に聞いていますね。

2009年7月31日 (金)

恐竜ラボ2009に行こう 1

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現在、北九州市立自然史・歴史博物館「いのちのたび博物館」で開催されている企画展

「恐竜ラボ(研究室)2009」~よみがえれ!恐竜ワールド~

こどもたちの夏休み期間に合わせて8月31日まで開催されています。

詳しくは博物館のホームページhttp://www.kmnh.jp/から入って恐竜ラボのバナーをクリック!

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今回の展示は、林原自然科学博物館の特別協力により実現したものです。

写真はジュラ紀のアロサウルス。

動きのあるポーズが良いですね♪

つづく、、、。

2009年7月27日 (月)

第293回化石研究部会

私の所属する北九州市立自然史・歴史博物館 自然史友の会 化石研究部会の例会が26日、いのちのたび博物館ので行なわれました。

今回の例会のテーマは『特別展「恐竜ラボ2009」の見どころ』

まず実習室で担当学芸員さんからのパワーポイントを使った講義があり、その後特別展の会場へ移動して展示の説明を受けました。

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2009年5月16日 (土)

恋の浦の珪化木

  福岡県福津市津屋崎にある恋の浦海岸では県の天然記念物に指定された「珪化木」が観察できます。(珪化木は天然記念物のため採集は出来ません)

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玄海国定公園の一角にある恋の浦海岸はウミガメの産卵地でもあります。

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その海岸の防波堤の先に見える地層に天然記念物の珪化木群があります。

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新生代第三紀に堆積した美しい地層を観察しながら少し先に歩いていくと、、、。

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地層中に黒や灰白色の珪化木が見えてきます。

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珪化木は全て横になっていて流されてきたことが分かります。

周辺の地層を観察すると火山噴出物が多いですね。

この珪化木群は何かの理由で焼かれた後、土石流や火砕流によって運ばれたようです。

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これらの珪化木の種類ですが、ブナやカエデ、サクラやスズカケノキなどだそうです。

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地層一面珪化木だらけなの分かります?

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そばでは火山豆石が観察できました。

これは雨粒に火山灰がついて出来た物と考えられています。

2009年4月29日 (水)

恐竜の歯化石を購入しました。

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仕事柄、歯の化石に目が無くて、ここ数ヶ月の間に恐竜類の歯を購入しました。

上から「ナノティラヌス」

「ドロマエオサウルス」

「レバッキサウルス」です。

歯って、その生物の生活が見えてきて面白いんですよ。

たぶんこれからも少しづつ買い足していくでしょうね。

まぁ財布とよく相談しないといけませんが(汗)

2009年3月28日 (土)

私設化石収蔵庫計画 10

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少しづつ展示を増やしている私設「筑豊化石収蔵庫」ですが、石材の中の化石コーナーの紹介です。

向かって右がドイツ産の石灰岩(ジュラ紀)で商品名は「ジュライエロー」、アンモナイトやべレムナイトを含んでいます。

ちなみに「ジュライエロー」の下の石材は、友人が福岡市天神地区の某有名ビルの床の施工に使った時、予備に仕入れていたものを譲っていただいたものです。

その他の石材ですが、中央上の黒いのがモロッコ産・デボン紀のオルソセラス(直角貝)。

下のグレーっぽい石材はパキスタン産・新生代の貨幣石。

左下がドイツ・ゾルンフォーフェン産・ジュラ紀の魚類(レプトレピス)です。

2009年3月19日 (木)

またまた珪化木の研磨に挑戦中 4

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先日の珪化木、あれから数種類の研磨方法を試したのですがダメな方法もあって色々勉強になりました。

さて研磨の終了した珪化木ですが、100円ショップで買ってきたキャスター付きの植木鉢置きにクッションを敷いて載せ、「筑豊化石収蔵庫」に展示しました。

2008年10月20日 (月)

私設化石収蔵庫計画 9


名称がコロコロ変わってますがご了承を。
まだ正式名称を決めていないので(汗)
たぶん「筑豊化石収蔵庫」あたりで落ち着きそうな、、、。

現在入り口に「ひさし」を取り付けようと内装を剥がして補強を入れる工事をしています。
なにせ一人で仕事の合間に時間を見つけて作業をしているので、なかなか捗りません。
はぁ。。。

2008年9月23日 (火)

野外散策で


昨日から一睡もせずに今朝8時まで残業して帰宅。
途中、直方層群の地層が露出している場所があり、眠気を忘れて観察、どうやら河川堆積層のようであった。

家に帰り風呂へ。食事をした後、14時まで爆睡してました。
起きてから着替えていると抜群のタイミングであべさんからメールが、、、。
一緒にフィールド調査に出掛けました。

結局その場の成り行きで山に登ることに決め、獣道を辿りながら急斜面を登って地層の観察をしました。
今日は高温多湿で汗びっしょりになりながら地層の写真を撮りました。
足元には赤・青・茶色といった様々なキノコがたくさんありましたねぇ〜。中には美味しそうなキノコもありましたが素人には恐ろしくて手は出せませんね。

写真は山の中にあったイノシシのぬた場です。

2008年8月31日 (日)

忘れられない日!

今日は朝から高速道路を使って北九州市小倉南区へ行ってきました。
理由は最近私とあべさんで追っている白亜紀の関門層群の石灰岩礫の産状を見るためです。

私達が調査している筑豊地区と、すでに調査研究されている北九州地区とを比べたくて一人車を走らせたのですが、桜橋付近で車を降りて歩いている時、なんとコンクリート建造物につまずいてしまって、思い切り派手に転んでしまいました。

気がついたらアスファルトに寝っ転がっていて最初何が起こったか分かりませんでした。が、すぐに痛みが、、、。
「転んだんだ!」
恥ずかしさに起き上がると周りを見渡す私。
「おじさんがこっちを見てるぞ」
私は何事も無かったように見えない所まで歩きました。
体はというと手のひら、腕、膝に痛みが、、、。
特に腕が痛い。
「ヒビ入ってないだろうか」
出血している手のひらや膝より腕が気になりましたが、しばらく様子をみると何とか動かせるようで、、、。

すっかり気落ちしてしまった私でしたが、せっかく来たので足を引き摺りながら地層や転石を見て回りました。
その後近くの採石場跡に移動し、目当ての地層中から化石を見出そうと頑張りましたがなかなか見つからない。
あげく植物のトゲは刺さるわ蚊に20箇所くらい刺されるわでさらに凹みました、、、。
しかし、よく探すとありました!
3センチくらいの石灰岩礫にフズリナが♪
「貴方を探してたのよ〜ん」

北九州地方の平尾台石灰岩にはマグマの熱の影響で含まれていたであろう古生代の化石は消えてしまっていますが、マグマの熱を受けていなかったと考えられる中生代白亜紀前期1億2000万年前頃に水流によって運ばれ堆積した礫岩層中には
フズリナやウミユリ、サンゴなどが見つかることが分かっています。

地層の写真を撮り、とりあえず目的はクリアー出来たので、もと来た小倉南インターから高速にのり自宅のある飯塚へ帰りました。

八幡インターを下り、途中のコンビニでアイスを買おうと(アイス大好きなもので)車を停めたところであべさんから電話が入りました。
この日筑豊地区某所で一緒に石灰岩礫の調査をすることになっていたのです。
あべさんは現地に着いたとのこと。
私もバタバタ向かいました。

石灰岩礫の調査はとにかく根気が要ります。
もう随分前から追っていますが、なかなか成果は上がらず仕舞いで、、、。

しかし昨年あべさんと一緒に本腰を入れて調査を始めると少しづつですが前に進みだしたのです。
見えてきたものを確信に変えたい!
二人そう願っての調査です。

今日もその調査の日。
しっかし暑い。
暑い。
暑い。
暑い!!!
おまけに午前中の転倒で体中が痛い!

化石の調査ってほとんどが空振りで、ちょっとの成果に喜びを感じるものです。
そんなものなんです。

「あー、ない。今日はツイてないなぁ」

どれくらい時間が過ぎたでしょうか、3時間は石とにらめっこしていたときです。

「ん?あれ?もしやこれは、、、。」
ちょっと大きな声だったけど、あべさんは気付いていない様子。
もうちょっと一回り探してからあべさんに見せよう。

そして、あべさんに「どうです?何か見つかりました?」と
声をかけて近づいていった時、前にあった石灰岩礫が気になって拾い上げた、、、。

「あ!あったー!」

思わず大声で叫びました。
なんと今日2つの成果がありました。

これであべさんと私合わせて標本は3つになりました。
目標達成です。

「確信だ!」

「バンザーイ!」

何のことか、これからちゃんと調べて北九州自然史友の会誌に投稿します。


2008年8月19日 (火)

私設資料庫計画 8


毎日暑い日が続きますね。
皆様はいかがお過ごしでしょうか。

私の方はと言いますと、展示に使うガラスショーケースのリフォームも終わり、いよいよ化石の陳列を開始しました。
あれからガラスケースの中古を一つ追加して合計6ケースに並べていっているのですが、なにせ資料が多すぎて選択に困りますね、、、。
標本の中心はあくまでも地元のもの。
昨年飯塚市歴史資料館で開催した「筑豊とその周辺地域の化石展」でご協力いただいたあべさんの資料もお借りして展示します。
展示スペースに限りがあるので、そんなに多くは展示できないのは残念ですが、、、。

さて、とりあえず仮名称を付けるとしましょう。
「筑豊化石収蔵庫」
う〜ん、どうでしょうか?
郷土の名称は必ず入れたいという思いがあります。
それと資料館と言うほどの規模でもないことからこんな名称になるのかなと思うのですが、、、。
他にいい名称ありましたら教えてくださいね。

日曜日、あべさんが近くまでフィールド調査に来られていてついでに収蔵庫に寄られました。

二人で話していると、今後ここを拠点にして資料をまとめたり、新たな展開を考えていく必要があるねという意見で一致しました。
まずは完成を目指します。

2008年8月 7日 (木)

私設資料庫計画 7

ブログ更新が滞ってしまってすみませんshock
現在空いた時間を利用して、一人コツコツ作業しております。

前回から今までに、網戸設置、ブラインド設置、エアコン設置、通路のアプローチ部分工事と進み、またショーケースを1つ仕入れてきてレイアウトを考え中です。
シューケースは現在5つ、まだまだ十分には足りてはいませんが、とりあえずこの数で仕上げてみようと思います。

今後セキュリティを強化した後、標本を並べてみれば、「もっとこうしたほうがいい」というところが出てくるかもしれませんね。

ある程度落ち着けば途中になっている「芦屋層群の化石」シリーズを再開しますので、、、。

もうしばらくお待ちを。

2008年7月28日 (月)

私設資料庫計画 6


遅くなりましたがshock前回からの続きです。
今回の床の石材のこだわった点は、全て天然の大理石(石灰岩)を使用していることです。
石材は採れなくなると次々に生産中止になります。ですので現在手に入らない貴重な石材も含まれています。

友人が石材を床に合わせてカットしているところです。
天然石は変な所からパリッと割れることがあるので慎重に作業しています。
う〜ん、さすがプロだぁ


角を取っているところ。
このような石材の隙間を埋めるためにカットした石はマゴと呼んでいるそうです。

ご覧のように数種類の大理石を使用しました。
あくまでも余りを使用しているため数を合わせる必要があったのです。
ちなみに友人が貼っている石材はこの中で一番高価で\8000もするそうです!
友人に感謝!

友人が貼ってくれてから後日、暇を見て目地を打ちました。
どうでしょうか?
84枚もの世界各地の石材を使用した床。
石灰藻や貝類などの化石も含まれていますので床も立派な展示物・教材です。


こちらは手に入れたガラスケースの一つ。
結局この後、分解して塗装しなおし、フェルトの色も気に入らなかったのでグレーの素材を量り売りで購入して張り替えました。
他のガラスケースも足が無いのは付け直したりしてリニューアルしました。
まだケース調達しないと、、、。

後で色が褪せるかもしれないと不安もありましたが、思い切って扉をイエローに塗り、イギリス産のアンモナイト(ダグチリオセラス)のレプリカをレジンで作って扉に可愛く装飾しました。

まだまだつづく。。。

2008年7月22日 (火)

私設資料庫計画 5

3連休終わっちゃいましたね。
と言っても私は仕事、、、。
そのうち2日は、なんと徹夜(>_<)
いやぁきつかったなぁ。。。

さて本題、連休前の平日、計画していた床張りを実行しました!
今回は強力な助っ人が床張りをしてくれました。
石材を提供していただいた石材施工業の友人とその息子さんです。
貴重な時間を使ってこの計画に協力していただきました。
本当に感謝感謝です!

まずは下地に接着増強剤を塗り、放置して乾燥させます。
施工していただいているのは友人の息子さんです。

接着増強剤が乾燥すると、少しベタベタした感じになります。
その後、合成樹脂系のタイル接着剤を塗り石材を貼っていきます。

今回「素人じゃ難しいよ」と言われたのが、この面合わせです。微妙に異なる天然石の面を合わせるのにゴムハンマーで叩いているところです。
今回使っている大理石(石灰岩)は、もともとクラックも多く欠けやすいのが特徴で貼るのにコツがいるようです。

はみ出た接着剤を水を含ませたスポンジで拭き取っているところです。

室内は良かったのですが、この日は猛暑で外での作業は辛く、アウトドア用品を活用しました。
日陰をつくるだけでなかなか快適なんですよね。

つづきます。。。

2008年7月13日 (日)

私設資料庫計画 4

「私設資料館計画」改め「私設資料庫計画」の4です。
「館」とは大きな建物を意味しますので、とりあえず「庫」の表現で進めていきますね。

こちらは先々週(もうちょっと前かな?)の様子。
外に使う石材のレイアウトを考えているところです。

こんな感じかなぁ。。。と大体レイアウトが決まったところ。
なかなか良い感じでしょ♪
ゾルンフォーフェンの石灰岩にはウミユリやアンモナイトが含まれています♪

先週生コンを打って石材を固定しました。
使ったコンクリートは200キロ!
ここまで私一人でコツコツやったのだけど、さすがにこの日は腰が痛くなりました(苦)
でもシップを貼ってたら数日で治りました♪

建物の内装に関しては素人は難しいということなので後日職人の友人に手伝ってもらう予定です。

「シーラカンス展」レポート


いよいよシーラカンス展が始まるということで北九州市立自然史・歴史博物館「いのちのたび博物館」に行ってきました。

平成20年7月12日、開会式が多数の来賓を招いて行なわれました。
子どもたち、待ち遠しいね♪

入場開始!
大陸移動の証拠の化石や生きたカメのゾーンを過ぎると世界最大のシーラカンス骨格復元模型が!

ブラジルの大きなシーラカンス化石の他、世界各地のシーラカンス化石が展示されています。
これはドイツのゾルンフォーフェン産のシーラカンス。

こちらはレバノン産のシーラカンス。
レバノンの化石ってエビの化石が有名ですよね。私も一つ持っているのですが一緒に入っている標本って初めて見ました♪

シーラカンスと共に今回目玉のブラジルの魚類化石も多数展示してあります。

ここって通路なんですが、足元にあるのって、、、?

ブラジルの魚類化石群です!
もちろん本物です!

この通路の両サイドには、これまたおびただしい数の魚類化石が!
このブラジルの化石は福岡地所株式会社さんから博物館に寄贈されたものです。

子どもさん向けには体験コーナーもありますよ。
(ちなみにモデルは自然史友の会・化石研究部会の会長Hさんです)

アクアマリンふくしまによるシーラカンス水中実写映像も会場で見ることが出来ます。
また、CT画像も見れますよ。

シーラカンス展を記念して、アクアマリンふくしまさん等で販売しているシーラカンスグッズが売店で販売されています。
私は携帯ストラップを買いました♪

このシーラカンスのぬいぐるみなんて良く出来ていると思いません?
万が一売切れの場合はご容赦下さい。

他にもたくさん撮影したのだけどピンボケが多くて反省、、、。
皆さんは是非この機会に会場で実物を見てくださいね。

2008年7月 7日 (月)

シーラカンス展


平成20年7月12日(土)〜8月31日(日)の日程で、北九州市立自然史・歴史博物館「いのちのたび博物館」に於いて、夏の特別展【シーラカンス展】が開催されます!

世界各地から発見されたシーラカンスの化石から大陸移動を紐解くことが出来ます。
会場にはその解説や世界初公開となる全長3.8mもの世界最大のシーラカンスの復元骨格模型が展示されます。
また先立ってテレビ等で報道されたシーラカンスプロジェクトのインドネシアシーラカンスの水中映像(アクアマリンふくしま)をはじめ最新のシーラカンス研究が紹介されます。

その他圧巻なのが《ブラジル産魚類化石が敷き詰められた壁と床》です。
ノジュールに含まれた化石が1719点!(植物化石を含む)
いやぁ度肝を抜かれますよ!

特別展観覧料は、大人600円、高・大学生500円、小・中学生400円、未就学児は無料です。
常設展(大人で500円)は別料金となっております。
常設展と特別展両方観覧される方はセット券(大人で1000円)がお得です。
なお特別展のみ観覧ですとローソンチケットで購入できる前売り券がお得ですよ(大人で500円)

夏休みは、ぜひご家族で「いのちのたび博物館」へお越し下さい。

詳細はこちら
http://www.kmnh.jp/coelacanth/Welcome.html



2008年6月23日 (月)

私設資料館計画 3

私設資料館計画に進展があったのでご報告します。

6月18日、購入した中古のユニットハウスを搬入しました。
設置場所は父の畑の一角です。

トラックのクレーンにて設置します。
実はこの後、畑にトラックが埋まってしまって大変でした、、、。

仮置き設置完了!
電気も引かないといけないし、冷房も欲しいし、、、。
でもお金が、、、、。
内装も外装もやりたい。
ぼちぼちやるかなぁ。。。

現在の様子です。
石材屋を営んでいる古くからの友人に「タダ」で御影石のブロックを貰って土留めをしました。

紙製標本箱


皆さん採集した化石をどのように保管してますか?

この度、北九州市立自然史・歴史博物館「いのちのたび博物館」のミュージアムショップ内にて紙製の標本箱の販売が始まりました。

蓋のない紙製ですが、とにかく安価なのが◎
小型から中型の標本が対象になりますが、厚みは関係ないですしラベルと一緒に入れられるので標本の整理に便利です。

2007年10月14日 (日)

化石のレプリカ作り5

着色に使用するのは画材のアクリル絵の具「リキテックス」です。これらの絵の具を重ねたり混ぜたりして使用します。
パレットは100円ショップに複数枚入ったものがあり便利です。
(使用する絵の具は基本的に艶消しです。歯の化石などで艶がある場合は着色した後で表面に「リキテックス」の艶出し材「グロスポリマーメディウム」を塗ります。)
実物を観察しながら薄い色から下地を塗っていきます。広い筆細い筆を使い分けて仕上げていきます。写真のものは随分前に作ったものですが、今見ると色の濃さが違いますね。右が実物、左がレプリカ。

こちらは最近作製した福岡県直方市で発見したアミノドンの犬歯です。手前が実物、奥2つがレプリカです。

最初塗り始めは大丈夫かなぁと思いますが、時間をかけて、薄い色から重ねて塗っていくと、次第に本物に近づいていきますよ。

2007年10月 9日 (火)

化石のレプリカ作り4


シリコーンの型に液を入れ、レジンの粉を振りかけます。これを雄型雌型両方に行い(若干多めに)、型を張り合わせます。この時余分なレジンがはみ出してきますので可能なかぎり千切り取ります。
後はしっかり圧をかけて保持し固まるのを待ちます。
10分もすると上の写真のようなレジンのレプリカが出来ます。
この時、はみ出したレジンのバリがあったらナイフやルーターで削り取ります。
取り出したレジンのレプリカです。
歯科用のレジンですが、色はアイボリーやピンク、クリアーなどがあり、化石のレプリカにはアイボリーが最適です。アイボリーにはA2とかA3とか色の種類がありますが、アイボリーであればどの色でも良いです。

この後、着色へと移るのですがアイボリーが一番色の表現がしやすいのです。

つづく。。。

2007年10月 7日 (日)

化石のレプリカ作り3


前回紹介したシリコーンパテですが、量が多くてお気に入りなのがこの商品。
一応紹介しておきますね。
次にパテに詰めるレジンの紹介です。
これも歯科用で常温重合レジンといって、歯科で仮歯などを作製するのに使うもので、液と粉を混ぜると固まります。
メーカーや商品によってそれぞれ特性があり、固まる時間の早い遅い、また気泡が入りにくいものなど様々です。

つづく。。。

2007年10月 4日 (木)

化石のレプリカ作り2

更新お待たせしました!

今回レプリカ作りの説明に使う化石は、博物館内のミュージアムショップなどで比較的安価で手に入る白亜紀のモササウルスの歯(モロッコ産、もちろん本物)です。

さて、型取りに使うのはこれ「歯科用のビニルシリコーン印象材(歯科用ゴム質弾性印象材)」です。歯医者さんで口の中の型を採るのに数種類の素材がありますが、化石に適するのがこの材料。ただ値段が高い!(涙)
(この材料ですが、上の画像にあるように歯科用品メーカー各社から出ていて、内容量と値段を比較して上手に買うことをオススメします。ちなみに私は歯科技工専用のものを値切って購入していますが、有名メーカーの物と比較すると約半分の購入金額で済みました。上の画像のものは安くはないです。)

中身はこのようなパテで、2種類のパテをスプーンで量りながら同量取り、手で素早くこの2種のパテを混ぜ合わせ、標本の片面に押し付けます。もたもたしてると固まっちゃいますので注意です。

コツはテーブルなど平らな面にパテを置いて標本を押し付けることですかねぇ。固まったら、残っている標本の表面にまたパテをかぶせる準備をします。カッターでクサビ状の切れ目を入れてあげます。

もう一度パテを練ってかぶせるのですが、その前にパテとパテが合わさる部分に分離材として鼻の頭の油を薄く延ばして塗ってあげます。別の油でも良いのですが面倒な方は鼻の頭の油で十分です。そしてパテをかぶせます。

固まったらパテを外し標本を取り出します。標本の隅々までパテが行き届いているか確認し、2つのパテの型がクサビで綺麗に合い動かないかも確認します。ここまで問題なければ次のステップに進みます。

つづく。。。

2007年9月25日 (火)

化石のレプリカ作り1

以前から紹介するする言ってた化石のレプリカ作りの話をスタートします。

博物館で実際に行なっている手法を元に、歯科技工士という仕事を生かして私が行なっている製作法を紹介することにします。

まず一回目は、レプリカの役割について書きますね。

貴重な化石の発見があった場合、多くの研究者が目にしたいと思うでしょう。
研究のためには他の標本と比較検討したりするものです。
そのような研究者は日本にとどまらず世界中にいらっしゃると思われます。

ところがその化石標本はというと、世界でたった一つしかなかったり、とても脆く、保存のため手に触れるのを控えねばならなかったりと、なかなか簡単には研究に使えない場合があります。
そこで活躍するのがレプリカ(複製品)です。

レプリカがあれば、より多くの人に見ていただけますし、化石実物の破損を気にすることなく、手にとってじっくり観察することも可能になります。

博物館や資料館にあるレプリカは、そのような理由があるのです。

つづく。。。

2007年9月24日 (月)

アミノドンの犬歯のレプリカ2


こちらの画像にある画材はアクリル絵の具のリキテックスです。

標本をよく観察し、どのような色が含まれているか判断して絵の具を選択します。

まず薄い色から塗り始め、重ね塗りをして風合いを出していきます。

レプリカに関してはまた別の機会に詳しく紹介したいと考えているのですが、なかなか忙しくてパソコンに向かう時間が取れなくて(^∪^;)

気長に待ってください。
すみません。。。

2007年9月21日 (金)

アミノドンの犬歯のレプリカ


写真は、今年の一月に福岡県直方市頓野の第三紀層(大辻層群出山層)から採集したサイの仲間「ザイサンアミノドン」のものと考えられる左下顎犬歯の実物(手前)と、そのレプリカです(奥二つ)。

実物の方は、先日の化石研究部会例会の際に北九州市立自然史・歴史博物館に寄贈してきました。

今後、古脊椎動物担当の学芸員である岡崎先生によって学会等において報告される予定です。

筑豊地区の古第三紀層からの哺乳類の報告は非常に少なく、貴重なものです。

これからさらに筑豊地区各地から標本が追加されることを望んでいますので、皆さんのお手元に「これはもしかしたら、、、。」というようなものがありましたら、ぜひ博物館にお持ちいただいて鑑定してもらってください。
よろしくお願いします。

現在手元にあるレプリカの一つは時期をみて地元にある公共施設に寄贈して展示していただこうと考えています。

出来るだけ多くの人に、大昔このような動物が生息していたことを知っていただいて郷土に関心を持っていただけたらと思っています。

2007年9月16日 (日)

第271回化石研究部会「貨幣石の話」

今日は私の所属する北九州市立自然史・歴史博物館「いのちのたび博物館」自然史友の会 化石研究部会の例会があり、室内で担当の学芸員の岡崎先生の話しを聞きました。

今回の話しのテーマは「古第三紀の示準化石・貨幣石について」です。

古生代に栄えたフズリナや、現生の石垣島などに生息する有名な星の砂と同じ有孔虫の仲間である貨幣石について殻の構造や生態について解説がありました。

貨幣石は絶滅種ということで、その生態には非常に興味を持っていましたのでとても勉強になりました。

日本では僅かに数箇所からその産出が知られていますが、九州では天草が有名ですね。

私は以前、沖縄の海岸の地層中で貨幣石を見つけたことがありますが、ツアーで行った先だったので採集できず残念だった思い出があります。

さてさて話が一通り終わった後、実験をすることになりました。

使用する標本は、福津市在住の会員のKさんが以前エジプトに旅行に行った際、採集された貨幣石です。

エジプトと言えば、ピラミッドに使われた石の中にも貨幣石が含まれていますね。
 

エジプト産の貨幣石です。
大きなものと小さなものとありますが、写真のものは小さなタイプです。
なんだか分かりにくいですね。


真ん中から割った岡崎先生の標本です。
このように中の構造が観察できる標本を作ってみようと実験が始まりました。(横の指先から大きさが分かります)

某100円ショップで買った金属トレーをコンロに掛け、貨幣石を入れて弱火でゆっくりと熱します。

トレーが熱くなっているので、注意しながらピンセットを用い貨幣石をコップの水に落とします。急冷して割ろうという事です。上手くいけばこの時点で割れてくれます。

割れなかった標本は再び水から取り出してトレー上で熱します。
写真の一個体は綺麗に割れていますね。
トレーに顔が映ってますが幽霊ではありませんので念のため。

この作業を繰り返せば小さな貨幣石は綺麗に割れてくれました。ただ大きな個体(写真)はなかなか割れてくれませんでしたし、割れても真ん中から都合よく割れずバラバラになりました。

今日私が頂いてきた標本です。
殻の内部がはっきりと観察できる状態になりました。
周りが少し欠けていますが、もともと熱する前から欠けていたものです。


今回の実験では熱をかけ過ぎると標本が赤くなってしまうので注意が必要です。(トレーも変形します)
標本の状態(風化の進行度など)によっても結果は変わると思われます。

2007年8月26日 (日)

「化石展」関わっていただいた皆様ありがとうございました

「筑豊」にこだわった郷土の化石展をやりたい。
小学生の頃から思っていた夢が実現した「筑豊とその周辺地域の化石展」も本日8月26日、幕を閉じました。

今日は朝から様々な催し物があったこともあり、午後からの私の講演もたくさんの方に聞いていただいて、とても有難く思いました。

見学していただいた皆さんが、大昔の郷土はどんなだったか、少しでも興味を持っていただければ嬉しく思います。

今回の化石展がどんなものだったのか、ちょっと写真で振り返ってみます。

導入部、古生代から中生代にかけての化石を展示したスペースです。
中央には、筑豊地区(宮若市・直方市)で見つかった白亜紀魚類化石を展示しました。

こちらは宮若市千石などで見つかった白亜紀のカメやワニの歯や骨、ソテツ類やイチョウ類、シダ類などの植物化石、巻貝や各種イシガイ科などの二枚貝類の展示です。

新生代の化石を展示したゾーン。
筑豊炭田を産み出した植物化石などを展示しました。
直方市のイオンやバイパス周辺から見つかったコハクも多数展示しました。

直方市以北〜北九州市に分布する海成層の芦屋層群の様々な貝化石を展示したコーナー。
多くの種類を一度に目にすることは、なかなかありませんのでやりたかったんです。

芦屋層群で見つかった現在の鯨の祖先、ハクジラなどの展示。
奥に見えているのは以前、宗像市の直方層群で見つかったコリフォドンの展示です。発見時の写真も展示しました。

歯科材料を用いた化石のレプリカ(複製品)作りを紹介したコーナー。手前は化石を取り出すコーナー(写ってませんが)。奥は人間と恐竜の歯を比較したコーナー。食べるものによって歯の形が異なります。

今回の目玉となった直方市で今年1月に見つかった約3500万年前のサイの仲間「ザイサンアミノドン」の犬歯と周辺から見つかったメタセコイア化石。発見時の写真や復元図、復元模型も展示しました。


その他にも周辺地域で見つかったアンモナイトや韓国の恐竜足跡化石のレプリカ、芦屋層群のサメやエイ、ペンギンモドキ。
また化石を含んだ世界の石材などを展示しました。

「化石展」でご協力してくださった筑豊地区の教育委員会の皆様、北九州市のいのちのたび博物館の先生、化石研究部会の会員の皆様、報道していただいた各社記者の皆様、そして展示会に足を運んで観覧いただいた全ての皆様、本当にありがとうございました。

来てくれた子ども達、野山で化石の大発見期待してますよ♪

また数年後、このような企画を実現したいと考えています。
その時はまた宜しくお願いします!

今日は「化石展」最終日

8月2日から開催してきた「筑豊とその周辺地域の化石展」(飯塚市歴史資料館)も今日で最終日となりました。

13時からは私の2回目のギャラリートークがあるのですが、前回とまったく同じではつまらないので、少しだけパワーポイントネタを増やしました。

さてさて、今日は早くからいろいろ催し物があっているので行ってきます。

今朝は仕事から帰宅したのが午前4時だったので多少疲れているけど頑張ってきま〜す!

2007年8月18日 (土)

吉母層の貝化石


今日は朝から以前採集した山口県の豊西層群吉母層の貝化石の分類をしていました。

なかなか二枚貝類の分類が難しくて頭を悩ませています。
幼体と成体の違いもあるし(丸み)、一応分けてみたけど「う〜ん」一部の種がイマイチよく判らない。

とりあえず化石展に並べてみますので、詳しい方がいらっしゃいましたらご教授ください。

2007年8月 9日 (木)

「コハク」の展示コーナーの紹介


福岡県飯塚市の飯塚市歴史資料館で開催している「筑豊とその周辺地域の化石展」での会場の一角にある「コハク」コーナーです。

このコーナーには、直方市や中間市から採集した新生代第三紀の時代のコハクを展示しています。

おそらく筑豊地区から北九州地区にかけて発見されたコハクなんて皆さん目にされたことはないと思います。

直方市のコハクは、現在イオンショッピングセンターがある周辺から採取したものです。

「筑豊とその周辺地域の化石展」今後の予定


写真は化石展が行なわれている飯塚市歴史資料館です。

2007年8月2日から開催している化石展ですが、実はまだ依頼している写真パネルが全部揃っていない(あと数枚)という状態ですが週末には間に合うようです。

さて、今後の予定をお知らせしておきます。

会期は26日までで、その間は無休で9:30〜17:00
(入館は16:30まで)までで開催しています。

会期中、12日の日曜日と26日の日曜日の両日、13時から一時間程度ギャラリートークを致します。

ギャラリートークでどのような話しをしようかと考えたのですが、はじめに直方市で発見したザイサンアミノドンの犬歯の発見の経緯と意義をパワーポイントを用い解説したあと、場所を展示室に移して筑豊各地から見つかった化石の説明をしたいと思います。

ぜひ多くの方に来ていただきたいと考えていますので、皆さんよろしくお願いします。

「世界最大の翼竜展」行きました?


私の方の化石展の準備が忙しく、翼竜展のレポートが遅くなっちゃいました。
写真は北九州市で開催されている翼竜展の開催直後のものです。
しっかり直ぐに見に行きました。

今回の目玉は何と言っても「ケツァルコアトルス」(言いにくい。。。)の復元模型でしょう。
とにかくデカイ!
大空を飛んでいた姿を実際に見てみたいものです。
CGで再現した歩く姿も興味深いですよ〜

2007年8月 7日 (火)

新聞記事とテレビのニュース

ここ数日いくつかの報道関係者から取材を受けたのですが、どこも熱心に取材をしていただき、とてもありがたく思いました。

昨日の朝のこと、いつも購読している西○本新聞さんの新聞が複数部届けてありました。
「もしや?」
新聞の筑豊版を広げてみると、大きく私のことが紹介してありました。
それも私が伝えたかった事がちゃんと書いてある。
「記者さんに伝わっていた!」
郷土に対する思いや、子どもたちに望む思いなどが丁寧に一つ一つはっきりと書いてありました。

取材された記者さんに感謝です!

連日、化石展の準備の疲れから病院に行ったりしてたんだけど、今回行動に移して良かったなぁとしみじみ思っています。

協力していただいた全ての方々に感謝です。

記念講演


8月5日、「筑豊とその周辺地域の化石展」が行なわれている飯塚市歴史資料館に於いて、北九州市立自然史・歴史博物館の学芸員でらっしゃる岡崎美彦先生が「おおむかしの筑豊の動物たち」の演題で話をされました。

この地方から、どのような化石が見つかり、どう研究されているかを分かりやすく解説していただきました。

岡崎先生、貴重な講演ありがとうございました。

2007年8月 4日 (土)

直方市の「ザイサンアミノドン」


テレビニュースや新聞の地方版でご存知の方もいらっしゃると思いますが、福岡県直方市頓野の新生代第三紀の大辻層群の地層から今年1月、奇蹄類のアミノドンの犬歯(写真)を発見しました。

私のブログをずっとご覧の方には、メタセコイアの化石を採集した場所と言えばお分かりでしょうか?

発見時のエピソードについては、またあらためてご紹介しようと考えていますが、炭鉱で栄えたこの筑豊地区で、なぜ哺乳類の化石がなかなか見つからないのかと、子どもの頃から探し続けて25年以上経った今年、やっと見つけることができました。
いやぁ長かったぁ〜

ちなみに今回の標本は、歯冠に2本の特徴的なエッジがあり、いつもお世話になっている北九州市立自然史・歴史博物館の岡崎美彦先生に鑑定を依頼したところ、兵庫の神戸層群から見つかったザイサンアミノドンの犬歯の特徴に非常に良く似ていることから、属であるザイサンアミノドンで問題ないでしょうとの鑑定になりました。
先生には直接神戸標本と比較していただき、後でその時の写真を見せていただきましたが、ほんとによく似ていました。

直方の地層の様子をみると、どうやら当時は河川だったようで、氾濫原のような所だったのかもしれません。

第三紀の地層は、筑豊地区全域で普通に見られる地層ですので、細かくもっとよく見ていく必要がありますね。

なお、この標本は8月2日から飯塚市歴史資料館で始まった「筑豊とその周辺地域の化石展」で公開しています。

26日まで公開した後は、研究のため北九州市立自然史・歴史博物館に寄贈する予定です。

2007年8月 1日 (水)

「筑豊とその周辺地域の化石展」いよいよ明日から

連日あまり睡眠時間が取れない生活をしております(汗)
が、いよいよ化石展の開催が明日というところまできました。

昨日は展示のレイアウト決めなどで仕事を休み、朝から始めて夜11時過ぎまでやりました。
でも・・・終わらない(汗)

今日は仕事を夕方抜け出して、設営を手伝いに資料館へ。
でも・・・説明板や写真パネルが多くてまだ途中。
化石はちゃんと並んでいます。
学芸員の先生まだやってるかなぁ。。。
私は溜まった仕事を捌かしに、今から仕事に行ってきます。

昨日から新聞やテレビ局数社からの取材を受けていますので、地方版くらいには載るかなぁと思います。
取材していただいた記者の皆様、宣伝よろしくお願いいたします。

明日は朝のうち化石展会場に顔を出す予定です。

では、仕事行ってきま〜す!

2007年7月29日 (日)

ポスターが出来上がりました


8月2日から26日まで福岡県飯塚市の飯塚市歴史資料館で開催する「筑豊とその周辺地域の化石展」のポスターができあがりました。

7月31日には開催にあたり記者会見も予定しております。

その記者会見では、今回の1番の目玉となる筑豊地区発見の第三紀のsign02化石を公開する予定です。

ブログでも、この件に関してはもうしばらく公開を控えておきますね。

ちなみに新生代の展示ですが、筑豊と言えば筑豊炭田ということで、第三紀の直方層群・大辻層群の植物化石を中心に展示します。
もちろん、ブログで紹介したコハクも多数展示しますし、宗像で発見された哺乳類化石コリフォドンのレプリカなども展示します。

また、山田市教育委員会と直方市石炭記念館から、山田市内の炭鉱から見つかった海成層の貝化石の展示や、糸田町教育委員会から町内から発見されたナウマンゾウの臼歯化石も展示されます。

その他にも周辺地域ということで、海成層の芦屋層群の化石も併せて多数展示します。
芦屋層群の化石は世界的に見ても重要なものが多く、今回の展示では多くの種類の貝類化石の他、クジラ類・サメ類・プロトプテルム・ワニ化石などを展示予定しています。

企画展全体を通して、関係者のご協力により化石発見時の写真を多数展示する予定です。
企画展見学者の皆さんも発見時の雰囲気を少しでも感じていただけたらとの思いです。

あと数日。。。
仕事との両立が大変だぁ。。。

2007年7月24日 (火)

「筑豊とその周辺地域の化石展」準備の状況4

8月2日から飯塚市歴史資料館で行なわれる「筑豊とその周辺地域の化石展」の続報です。

展示内容ですが今回は古生代に続き中生代を大まかにお伝えします。

筑豊地方で中生代と言えば、白亜紀前期の関門層群脇野亜層群が分布していることで知られています。

中でも宮若市千石で発見された肉食恐竜の歯は有名です。

今回の企画展では脇野亜層群から見つかった様々な化石を展示して、当時の環境を考える機会としたいと考えています。

ざっと挙げてみると・・・
 ソテツ類と考えられる植物化石 宮若市
 イチョウ類と考えられる植物化石 宮若市
 クラドフレビス類などの植物化石 直方市
 貝類 
 ブロティオプシス・ワキノエンシス 宮若市
 ブロティオプシス・コバヤシイ 鞍手郡
 プリカトウニオ・ナクトエンシス 宮若市
 ナカムラナイア 宮若市
 トリゴニオイデス 宮若市
 スファエリウム 宮若市
 リムノペルナ 宮若市
 ビビパルス 直方市
 恐竜爬虫類等
 ワキノサトウリュウの歯〔レプリカ〕宮若市
 カメ類の骨各種 宮若市
 ワニ類の歯や骨各種 宮若市
 ストロマトライト 直方市
などがありますが、目玉は直方市や宮若市で新たに発見された魚類化石です。
詳しい内容は企画展会場にて皆さんの目でご確認ください。

その他にも山口県の中生代の化石や、お隣の韓国の化石も紹介します。

また人間の歯と恐竜の歯の違いについての展示も企画しています。
 

福岡市の「化石のヒミツ」展

日曜は時間をつくって、7月21日から福岡市立少年科学文化会館で行なわれている企画展「化石のヒミツ」を見学に行ってきました。

この企画展は、福岡市立少年科学文化会館と、九州大学総合研究博物館が合同で開催しているものです。

会場を入るとトリケラトプスの全身骨格標本のレプリカが展示してあり、その奥には九州各地から発見された恐竜の歯や骨の化石が展示してありました。

レプリカが多かったけど、私はそのレプリカの出来ばえに関心しました。
う〜ん、よく出来てる♪

その他にも地球の環境の移り変わりについて化石をもとに分かりやすく解説してありました。

子どもさんが喜ぶような企画もいろいろありましたし親子で楽しめる企画展ですよ。

8月30日まで(7月31日は休み)入場は無料でした。

対応していただいた九州大学の学生の皆様、昨日はありがとうございました。

2007年7月22日 (日)

「筑豊とその周辺地域の化石展」準備の状況3

展示の大まかな内容を古生代・中生代・新生代と順にお知らせしましょう。

まず古生代、この時代の筑豊地区周辺は石炭紀からペルム紀にかけての主にサンゴ礁堆積物と考えられる地層が分布しています。
ところが中生代白亜紀前期後半の激しい火山活動により地層に熱が加えられ、ほとんど化石は溶けて消滅してしまっています。
そのため、北九州市門司区周辺にかろうじて熱から逃れ残ったウミユリや二枚貝化石を展示します。
そしてもう二つ面白い化石を展示します。
それは古生代の地層に熱が伝わる前の中生代白亜紀前期前半に堆積した石灰岩レキにフズリナ(北九州市小倉南区)やウミユリ(宮若市)が入っているものです。
これらは筑豊地区に分布する石灰岩層に遥か以前に生物の痕跡があったことを証明するものです。

「筑豊とその周辺地域の化石展」準備の状況2

いのちのたび博物館の翼竜展のリポートも書かなきゃいけないとこなんですが、優勢順位で後回しになっちゃってます。。。

で、今準備を進めている「筑豊とその周辺地域の化石展」で展示するものの中に絵画があります。

これは私も所属している「北九州市立自然史・歴史博物館 自然史友の会」の会員であり、進化研究会の世話人である、
じっちゃんさんが今回の企画展のために書き下ろしてくれたもので全部で6枚あります。

内訳は筑豊地区で発見された動物化石の復元図が3種。
そして昨日私の職場まで持ってきていただいた(すみません、ありがとうございました)筑豊地区周辺の古生代石炭紀・中生代白亜紀・新生代第三紀をテーマにした、それぞれの情景想像図各1枚の計6枚です。

仕事から帰ってまじまじと眺めてみると、細かいところまでよく書けていて感心して見入っちゃいました。

そのうち動物化石の復元画は今回の企画展のポスターにも使用されています。
(ポスター、いつごろ何処に掲示されるのかなぁ?)

企画展では、この絵画をご覧になって当時の情景を頭に思い浮かべてみてください。

2007年7月20日 (金)

「筑豊とその周辺地域の化石展」準備の状況


現在仕事で拘束されている時間以外の空いた時間を利用して化石展の準備を着々と進めております。

今のところ、最後の展示を除いた進行状況は7〜8割といったところでしょうか。
私の部屋の中はというと標本やら資料やらが散乱し、まるでゴミ屋敷状態(涙)です。

今日はというとラベルづくりは一旦お休みして、各時代の説明文を考えました。
あまり難しくごちゃごちゃ書くと子どもさんには分かりにくいでしょうし、大人も読むの面倒にならないかなどと考えたりしてなかなか難しい作業ですね。

もしかしたら考えた文章に皆さんからツッコミが入るかもしれないなぁ。。。などと考えたりもしますが、それはそれで勉強になっていいかもですね。
研究者によって様々な解釈がある分野でもありますし。

と、まぁいろいろ書きましたが、「筑豊とその周辺地域の化石展」今から非常に楽しみにしています。

なぜかというと、、、、。
・筑豊をテーマにしたものは初の試みであること。

・私を含めてアマチュア研究家が協力して標本を持ち寄るこ とで内容が充実した展示ができるということ。

・筑豊地区各地の教育委員会の協力により、点在している筑 豊地区の標本を一箇所に集めて展示できるということ。

・初公開の貴重な標本が多数展示されるということ。

・記念講演として北九州市立自然史・歴史博物館の岡崎先生 に「筑豊の大昔の動物たち」という演題で講演していただ けるということ。

・子どもさん用に、実際に触れていただける地元で採集され た化石も複数用意します。

・化石のレプリカ作りの工程や、ビルなどの建物に使われる 化石が含まれた石材の展示、人間の歯と恐竜の歯の 比較展示などもします。

 など、各地で開催されている恐竜展のような派手さはまったくありませんが、地方の手による地方の展示会として自信を持って開催させていただきます。

本展示会に出品する中で最も貴重なものは、展示会終了後、公共の研究機関に寄贈予定ですので、興味がある方は皆さんの目に触れるこの機会を見逃すことなく是非お越しいただきたいと考えています。

このブログで紹介したコハクなども、もちろん展示します。

2007年7月 6日 (金)

「筑豊とその周辺地域の化石展」の準備を進めています

長らく更新せずに申し訳ありません。

この間仕事が忙しく毎日夜中に帰宅していたのと、私の所蔵する標本を中心にした企画展「筑豊とその周辺地域の化石展」が開催まで一ヶ月を切り、少ない時間でバタバタと用意しているため手が回りませんでした。

この企画展は8月2日から26日まで福岡県飯塚市の飯塚市歴史資料館で開催されます。

筑豊に焦点をあてた初めての化石展です。

展示する標本は一部を除いて初公開のものです。
内容は追って紹介しますのでご期待ください。

化石展と言えば、この夏は福岡県周辺各地で展示会が企画されます。

北九州の「いのちのたび博物館」では世界最大の翼竜展がいよいよ土曜から開催されます。

また遠賀郡芦屋町の歴史民族資料館でも7月10日から9月24日まで化石展が開催されるそうです。

その他の場所の情報も入ってきています。
楽しみですね!

2007年5月 9日 (水)

化石研の亀さん宅を訪問 4

亀さん宅にあったヒトデ繋がりで、今度は第三紀漸新世のヒトデを。。。

以前、遠賀郡水巻町頃末付近の造成地で発見されたヒトデです。

砂岩の表面に泥が被ったようにヌメッとしてますよねぇ

ヒトデ分かります?
下のほうに貝化石も見えています。

2007年5月 6日 (日)

嘉麻市の生痕化石

今日は天気が悪かったけど、地元の筑豊地区の第三紀層の調査に出掛けました。

嘉麻市(旧稲築町)の某所は以前(と、言ってもかなり前ですが)見て回ったことがあります。

「久しぶりに見てみよう」

そう思って観察に行く途中、写真の転石が、、、。

「サンドパイプだ!」

付近にはサンドパイプを含んだ転石が点在していた。

私はワクワクしながら周辺の地層を見て回った。

「あった!」

石炭層を挟んで二層サンドパイプを含んだ層を確認した。

ここのサンドパイプは、これまで見てきた海成層のサンドパイプに比べて径が小さいように思える。

この生痕の主は何だろう?

しばらくすると雨が本降りになってきたので車に戻った。

さて、地層の特定をしなくては。。。

化石研の亀さん宅を訪問 3


山口県東郷町の三畳紀のヒトデをもう一種。

なんという種類なんでしょうかねぇ。。。

こちらも小さな個体でした。

化石研の亀さん宅を訪問 2


お邪魔した際に、気になった化石の写真を何枚か撮らせていただきました。

その中の一枚。

山口県東郷町の三畳紀の「クモヒトデ」です。

一緒に写っているのはボールペンの先です。

それにしても素晴らしい保存の状態です。
ちっちゃくって可愛いですよね。

同じ場所から魚類化石も発見されたそうです。

2007年5月 4日 (金)

化石研の亀さん宅を訪問 1


昨日の夕方、仕事が終わってから北九州市立自然史・歴史博物館.自然史友の会.化石研究部会の先輩である亀さん(とりあえずハンドルネーム)のお宅を訪問してきました。

亀さんは、主にこれまで北部九州の多くの貴重な化石を発見してこられました。

「いのちのたび博物館」には、その発見した化石がたくさん展示してあります。

今回のお宅訪問は、過去に採集された化石標本を見せていただくことと、化石展に出品していただく標本の選択のためです。

・・・玄関を入ると!
いきなり化石がお出迎え♪

博物館に展示してある大型の化石のレプリカもあります。

2007年5月 2日 (水)

化石標本の整理4


この前から続けている自宅の化石標本整理。

その中で、夏に開催予定の「筑豊とその周辺地域の化石展」に展示しようと考えている標本のうち、よく分からない植物化石を今日、仕事の合間の昼休みを利用して博物館に鑑定のため預けてきました。

写真が小さくて、よく分からないでしょうけど黒いケースに入っている植物化石は、以前、福岡県直方市感田付近のバイパス工事で出たものです。

場所はちょうど現在の「直方イオンショッピングセンター」のあたりです。

今ではその頃の面影はなくなってしまいましたね、、、。

当時は何もない丘陵地帯だったですもんね、、、。

時代は新生代第三紀の漸新世の始めくらいでしょうか。
地層は大辻層群です。

工事中は多くの種類の植物化石が見られましたが、作業がストップした僅かな時間に理を言って許可をいただき、採集させていただいたものです。
ほとんど採集できなかったので、せめて写真だけでも撮っておきたかったですね、、、。

筑豊炭田地区の植物化石に関しては、ほとんど研究されておらず、今後の研究のための重要な資料となるのではと考えています。

2007年5月 1日 (火)

化石標本の整理3

整理途中にパチリ。

手前の植物化石は、中間市垣生の住宅造成工事で見つかったもの。

奥の貝化石は、北九州市八幡西区里中の住宅造成工事で採集したアシヤヒタチオビです。

発見した当時、中間市垣生では多くのの植物化石と共にコハクが、北九州市八幡西区里中では多くの貝類化石と共にサメの歯化石が見つかりました。

化石標本の整理2


先日からやっている自宅倉庫の化石の整理(と、いうよりも確認?)ですが、8割くらい進んだところで、小学生の頃、地元の飯塚市で採集した化石を入れた菓子箱の中から写真の手書きのメモが出てきました。

「そういえば、何か書いたなぁ。。。」

この頃採集した化石と共に懐かしく思いました。

2007年4月25日 (水)

化石標本の整理1

「倉庫に眠っている標本の整理をしなくては」とホコリだらけのコンテナを引っ張り出してきて中身を確認しました。

なにせ子どもの頃から収集してきた標本なので、「こんなん採集しとったんや」とか、「うぁ懐かしい標本やなぁ」と思い出しながら化石を手にとって見ました。

立派な第三紀の植物化石もあって、これから種を特定する作業が必要です。
「あーこりゃ大変だぁ」

次から次へとコンテナを確認していくと白亜紀の脇野亜層群のものもあった。

写真の化石は1993年6月23日に鞍手郡小竹町と旧宮田町(現宮若市)の境の脇野亜層群で採集したもので、コンテナに母岩のまま入っていたので今日ハンマーで割ってみました。
すると予想していた巻貝化石「ブロティオプシス コバヤシイ コバヤシイ」(ワキノエンシスではない)と一緒に「ビビパルス」が3個体同じ面に入っていた。

コバヤシイ コバヤシイも滅多に見れないけど、ビビパルスと一緒に並んでいるのは初めて見ました。

*明日、明後日はインターネット環境の工事のため見れませんのでご了承ください。

2007年4月 8日 (日)

田川郡糸田町のナウマンゾウ化石

筑豊地区の福岡県田川郡糸田町から1986年に発見されたナウマンゾウの臼歯化石を紹介します。

この化石は河川工事の際に発見されたもので、沖積層に含まれていたそうですが、はっきりした包含層の特定には至っていないそうです。

発見されたナウマンゾウの臼歯化石。

臼歯咬板の前後数枚は欠落している状態です。

発見された沖積層とは生息していた年代が異なるため、近くの石灰岩地帯で保存されていたものが、もしかしたら水流の力で運ばれてきた?ものかもしれません。


以前は九州大学理学部地球惑星科学教室に保管されていましたが、現在は糸田町町民会館内の歴史資料館(写真)に移管されています。
ここより約500mほど離れた所に泌泉(たぎりせん)と呼ばれる湧水地があり、すぐ横には泌川が流れています。その泌川の150mほど下流に井関があり、その付近から化石が発見されました。

整備された「泌泉」。
地域には泌泉にまつわる伝説も残っているそうで、町指定文化財に指定されています。
所々、底からブクブクと泡が出て「たぎって」いるように見えます。横の泌川でも同じような現象が見られます。
ただ現在は石炭採掘の鉱害により湧水は止まっているそうです。


泌泉から遠く船尾山を望む。
船尾山から南方にかけての一帯には石灰岩地帯があり、石灰石が採掘されています。
糸田町の学芸員さんの話によると、泌泉横の泌川の少し上流の田んぼの中にも石灰岩の露頭を確認したことがあるそうです。案外すぐ近くに化石を含んだ洞窟が存在していたのかもしれませんね。


ここより東方の北九州市の平尾台からは複数の洞窟から多くの種類の動物化石が見つかっています。
しかし船尾山一帯は鉱業所が管理し立ち入り禁止になっているため、化石の発見は困難と思われます。

※注・糸田町のナウマンゾウ臼歯化石の写真の掲載は、糸田町教育委員会の許可をとっています。
糸田町の許可なく写真の使用を禁止します。

秋吉台の土産物屋さん


先月、友人たちと山口県美祢市の秋吉台に行ってきました。

今の時期、気候もとても良く、野焼きの後の景色も最高でした。

ただ気になったのは、秋芳洞に続く土産物屋さんが立ち並ぶ通りに、あまりお客さんがいなかったことかなぁ。

私が子どもの頃は、観光客がもっといたように思うのですが、、、。

写真は昔からたくさん売られている化石の数々。
アンモナイトだらけですね♪

値段は100円から数十万円と様々ですが、全体的にみて安価のものが多いです。

多くの土産物屋さんに並んでますから、購入したい方は良く見比べてみて、値段は交渉もありと思いますよ。

八幡西区金剛付近で2

前述の工事現場で気になる鉱物を見つけました。

脆い泥岩の中に放射状の鉱物が複数含まれていました。
形だけみると銀星石に似ているように感じますが、私は鉱物はあまりよく分かりません。

含まれている石が脆いので、すぐに取り出せます。
なんという鉱物でしょうか?
博物館に持っていけば謎は解けるのでしょうが、、、。

含まれている泥岩中に黄色い部分が所々あるのも気になります。
硫黄でしょうか、、、。
近くに炭層があるので可能性あるように思いますが、、、。

しばらくブログ更新が遅れていたのでネタが溜まっています(汗)

八幡西区金剛付近で


先日、北九州市八幡西区金剛付近の大辻層群遠賀層と思われる地層を重機が削っていました。

ここは以前調査して植物の化石を採集した場所です。

注意してみると写真の植物化石がありましたが、とても脆いのが難点で今回は写真を撮るだけにしました。

2007年3月30日 (金)

絶滅哺乳類フィギュア製作中2


アクリル絵の具で、ちょっと色付けしてみました。

う〜ん、まだちょっと物足りない、、、。

もう少し悩んでみまーす!

2007年3月29日 (木)

絶滅哺乳類フィギュア製作中


久々の更新です。。。

この間、少しづつ進めていたもの、、、。

それは、新生代に日本各地に生息していた奇蹄類の絶滅種「アミノドン」のフィギュア製作だ。

現生の動物で近いものとしてはサイ科がある。

アミノドン科もサイ科も同じサイ上科に含まれる。

今回、神戸層群等で発見されている始新世後期から漸新世前期にかけて繁栄したと考えられている「ザイサンアミノドン」をレジン素材で製作してみようと思い立ちやってみた。

たまたま見本になりそうなサイの置物があったので参考にしながら、各種アミノドンの復元図や化石写真、現生のサイの写真なども資料として集め、私なりに形にしてみました。

これから悩むのが「色」

グレーやベージュを取り入れて再現してみようと思います。

2006年12月11日 (月)

第262回化石研究部会

12月10日、私が所属している北九州自然史友の会・化石研究部会の例会があり、久しぶりに参加してきました。

今回は野外採集会。目的地は山口県美祢市の化石採集採集場です。
前回の第261回は雨天のため野外採集会が中止になり、室内講座となったためのリベンジです。

朝9:00に博物館に集合の予定でしたが、地域安全推進隊の私は前日の深夜に地元の警察署と合同で補導活動に出たりでバタバタして寝るのが晩くなり起きれるか心配でしたが何とか時間までに集合できました。

集合場所に集まっていたのは大人12名子供2名。
会員のマイカーに分乗して現地に向かいます。
私は美祢市歴史民族資料館に今回の採集会の手続きのため先に栗さんと一緒に出発しました。
(美祢市化石採集場に関しては、以前ブログで紹介しています)
さて、手続きを済ませ現地入り。

ここは約2億3000万年前の中生代三畳紀後期の美祢層群桃ノ木層という地層があり、主に植物化石が産出します。
まれに昆虫類の化石も出るようですが、なかなか簡単には出てきません。

今回の私の成績はこんな感じ。。。
シダ類がほとんどで、あとトクサ類とキュウカ類が少し採集できました。
昆虫の化石は?
残念ながらメンバー誰も採集できず、、、。
ちょっと消化不良?ということで?帰りに中生代ジュラ紀の化石産地に寄っていくことになり、ここでアンモナイトとイノセラムスを採集して今回の例会を終了しました。写真はカナバリアや、ダクティリオセラスの仲間と見られるアンモナイトです。

途中合流する会員さんもいて、最終的には参加16名だったかな?
化石研究部会の採集会は忙しくてずっと参加出来ずにいたので参加できて良かったー♪
やはりこのメンバーで行くのは楽しいですね。

2006年11月24日 (金)

東峰村(旧宝珠山村)に化石散策 3


林道を進んで行くと切り通しの崖がいくつも左右に見られます。
その崖のほとんどは、かなり風化が進んでいました。
そのひとつに顔を近づけてみると風化して土状になった地層中に筒状の「小石」のようなものが見えました。

「取り出す」というよりも「拾う」感覚でバラバラになっているその「小石」を集めます。
その後、筒状の「小石」の断面を合わせていくと、、、。
巣穴の化石の出来上がり♪
・・の部分はまだ先があると予想されます。
さらに付近を目を凝らして探していくと、写真の二枚貝の化石を見つけることができました。
ただ、かなり風化しているため保存には補強が必要ですね。
貝の殻の部分は無くなっているような状態で細かいヒビが入っていました。

林道を登りきった所には朝倉炭田の炭層が露出していました。
風化でボロボロと崩れてきているため、防護ネットがしてあります。
始新世の地層とされているので、同じ頃の時代の筑豊炭田との関係が気になります。

それにしても、こんな山の中に大昔の海のあとがあるなんてロマンを感じずにはいられませんね。

2006年11月22日 (水)

東峰村(旧宝珠山村)に化石散策 2

林道を登って行くと、道の両側に砂岩や頁岩の地層が見られます。
それらの地層をよく観察するとサンドパイプ(砂管)と呼ばれるカニやシャコなどのものとみられる巣穴の化石があるのが確認できました。

貝類の化石が確認できないかと探していると、「あ!巻貝だ!」硬い大きなノジュールの中に種類は分からないけれど巻貝の化石が顔を覗かせていました。
しかし、母岩があまりにも硬いため採集不可能で写真を撮るだけにして林道を登ります。


つづく。。。

東峰村(旧宝珠山村)に化石散策 1


11月5日、ちょっと時間ができたので、以前から散策してみたかった東峰村(旧宝珠山村)に出掛けてきました。

東峰村は2005年3月28日に小石原村と宝珠山村が合併して誕生しました。
個人的には東峰村と聞いても「ん?」って感じですけどね。

朝倉郡東峰村の旧宝珠山地区を前に何度か通ったときに、「あれ?こんな所にボタ山がある!」と不思議に思っていました。そして同時に「ボタ山があるなら化石があるはず」と、、、。

その後、本で調べて古第三紀の海生層があることを知り、十数年越しで実現したというわけです。

さて、以前から確認していたボタ山へ行ってみると、なんとボタ山は改良工事が行われていて、すっかり姿を変えていました。
「あぁなんてこったい、、、。」
ボタ山で植物化石を探してみようと考えていた私は残念な気持ちに、、、。

写真はボタ山の近くに設置してあった朝倉炭田・宝珠山炭鉱のガイド板です。
明治四十五年に炭鉱王である伊藤伝右エ門が買収したんですねぇ。

ボタ山での化石散策をあきらめ、林道方面へ海生層を探しにいくことに。

つづきます。。。

2006年10月 2日 (月)

福岡県宗像市のほ乳類化石「コリフォドン」

1993年3月6日当時の新聞の一面に「宗像から4500万年前の化石」「日本最古の大型ほ乳類」という見出しで記事が載っていたのをご存知でしょうか。
その時はとても大きなニュースとして、新聞やテレビなどで取り上げられました。

発見は、1992年4月29日当時、宗像市内に地質の調査に来ていた九州大学助教授S氏と、北九州自然史友の会会員のM氏、同会員のK氏が、偶然〔猿田峠〕の地層にむき出しになった化石を発見する。
化石は地層中に点々と、顎の一部や歯、大腿骨、その他骨のかけらが多数散らばった状態で見つかり、それらは風化して脆くなっていたそうです。

友の会のM氏は、残念ながら今はもう亡くなられましたが、生前は私と同じ歯科技工業を芦屋町で営んでらっしゃって、何度か職場にお邪魔させていただいたことがあります。
M氏は脆くなった化石に、歯科用の樹脂を染み込ませて強度を確保してから、地層から取り出すことに成功したとおっしゃっていました。

同じ友の会のK氏とは、私のブログのあちこちに登場してらっしゃる昭ちゃんさんのことです。
ほんとに昭ちゃんさんは、あちこちで大きな発見に関ってらっしゃいますが、この時は3人で興奮して「瞬間、息をのんだ」そうです。

写真は、現在、北九州市いのちのたび博物館に展示されている宗像市産出の「コリフォドン」の下顎先端部、上犬歯、上臼歯の破片です。

「コリフォドン」
(復元図)
大日本絵画発行
「恐竜・絶滅動物図鑑」から引用

私の手のひらにのる
「コリフォドン」の下顎先端部(レプリカ)
犬歯と切歯があるのが分かります。

時代
 新生代 始新世中期  約4500万年前

産出した地層
 筑豊炭田を形成した直方層群大焼層最下部

「コリフォドン」
有蹄類・汎歯目(はんしもく)の草食獣。
当時の日本は、亜熱帯の気候で植物が生い茂り、大陸の一部だったと考えられている。
中国での発見例が多く、この発見はアジア大陸の一部だったことを裏付けることになる。
最近、熊本県の御所浦町牧島でまとまった化石が発掘され注目されています。

2006年9月 9日 (土)

青浜の「梅花石」に行ってきました 3


地層を観察すると、化石をたくさん含んでいる層、ほとんど含まない層があることが分かります。
写真はたくさんのウミユリの茎の断面が見えます。

拡大すると、こんな感じです。
今から3億年以上も前の生物の遺骸が目の前にあるなんて凄いと思いません?

以前はアンモナイトも観察できたのに、どうやら誰かに破壊された様子(怒)

で、周りを見渡すと、辺りの海岸にはゴミが・・・。

う〜ん。。。

なんと!
とんでもないものが!
ポリタンクの中には廃油がたっぷりと入っています。
処理に困って捨てたのか、まったく信じられません。


あれ?
こんなところに「珪化木」が。。。
これはおそらく新生代の芦屋層群のもの。

誰かが別の場所で採集してきてここに捨てたのでしょう。

この珪化木のまわりには・・・。

え!これって、アシヤフミガイの化石じゃ?
そばにはアシヤキリガイダマシの化石も・・・。
どちらもここでは産出しないもの。。。

これ絶対やっちゃいけないことなんです。
元の産地に返すならいいんですけどねぇ。

化石とはまったく関係ない愛車をパチリ。

しっかし、こうやって見ると派手やなぁ(汗)


この日は天気が良かったので、家を出る時から車の屋根を外してTバールーフで走りました。
風を感じて走るには、とっても良い季節になりましたnote

青浜の「梅花石」に行ってきました 2


青浜の「梅花石」産地の遠景です。

右手奥には、すぐ横にある採石場の砂利が積んであるのが見えます。
その手前に前回アップした写真の白い看板が小さく写っています。
そして、浜に突き出た岩盤が「梅花石」の露頭です。
地層の縞がなんとなく分かります?
写っている範囲は全て天然記念物に指定されているので採集は×ですので念のため。

岩質は石灰質の凝灰岩で、この一帯に分布する呼野層群(石炭紀初期〜ペルム紀)の一部です。

付近にはこぶし大の転石がゴロゴロしているような状態です。

前の海は、日本海側のように綺麗・・・とはいえないかも(汗)

おっと、仕事に出掛ける時間。。。
帰ってから詳細アップします。。。

2006年9月 8日 (金)

青浜の「梅花石」に行ってきました 1


昨日の昼過ぎ、北九州市門司区の青浜までドライブがてら出掛けてきました。

行きは都市高速で終点まで乗り、白野江方面へ。

時折空は曇ってましたが、愛車1号車の屋根をTバーにして気持ちよく風を感じながら現地へ。

青浜の海岸線にある「梅花石」産地、周りには採石場がたくさんあってトラックが走り、決して環境が良いところとは言えないのがちょっと残念だったりします。

「梅花石」とは古生代に栄えた棘皮動物の「ウミユリ」の化石のことです。

その名の通り、ウミユリが死んでバラバラになって化石になった時、茎の断面が梅の花のように見えるものがあることからこの名が付きました。

しかし今では、円形や短冊状のウミユリの茎の部分は観察できますが、梅の花状のものは見当たりません。

現在この場所は「天然記念物」に指定されていて採集は禁止されているのですが、指定前は物珍しさから愛石家などの採集者が多かったとか、、、。

次回また現地の写真を交えて紹介しますね。

2006年8月 6日 (日)

福岡市西区化石産地散策の巻 4

ちょっと写真では分かりにくいかも知れませんが、石垣の石材には、カニやアナジャコのような動物の巣穴の痕も確認できました。
このような生物の生活の痕を生痕化石と呼んでいます。

石材中にはこの他に、ウニの化石も含まれていました。

こちらの写真は、愛宕山の転石に見られた巣穴の痕です。
パイプのような痕が分かります?


このような海の生物の化石を含んだ地層は、小戸の海浜公園にも見られます。

また、地質調査所の資料によると、天神や警固の地下にも分布しているとあります。

福岡市西区化石産地散策の巻 3


警備の方にお願いして、結婚式場横の地層を観察させていただいた後、敷地横の石垣を見てみると石材の中に「二枚貝の断面」が見えていました。

どうやらこの石材は、この周辺にいくつもあった石切り場から切り出された石材のようです。

おそらく海岸や河口などにも使われているでしょうから、思わぬ所で化石に出会えるかもしれませんね。

過去この付近の石切り場では、立派なオウムガイの化石も見つかっています。

ここの石材には、他の化石も含まれていました。
また紹介することにしますね。

2006年8月 4日 (金)

福岡市西区化石産地散策の巻 2

愛宕山を後にして、マリノア方面へ向かいます。

この辺りは昔「早良炭鉱」があった場所だそうです。

ここの石炭は、姪浜層群よりも古い早良層群愛宕層から採掘されていました。

前編の愛宕山の麓の転石にも石炭が混ざっているのが見られましたが、開発が進んで、かつての炭鉱の形跡がまったく見られないのは何だか寂しいですね、、、。

名柄川に向かって進んでいくと、いくつかの丘陵がありますが残念ながら上にはマンションが立っていたり、ガケにはコンクリートが吹き付けてあったりして、化石を含む姪浜層の観察は出来そうにありません。

ただ、地層の観察はできなくても付近に転がっている石に化石が含まれている可能性は十分にあります。

名柄川を越えて小戸海浜公園へ向かう途中に結婚式場があり、一部に姪浜層を確認できるところがあります。(写真)
この地層を良く探してみると貝化石が確認できます。
ただし、場所は結婚式場の敷地内の駐車場ですので勝手に立ち入ることは出来ないので注意してください。

ここで地層の観察についての注意を書いておきますね。
切り立ったガケでの地層の観察は、落石の可能性があり非常に危険です。
特に回りに落ちてきた石があるような所は近づかないようにしましょう。
地層によっては風化が進んで非常に脆くなって壊れやすくなっているところもありますし、地層の向きが縦になっているところでは大きな崩落の危険があります。

現在確認できる姪浜層に関しては、地層の方向がほぼ水平であり、強度もそこそこあるので比較的崩落の危険は低いと言えますが、高いガケの場合はたとえ小さな石でも落ちてくれば命に関わるので十分に注意してください。
私はいつも車にヘルメットを積んでいて注意しています。

つづく。。。

2006年8月 2日 (水)

福岡市西区化石産地散策の巻 1

7月29日、飯塚市からワゴンR号に乗って福岡市内の「姪の浜」方面へ化石散策に行って来ました。
初めての福岡市内化石産地散策です。

さあ!結果は、、、、?
都市高速を通って百道へ。

てきとーにシャッター押したら綺麗に福岡タワーが写ってました。
最近のカメラは性能が良いなぁ。。。

さてここから下道でマリノア方面へ進みます。

室見川に架かった橋を越えてしばらく進むと、左手に小高い山が見えてきます。

この山のてっぺんに「愛宕神社」があります。

下の住宅展示場付近から車で上まで登れます。
ここ凄く眺めが良かった♪

野郎一人で来るには、ちとサミシイっすけどね(涙)

海側はぐるっと見渡せます。

百道や志賀島などなど。。。
こちらはマリノア方面です。
能古島が目の前に。。。

実はこの付近の山や丘陵は、第三紀漸新世の海成層「姪浜層群姪浜層」が分布していて、貝の化石などの海棲動物化石が見つかる可能性があるのです。

この愛宕神社のある山も姪浜層で化石を含んでいます。

この山の麓をぐるっと歩いてまわると、いくつかのガケに姪浜層の地層を観察することができます。

実はここで、偶然幸運にも土地の所有者の方にお話を聞くことが出来ました。

ここは以前「石切り場」で護岸工事用の石材を切り出していたそうです。

その方が小学生の頃は、たくさんの貝の化石やサメの歯化石を採集されたとか。

「探せばまだあると思いますよ」とおっしゃっていただいたので、付近の転石を見てみると貝化石を見つけたので写真を撮りました。
どうやらここの貝化石は、殻が溶けてしまったものが多いようです。
これは「フミガイ」の一種ですね。

付近の転石には巣穴(サンドパイプ)の化石も確認できました。

ちなみにこの地層ですが、福岡西方沖地震ではまったく崩れることは無かったそうです。
丘陵をまた登り、日陰で蚊に追われながら愛宕神社下の茶屋へ。
モチが旨そうだったので「あたご餅」を一つ頼みました。
梅ヶ枝餅と似ています。
歩きながら食べようと思っていると「中で食べていきませんか?」と声をかけていただいたので、甘えて麦茶をよばれました。
お店の方ありがとうございました



まだ次回につづきます。。。

2006年7月21日 (金)

珪化木の断面研磨に挑戦の巻


夕方、娘の部活の保護者会があった後、小学校からの友人が営んでいる石材施工業の会社事務所に寄りました。

いろいろと趣味のバイクの話や仕事の話をしていたんだけど、ふとした事から話題は化石に、、、。

そして先日、宮若市(旧宮田町)の地層から採集してきた「珪化木」の話に、、、。

私がカット面の研磨に、てこずっている話をしたら「俺がしちゃるよ!」と言ってくれたので、お願いしちゃいました。

研磨してもらっている間も石材のいろんな情報を教えてもらったので、いつかまた取材してきますね。

研磨は、最終研磨を残したところで後は私がやるとして、年輪がはっきり分かる状態で出来上がりました。

この珪化木、幹の全体は保存されてなかったんだけど、なかなか良い感じでしょ♪

友人に感謝です♪
ありがとう!

ワンポイントにロボコンを置いてみました。。。

2006年7月17日 (月)

メタセコイア化石を含んでいた石は?


この白っぽい火山灰が固まった硬い層の中に「メタセコイア」が含まれていました。
パッと見、分からないですよね?
上手に含まれている部分を見極めて割らないと出てきません。

今回、許可をいただいて採集しましたが、迷惑がかからないように地層は壊さず転石だけを狙いました。

マナーには、いつも気を遣います。


泥岩層中には、小さなコハクを含んでいます。
(○印を付けているところ)
しかし強い圧がかかっているためか、細かいヒビがたくさん入っています。
上の写真のメタセコイアを含んだ層も、コハクを含んでいました。

久しぶりの研究会


7月16日、当初の予定では参加できそうになかったのだけど、予定が変更になったので、久しぶりに「北九州自然史友の会 化石研究部会 第257回例会(室内)」に参加してきました。

場所は「いのちのたび博物館」の会議室です。

本当に久々の研究会。
1年は来てないかもしれないなぁ。
長いこと小学校のPTA会長や、その他の役についていた関係で、日曜が潰れて参加できずにいました。

行くと懐かしい顔・顔・顔。
メンバーに会うと嬉しくなっちゃいます。

そして、遂にあべさんとの対面も!
同じ研究会にずっと在籍しているから、どこかで会っているとは思うんだけど、感激しちゃいました。
(例会が終わった後もずっと2人で興味深い話をしました。持ってこられてた標本も凄かった!)


今回の例会は、博物館の岡崎先生の「古生物学会報告・東京の国際ミネラルフェア報告」などの話がありました。

その後は、会員が採集した標本の鑑定や質問の時間。

私は、実はここに来る前に、この前の植物化石産地に寄って、凝灰岩中のメタセコイアの仲間とみられる化石片を20以上採集してきていたので、博物館と今回の例会の参加者全員にお譲りしました。

ちなみに、この植物化石ですが、神戸層群の植物群と対比できるそうで、以前は神戸層群は中新世とみられていましたが、新たな哺乳類化石の産出で漸新世であることが分かったそうです。
ですから神戸層群の標本を参考に調べると分かりやすいですね。

写真がそのメタセコイアの仲間です。
産地は 福岡県直方市
地層は 大辻層群 出山層
時代は 始新世後期
 奥の黒っぽい泥岩には、バショウと思われる植物化石があります。
この産地ですが、私は許可をいただいて採集させていただきましたが、残念ながら近日中に消滅します。
今回は最後の採集になりました。

2006年7月 7日 (金)

北九州市八幡西区金剛の第三紀層 3


2006年7月4日現在の同じ場所の様子です。
植物化石を産出した地層は削り取られ、地層面はコンクリートで固められています。

もう観察できないのかなぁ?と思っていると、、、。

コンクリートで撒かれてない部分が!
どうやら生痕化石があった砂岩層のようです。

近づいてみると、、、。

まだあるじゃん!
巣穴の化石が、今でも観察できる状態でした。

最近、町中では地層の観察ができる場所が、どんどん少なくなってきているので貴重な場所ですね。

付近には炭層もまだ確認できました。

地表が一面炭層というのもなかなか見ないですね。

いずれここも観察できなくなるんだろうなぁ。。。

炭層をよく観察すると、炭層中に「コハク」を発見。

ちょっと風化が進んで保存が悪い状態ではあるけれど、まぎれもなくコハクです。

北九州市や直方市、中間市や遠賀郡などの大辻層群と呼ばれる地層中には、しばしばコハクが見つかるので注意して見てみましょう。

2006年7月 6日 (木)

北九州市八幡西区金剛の第三紀層 2

当時採集した植物化石です。

既に風化がかなり進んでいて、まるで粘土のようでした。

そのままだと風化して土になるので、表面に補強剤(歯科用の石膏表面硬化剤)を染み込ませ、裏面を樹脂(歯科用即時重合レジン)で包み込み固めました。

この時は、なんとかうまくいったのですが、先ほど化石を引っ張り出してきたら、その中の一部は、ちょっと表面が色褪せてきたように見えて、なかなか都合よく保存できないものだなぁと思いました。

ちなみにこの植物ですが、確認できるものは、クルミの仲間・ブナの仲間・ヤナギの仲間・ケヤキの仲間・クスノキ科クロモジ属の仲間などでした。

3につづく。

北九州市八幡西区金剛の第三紀層 1

1995年に北九州市八幡西区金剛という所で造成がありました。
写真は、その時の様子です。
現在この場所には「さくら斎場」という建物が建っていて、すぐ横にはバイパスが走り、北九州都市高速道の「金剛出口」があります。

地層の様子です。
ほぼ水平に見える地層は、下部に砂岩層があり、上部に風化の進んだ炭層と泥岩層がありました。
この地層は大辻層群と思われます。
今から約4000万〜3500万年前といったところでしょうか。
道(バイパス)を挟んだ反対側は、当時礫岩層が露出していました。
地層の泥岩の中には、植物化石がたくさん確認できました。
筑豊炭田のもとになった植物たちです。
この植物化石ですが、非常に脆く、乾燥するとバラバラになって土になるので、とても保存が難しいのです。
この地層の一番下の砂岩には、無数の生痕化石がありました。
おそらくカニやアナジャコのような生き物の巣穴と思われるものです。

この地層中の炭層・泥岩層中からは、保存の悪い小さなコハクも見つかりました。

2につづく。
画像の表示が遅いようですみません。
取り込んだサイズが大きかったみたい(汗)

2006年6月28日 (水)

下関の海岸で。。。2

これ、何だか分かります?

石の中の白いもの。。。

答えは「カキ」の化石です。

時代は中生代白亜紀前期、恐竜が闊歩していた時代です。

オストレアというカキの仲間で、割と小ぶりですがビッシリと入っています。

地質時代の生物と、現生の生物と同じ種類を比較する際、多少棲む環境が異なる場合もありますが、このケースの場合は今と同じように、少し塩分が入り込む河口や湖のような汽水域と考えていいようです。

2006年6月27日 (火)

下関の海岸で。。。

今日は梅雨の晴れ間で暑かったですねー

私は昼過ぎから、一人ぶらっと下関方面にドライブに出掛けました。

日本海側の海岸線を走り、大潮の干潮の時間に海岸を歩きました。

写真は黒島の海岸で見つけた「ヤシの実」。
南の国から長い時間をかけて旅してきたのでしょう。

大雨が続いたので、いつもより海岸の漂着物が多かったです。
漂着物と言っても、ほとんどが「ゴミ」ですが、、、。

ちょっと前に大量に日本に流れ着いた韓国のプラスチック容器が、また流れついてましたねぇ。

ウキも日本製外国製いろんな種類の物が流れ着いてました。



2006年6月17日 (土)

面白いアンモナイトの標本

水曜日に「いのちのたび博物館」の岡崎先生に用事があり、お邪魔して色々とお話していると、先生が「面白いものがありますよ」とおっしゃって、先日,東京新宿で行われた「東京国際ミネラルフェア」で手に入れた標本を見せていただきました。
トリケラトプスの歯やサンゴなど、興味深いものを見せていただいた後、「お!面白い♪」と思ったのがこれ。
マダガスカル産のアンモナイト
「ペリスフィンテクス」
なんと縫合線から、ほぼ綺麗に2箇所外れるのです。
アンモナイトは、殻の中に気室という小さな部屋をもっていて、その部屋と部屋を繋ぐのが縫合線です。
ちなみに、白い部分が殻の部分で、外れている部分は表面の殻を削りとり、気室の中が見えている状態になります。
上の写真の外れている部分には気室がいくつか含まれていますが、下の写真は、ほぼ気室一つ分ということになります。
この標本、元は普通の標本だったものを、縫合線の外れそうな部分の表面を剥ぎ、2箇所縫合線から綺麗に外したのは先生です♪

この気室を繋ぐアンモナイトの「縫合線」ですが、形がまるで菊の葉のように見えることから、以前日本ではアンモナイトを「菊石」と呼んでいました。

2006年6月 5日 (月)

美祢市化石採集場に行ってきました 3

3回目は採集した化石の紹介です。

今回は残念ながら昆虫化石は、発見できませんでした。
が、しかし植物化石は、少なくとも6種類は確認できました。

私がこれまで地元で見てきた植物化石は新生代がほとんどで、時々中生代白亜紀のシダ類の小片を見るくらいでした。
なので一気に古い時代の植物化石との対面です。

これから中生代三畳紀の植物の勉強をせねば(汗)

では2種類ほど写真をアップします。

シダ類の化石。
「ディクチオフィルム」の仲間のように見えますが、どうでしょうか。
その先の細かい分類は、これから調べます。

同じシダ類の「クラドフレビス」の仲間。

植物は細かく分類しようと思うと、葉だけじゃなく色々な部分が必要になる場合があり、難しいんですよね〜

他にもトクサ類・球果類などの化石を採集して帰りました。
現在、クリーニング中です。

写真の植物化石は、表面が少し脆そうでしたので補強剤を染み込ませています。

ところで、今回気になったのが「ハンマー」などの道具。
化石を含む石の特性によって使うハンマーなどの種類が変わります。
叩いた時の力が確実に伝わる大きさであること。
自分の体に合った重さであるか。
タガネを使う場合、ここでは主に石を平たく割るので平タガネがいいかもしれません。
ちなみに、私はハンマーの片側が平たくなっているものを使いました。
道具は大事ですよ〜

2006年6月 4日 (日)

美祢市化石採集場に行ってきました 2

美祢市化石採集場に行ってきました 1の続きです。

【この採集場で見つかる化石は、美祢層群・桃の木層と呼ばれる地層から、多くの種類の植物(シダ類・トクサ類・イチョウ類・球果類・ソテツ葉類など)や昆虫化石(ゴキブリ類・コウチュウ類・セミの仲間・トンボ類)です。
全国的に見ても時代が古く、昆虫化石は日本最古のものです。】

今回は、朝早く出たこともあって一番乗りでした。

入口の鍵を開けて車で道を上がって行くと、右手に大嶺炭田の奥畑抗の坑口が保存されています。

その付近には、当時国内で重宝された良質の無煙炭が落ちていました。
坂を登りきると、視界が一気に開けて、前方に舗装され整備された駐車場・手洗い場・トイレが目に入ります。
右に目をやると、案内板と採集場が。。。

写真は奥から撮った採集場(赤の↓印)手前の土砂にも「化石」が含まれています。
通路を歩いて登って行き、ガケの上の採集場に到着。
目の前の石に取りかかる。
私は昆虫狙い!

植物の破片は結構あるようだ。

しばらく採集していると、家族連れが一組二組と増えてきた。



昼頃には区切ってある駐車場が、ほぼ満車状態に。
オープンしたばかりということもあり、新聞やテレビを見て来られた方が多かった。

3につづく。。。

2006年6月 3日 (土)

美祢市化石採集場に行ってきました 1

今日、先月23日にオープンしたばかりの「美祢市化石採集場」に行ってきました。

「美祢市化石採集場」は、今から約2億3000万年前の中生代三畳紀の地層があります。

もともと、大嶺炭田の奥畑露天掘りがあったところを造成して採集場が作られました。


朝7時に自宅を出発。
北九州都市高速道路を通って関門トンネルへ。
後は下道で下関市→美祢市まで車(今回はワゴンR号)を走らせました。

「美祢市化石採集場」は【許可制】になっているので、許可を貰いに「美祢市歴史民俗資料館」へ。

そこで必要事項を書類に記入し、入場料の¥100を払い、許可証を戴きます。
その後、簡単な説明を聞き、資料館でどのような化石が出るのか実際に出た化石を見て、脳裏に焼きつけ、いざ現地へ!
※採集後は許可証を持って、もう一度資料館に戻らなければならないルールになっています。

資料館から採集場までは、約7キロの距離があります。
ですからマイカーは必要ですね。
あと、これからの季節は特に「飲み物」は絶対に忘れないようにしてください。
喉が渇くと大変ですよ。

写真は「美祢市化石採集場」の入口。

許可を貰った人が鍵を開け、車で入っていきます。

さあ、どんな化石が取れたか?は次のブログで、、、。

2006年6月 2日 (金)

山口に化石散策に行ってきました 5

今回採集できた「アンモナイト」の一つ。
他の部分にも少し見えていますね。

周辺の地層からは、多くの種類のアンモナイトや二枚貝のイノセラムスのほかに、植物や魚・カメなどが見つかっています。

私は以前、ここで小さな小さな甲虫の羽を採集したこともあります。

アンモナイトの産状から、暖かく浅い海が広がっていたと考えられるこの地層ですが、植物化石が多い地層もあり、陸地が近い時期もあったと考えられるため、将来恐竜化石が見つかる可能性も十分あると思います。

2006年5月31日 (水)

山口に化石散策に行ってきました 4

今回の化石散策で採集したものをアップします。

山口県下関市の菊川町や豊田町の中生代ジュラ紀の海の地層からは、アンモナイトと一緒に写真のような二枚貝が見つかります。

これは、軟体動物斧足類に分類される「イノセラムス」という貝です。

「イノセラムス」は世界中で多くの種類を産出し、研究されていています。

写真のものは小さいですが、北海道の白亜紀の「イノセラムス」は50センチを超えるものもあるようです。

2006年5月26日 (金)

山口に化石散策に行ってきました 3

山口県下関市の菊川町や豊田町には、中生代ジュラ紀の海の地層が分布しており、多くの種類の「アンモナイト」が見つかっています。

ところでこの「アンモナイト」、御存知の方も多いと思いますが巻貝の仲間ではありません。

軟体動物・頭足類に分類される「アンモナイト」は、イカやタコの仲間なのです。
簡単に言ってしまえば、殻を持つタコでしょうか。

「アンモナイト」は3億9000万年前に出現し、古生代・中生代と繁栄し、6500万年前に姿を消しました。
その間、1万種以上が現在までに確認されています。

なぜ絶滅したのかは、いくつか説が唱えられています。
「隕石衝突説」や「酸欠説」など、これを論ずると長〜くなるので止めておきます(汗)

写真は豊田町の中生代ジュラ紀のアンモナイト。
石の中に茶色く見えているのは植物片(化石)です。
大きさは一緒に写っているハンマーと比較してもらえれば分かると思います。

ここのアンモナイトは、頁岩中から産出するのですが、厚みはなく薄い状態で出てきます。
日本ではここでしか産出しない種類もあり研究者にとって重要な産地です。

山口県では秋吉台の石灰岩から、古生代のアンモナイトも産出します。

山口に化石散策に行ってきました 2

前回からの続きです。

写真は、中生代三畳紀の美祢市桃の木層から産出した、シダ植物の「クラドフレビス」
指差しているところには、よく見えませんが「イチョウ」も見られます。
これは以前、Hさんから戴いたものです。

美祢市は過去、国内屈指の無煙炭(燃やしても煙の少ない炭化度の高い石炭)を採掘していた炭鉱があり、その石炭採掘時には写真のような化石の巨大なものが産出していました。
豊田町から美祢市に至る道沿いには石炭層が見学できるところがあります。(標識が設置してあります)
ここの石炭は九州の石炭よりもずっと古い時代のものであり、その石炭やボタをよく観察すると、植物化石を見つけることができます。
写真は、美祢市某所の石炭を含むボタ。
「ポトザミテス」や「クラドフレビス」などの植物の小片が入っていました。
こんなものが市内のあちこちで見られました。

2006年5月25日 (木)

山口に化石散策に行ってきました 1

昨日、私が所属している化石研究会の先輩である某有名老舗菓子店社長のHさんと一緒に、久しぶりに化石散策に行ってきました。

北九州市の八幡で待ち合わせして、関門トンネルを通って下関へ。
今回の目的地である山口県西部は、全国的にも有名な化石産地であり、時代も古生代・中生代・新生代と各時代の地層が分布しており、現在までに貴重な化石が大量に産出しています。

今回の散策の様子を数回に渡り書いていこうと思いますが、話題提供ということで、一回目は昨日の西日本新聞にも載っていたニュースについて触れておきます。

「山口県美祢市大嶺町奥畑」というところがあるのですが、ここは「美祢層群桃ノ木層」という約2億3000万年前のシダやイチョウなどの植物化石や、ゴキブリやトンボなどの日本最古といわれている多くの種類の昆虫化石が産出した地層が分布しています。

実は今日5月25日から、この場所が化石を採集体験できる体験場としてオープンするという事です。

昨日は残念ながら一日前で入れませんでしたが、利用希望者は事前の申し込みが必要ですので注意してください。

申し込みは、「美祢市歴史民俗資料館」で申込書に記入して申請した後、学芸員から講習を受ける必要があります。
料金は、一般100円・小中学生50円。
祝日と月曜は休みだそうです。
現地へ行く前に、まずは電話して問い合わせてみてください。

駐車場やトイレも完備とのことで、最近このような施設をつくる自治体の話をあちこちで聞くことがあり、私たちとしてはとても嬉しいことですね。

写真は美祢市にある「化石館」です。
ここには、その奥畑で採集された貴重な化石がたくさん展示されています。
この「化石館」の前に採集場の申請を受け付ける「美祢市歴史民俗資料館」があります。
こちらにも豊富な化石が展示してあり、美祢市が化石の研究にとっていかに重要な所であるかが分かります。

2006年5月13日 (土)

「三葉虫展」の。。。

私のブログで2回、北九州市の「いのちのたび博物館」で開催されている「化石王(カセキング)三葉虫展」の紹介をしましたが、1枚どうしても紹介したい展示物の写真がありましたのでアップします。
それがこれ!

「クチビルが保存された三葉虫の化石」!!!

ほんと、初めて見ましたよ〜ヾ(≧▽≦)ノ


ところで、古生代に栄えた三葉虫ですが、日本では岩手県・宮城県・福島県・岐阜県・福井県・高知県などで見つかっています。
近いところで言えば、山口県の秋吉台・宮崎県五ヶ瀬村があります。
しかし「三葉虫展」で見られるような完全な形が残っている綺麗な化石は稀で、死んでバラバラになった部分的な化石が多いようです。

私が住んでいる福岡県は?というと、残念ながら見つかっていません。
でも実は三葉虫も生息していたと考えられる古生代のサンゴ礁の海により生成された地層は存在しています。
それは北九州市の平尾台や田川市に点在する石灰岩層です。
ところが、この石灰岩はマグマの熱により変質していて、化石は溶けてしまい確認できません。
化石は全く見つからないのか?
見つかる可能性はないのか?
というと、ないわけではなく、マグマの影響を受ける前の化石を含む石灰岩層から転石として水の流れなどによって別の場所に運ばれたものが、別の礫岩層を形成していればそこから見つかる可能性はあります。
実際熱の影響を受けてないとみられる石灰岩を含む礫岩層は福岡県のあちこちに分布しています。

2006年4月30日 (日)

「化石王(カセキング)三葉虫展」に行って来ました

先日ブログでもお知らせしておいた北九州市立自然史・歴史博物館「いのちのたび博物館」で始まった企画展「化石王(カセキング)三葉虫展」に行ってきたので報告しますね。

場所は北九州市の八幡東区のスペースワールドの隣で、車だったら近くまで都市高速で行けるし、JRの場合はスペースワールド駅の目の前なんで交通アクセスは抜群です。

博物館の入口から入って左側、ギャラリー館に「三葉虫展」が開催されています。
今回は博物館所蔵の三葉虫の他、自然史友の会会員の「原田啓一さん」「藤田吉広さん」お二人の日本を代表する三葉虫コレクションが展示されています。
ギャラリー館の中央には、可愛い三葉虫の絵が入ったテーブルが2つ置かれていて、その周りに様々な三葉虫が展示してあります。

今から約5億5000万年前〜2億5000万年前の古生代に栄えた三葉虫を見てみましょう。
「なんか痛そう!」
(≧◇≦)な三葉虫
体のトゲはもちろん外敵から身を守るためでしょうね。
「ブルメイステラの仲間」(ファコプス目)
時代はデボン紀
モロッコ産です。
こんな三葉虫も皆さんは、ほとんど見たことがないのでは?
「ディクラヌルス ハマトゥス」(リカス目)
時代はデボン紀前期
アメリカ オクラホマ州産です。
これって、本物?と目を疑うような形をしていますよね(^-^;
「ワリセロプス トリフルカトゥス」(ファコプス目)
時代はデボン紀
モロッコ アルニフ産です。

ウルトラマン世代には「カネゴン」を想像させる?
トンボのように「複眼」を持つ三葉虫、中には泥の中に棲んでいて目が長くなったものもいます。
「キィベレ ベラチュラ」(ファコプス目)
時代はオルドビス紀
ロシア サンクトぺテルブルグ産
サンクトペテルブルグといえば芸術の都ですよねぇ。
こんな三葉虫が産出するとは、、、。


先着順で受け付けている化石の発掘体験コーナー。
他に三葉虫のレプリカ作りも企画されています。
保護者同伴ならば小学生低学年から受け付けているようです。
ただし、数に限りがあるので注意してくださいね。
早いもの勝ちです。
詳しくは博物館まで。。。

この他にも紹介したい三葉虫がたくさん展示してあります。
小さなものから大きなもの、形や機能も様々で種類の多さには驚かされます。
面白かったのは、唇が保存された三葉虫の標本。
「こんなの見たことない!」ものがたくさんです。
興味がある方はぜひこの機会をお見逃しなく!
会期は5月28日までです。
ミュージアムショップには、三葉虫も売ってますよ♪

2006年4月27日 (木)

宮崎県のカニ化石

宮崎県産出の「ミヤザキエンコウガニ」
時代は、新生代新第三紀中新世

宮崎のカニ化石は有名で、宮崎層群と呼ばれる地層の中のノジュール(化石を核として珪酸分や鉄酸化物、炭酸などが沈殿濃縮したもの)に含まれます。
産地ですが、主に田野から高岡にかけて発見されています。
海の地層ですからもちろん貝やうになどの化石も見つかります。

写真の化石は、1999年に私がもっと歯科技工の仕事がもっと上手くなりたいと、働きながら上級の技術を学べる宮崎の学校の週末コースに通ってた時に、時間をつくって地層を見に行き、土地の持ち主の方に許可をもらって探して発見したものです。

発見した時は楕円形のノジュールで、僅か2ミリ程ですが、カニらしき爪が覗いていました。

当時は忙しくて、なかなかクリーニング(化石を母岩からとりだす作業)に手を付けられず今に至ってしまい、結局3分の2くらい進んだところで止まってます。

早くクリーニングを完了させねば。。。(汗)

2006年4月16日 (日)

いのちのたび博物館で「三葉虫展」!

来る平成18年4月29日(土曜)〜5月28日(日曜)までの30日間、北九州市立自然史・歴史博物館「いのちのたび博物館」のギャラリー館で「化石王(カセキング)三葉虫展」が開催されます。

今回は常設展の観覧料のみでご覧になれますので、この機会にぜひ「いのちのたび博物館」にお越し下さい。
(安くて見応えあるよ!)

ちなみに公開される三葉虫は、私も所属している北九州自然史友の会会員でもある「原田啓一さん」「藤田吉広さん」お二人の日本を代表する三葉虫コレクションが公開されます。

原田コレクションの中からは、三葉虫で最も不思議な形をした三葉虫の一つケラタルゲス アルマトゥウを含む約100種。

藤田コレクションの中からは、世界最大級の三葉虫テラタスピス グランディスを含む約30点。

三葉虫は、古生代(約5億5000万年前〜2億5000万年前)に生息していた生物で様々な種類が知られており、化石の代表格と言えましょう。

私もいくつか所有していますが、先日、接写用のデジカメが故障してしまい現在修理中のため写真が撮れません(涙)
しばしお待ちを、、、。

なお今回の三葉虫展では、会場内で三葉虫の発掘体験やレプリカづくり体験が、先着順で企画されているようです。
詳しくは博物館まで問い合わせてみてください。

2006年4月 7日 (金)

オパールと化石


オーストラリア産の研磨した美しいオパール。
光の屈折により、ブルー・グリーン・イエロー・レッドなど、様々な色に輝いています。
同じくオーストラリア産のシェル・オパール。
貝化石がオパールに置き換わったもので、写真のものは乳白色で単調な色をしています。
というのも、屈折により様々な色に輝く貝化石は高くて買えず、ここでは写真で紹介できませんでした(涙)
本当は美しい貝化石を紹介したかったんだけどなぁ、、、。


オパールには様々な色のものが存在します。
ホワイト・オパール、ブラック・オパール、ストロベリー・オパール、ファイア・オパールなど、キラキラ様々な色に輝くものから単色なものまで種類は豊富です。
宝石としての主な産地は、オーストラリア、チェコスロバキア、アメリカ、ブラジル、メキシコ、南アフリカなどです。

さて、オパールとは何ぞや?というと「珪酸ゲルが硬化したもの」で、少量の水分が含まれています。
水分を含んでいる関係で、乾燥するとひびが入るものもあるようです。
では、オパールはどのように出来るのでしょう。
皆さんは「シリカゲル」という乾燥剤を御存知でしょうか?
食品などに使われる小さな袋に入った、透明な小さな小さな球です。これは二酸化珪素SiO2と水で出来ているのですが、オパールは地層中の水の中にSiO2が少量でも入っていると、肉眼では見えない微小のシリカボール(球)が形成され、水の底に沈んで溜まっていきます。
ですから、イメージとして微小のシリカゲルが積み重なって接着しあっているものがオパールと思っていただければいいでしょう。
そして、その球の隙間の状態によって光の屈折が異なり、様々な色がキラキラと輝くオパールが出来上がるという訳です。

オパールは堆積岩の空洞や、火成岩の岩脈に見られ、貝化石がオパールに置き換わっているものは、北九州の芦屋層群の貝化石にも稀に見られますし(乳白色)、また築上郡の椎田道路の工事中には、阿蘇火砕流によって倒され埋もれた樹木が見事なウッド・オパールとなって発見されています。


参考までに乾燥剤の「シリカゲル」の写真を貼っておきます。
お菓子などに入ってますよね。
最近の乾燥剤はシート状になっていたりと、だんだん少なくなってきてるかもしれません。
ブルー色は着色です。

2006年3月30日 (木)

恐竜博2005 明日まで

北九州市立 自然史・歴史博物館「いのちのたび博物館」で2005年12月23日から開催されている「恐竜博2005」(恐竜から鳥への進化)は、ついに明日で閉幕となります。

現在までに、なんと期間中の入場者数は19万人を突破!

やはり恐竜って人気ありますよね。

今回の目玉は、世界最大のティラノサウルス「スー」の全身複製骨格がアメリカ以外の国で初めて公開されたことでしょうね。

オリジナルグッズもよく売れてるみたい。

入場料は一般1400円、高校・大学生1000円、小中学生700円とちょっと高いですが、恐竜ファンはお見逃しのないように。
なお、この料金でもちろん常設展も見れますよ。

「コハク」のはなし7筑豊地方4

思い出深い中間市のコハク産地�(大辻層群)
1995年10月15日の工事の進行状況。
前記の同方向からの写真と比べると大きく地層が削られているかが分かると思います。
この後、住宅分譲地に整備されました。
この産地で採集した最大のコハク。
最大幅5.2cm 最大高2.3cm
(研磨はしていないので表面は黒っぽいですが、中は綺麗なオレンジ色をしています)
工事が進行している途中、地層中に黄金色に輝く15cm幅ほどの帯が現れました。
よく観察してみると、それは無数の小さなコハクが含まれた砂岩であることが分かりました。
キラキラ輝いて綺麗でしたねー。

この貴重な産地は現在はもうありません。
この間、中間市在住の自然史友の会会員のKさんと一緒に調査しましたが、十分な調査が出来たとは言えず残念に思っています。

2006年3月28日 (火)

「コハク」のはなし6筑豊地方3

思い出深い中間市のコハク産地�(大辻層群)
前記の消滅した中間市の地層では、1995年9月から10月にかけて宅地造成により、大きく削られてしまいます。なんとか調査して資料を残しておきたいと考え、菓子折りを持って工事の担当者の方と交渉し、工事が止まる昼休みに中に入れていだだけることになりました。
その結果、地層が削られていく過程で、おびただしい量の植物化石が観察できました。
写真は落葉性の広葉樹、ブナの類であろうか。
筑豊地区の古第三紀の植物化石全般に言える事は、石炭採掘時に見つかった植物化石を除き、地表近くの植物化石を含む地層の大部分は大変もろく、一度乾燥してしまうとバラバラに崩れて標本にならないという難点があります。

左の写真は、たくさんのメタセコイヤの葉が観察できる良い標本なのですが、大きなひびがたくさん入っているのが分かるでしょうか?


採集した時はひびはまったく確認できなくても、家に持ち帰ってしばらく経つと、いつの間にか土になってしまっている、、、。実際そんな経験が何度もあり、なかなか標本を保存することが出来ませんでした。
そこで、考えたのが歯科用の樹脂で補強する案です。
まず化石の表面を歯科技工用の石膏表面硬化材(接着材を薄めたようなもの)を用い浸透させ補強します。
次に母岩の裏を即時重合レジン(プラスチック)で覆いバラバラになるのを防ぐというものです。
これは見事に成功しました。(手間は大変ですが、、、。)
ですから写真の植物化石も、その手法を用いてなかったら今頃は土になっていたと思います。

2006年3月27日 (月)

「コハク」のはなし5筑豊地方2

思い出深い中間市のコハク産地�(大辻層群)
1994年に、北九州自然史友の会の先輩である当時福岡市在住だった故N氏に福岡県中間市の新生代(古第三紀)のコハク産地を案内していただいたことがあります。
その頃私は、中間市の歯科医院に勤務していたので職場の昼休みを利用して、時々地層の観察に出掛けていました。
中間市垣生公園裏手グラウンド横の地層。
炭層とシルトの美しい互層です。
地層の観察にとても良い場所でしたが、残念ながら1995年暮れに宅地工事により消滅していまいました。
この地層中の炭層とシルト層どちらにも所々にコハクが観察できました。
○で囲っている所(シルト層中)に3cm大のコハクが見えます。
日本で見つかるコハクは、火山帯にすっぽり入った地震国ということもあり、細かくヒビが入ったものが多く見うけられます。
前回紹介した水滴形くらいの大きさでは問題ないですが、この3cmくらいになると、取り出す時にバラバラになるので注意が必要です。

2006年3月25日 (土)

「コハク」のはなし4筑豊地方1

筑豊地方の「コハク」の産出の特徴として、その大部分のコハクは小さく、写真(随分前に撮ったもので、写りが悪くてすみませんm(__)m)の一番下に見られるような水滴型(涙型)のコハクが多く見られます。
例えば幹から樹脂が「ポタッ」と流れ落ち、沼のような水の中に落ちて保存されたのでしょうか、、、。

その中にも、極小の円形に近いものや細長いものなどが見られます。

形に関してはその他にも色々な形がありますので、追って紹介しますね。

なお、コハクの表面は黒っぽくなっているものもありますが、中は綺麗な黄色からオレンジ色に近い色をしています。

2006年3月23日 (木)

「コハク」のはなし3

コハクを手にとってみると、意外にとても軽いことに気付かされます。
ですからアクセサリー(宝飾品)として身に付けても、重さはあまり感じられないでしょうね。

ちなみに日本では昔からコハクを「勾玉」などに加工して使用しており、古くからその存在が知られていました。

そんなコハクですが、その他の特徴として、時に「小さな生き物」や「植物片」を含んでいる事があります。
それらは生きていた時と同じく、その姿がそのまま保存されています。

通常、地質時代の生物は、やわらかい部分は保存されにくく、骨など硬い部分が化石として残る確立が高くなります。
しかしコハクは、アリやハエなどの昆虫類や、トカゲやカエルなどの動物、植物の葉や花など、それらの細かい毛の一本一本まで細部にわたって保存されていることがあり、コハク特異のこの物性には大変驚かされます。

写真はヨーロッパのバルト海沿岸産出「バルトコハク」中に含まれた昆虫。
(東京で年一回開かれる鉱物・化石の見本市「国際ミネラルフェア」で1998年に購入)
 

2006年3月21日 (火)

「コハク」のはなし2

福岡県直方市産出の「コハク」
(表面を磨いたもの)
産出した地層は、おそらく大辻層群出山層
(約3500万年前)ではないかと考えています。






世界中の「コハク」産地の中で最も有名なのは、ヨーロッパのバルト海沿岸(リトアニアなど)で産出する「バルトコハク」やドミニカ共和国の「ドミニカコハク」でしょう。
またメキシコ、中国、ビルマなど多くの国で産出します。

日本では岩手県久慈市が有名で、巨大なコハクも産出しており、以前は月にトン単位で採掘されていたそうです。
また現地にはコハクの博物館もあります。
その他にも北海道やいわき市、銚子、八王子、瑞浪、神戸、宇部から九州各地と北から南まで、時代も中生代白亜紀から新生代まで幅広く産出しています。

前回、「福岡でも」と書きましたが、石炭産業が盛んな時期には石炭と一緒に「コハク」が混じって産出していました。
しかし「コハク」は石炭採掘の僅かな副産物で、特に気にもとめられず捨てられていたようです。

私は、炭鉱が閉山してしまった今、この「コハク」を直方市、中間市、遠賀郡、北九州市などの炭層を含む地層等で確認しています。

2006年3月19日 (日)

「コハク」のはなし1

「コハク」ってなんでしょ?と聞かれて、答えられますぅ?
私の周りに聞いたところ、あまりよく分からないようでした。

「宝石店で見たことある!」
  そうです。ありますね!

「ウイスキーの色!」
  確かに琥珀色って言いますね!

いろんな意見が出るでしょう。

映画「ジュラシックパーク」を見た方は、コハクの中に閉じ込められた「蚊」から恐竜のDNAを取り出し、そのDNAを使って現代に恐竜を蘇らせるという話を思い出すでしょう。
(恐竜を甦らせるのは無理ですけど、、、。)

「コハク」とは、地質時代の樹木中の樹脂が地中に埋もれて化石化したものです。
色は黄色から茶色っぽいものや青や黒っぽいもの等、様々な色のものが知られています。

樹脂が長い時間をかけてコハクに変化するまでに、コパールと呼ばれる時期があって、それは比較的新しい時代のものです。
ですから、どれくらい時間が経っているかで名称が変わってきます。

「コハク」のネックレス。
光に透かすととても綺麗です。
これは私が1995年にホノルルマラソンを走りにハワイに行った時に現地で購入したものです。
(初マラソンがホノルル!無謀?)
σ(^◇^;)
ちなみに、これ比較的安かったです。
(バルト海沿岸産?ドミニカ産?)

樹木から流れ出るこの「樹脂」が「コハク」の元です。

この「コハク」、日本も産地の一つって知ってました?
量こそ少ないですが、なんと私の住むこの福岡県も産地の一つなんです。
この話はまた次回。。。

2006年3月16日 (木)

化石の魅力と最近の化石事情3

化石の魅力はまだまだたくさんあるでしょう。
子どもの頃は、デパートに売っていた小さな化石が大変な宝物に
思えたものです。

そんな化石ですが、以前は採集できていた産地が、心無い人によって壊され化石が大量に持ち去られていたり、土地の所有者に断りなく採集され土地が荒らされるといった事例が時折みられるそうです。
また天然記念物に指定された場所では採集が禁止されていますので注意が必要です。

「街の化石博物館�石材番外編」でも触れましたが、化石は限りあるものですから、購入したり、採集したりして手に入れた方は大事にしていただきたいと思っています。

今、手に入る化石も今後いつ手に入らなくなるか分かりません。

化石って、有るところには大量にあったりすることもありますが、世界的にみると其処だけにしかないものかもしれません。

造成などで出る化石については、私の場合菓子折りを持っていって工事の方と交渉し、許可が貰えたら持参のヘルメットをかぶって工事が止まる昼休みに入れてもらったりしていました。

どこでの採集もそうですが、マナーを守って対応する。
公共の場所では、他の採集者のことを考えて採り過ぎない。
採集したらきちんと後片付けをするなど気をつけましょう。

そして採集したら記録を残します。
いつどこで採集したかは必ず記入しましょう。
どこで採集したか分からないと、学術的な価値がなくなってしまいます。
採集した化石の種類も図鑑などで調べましょう。
もし分からなかったり、大変な発見をしたと思ったら博物館で見てもらうことをお勧めします。

あと、もし手離すことがあったら興味がある方に譲るか博物館に寄贈するかして貴重な地球の宝物を後世に残してあげてくださいね。

2006年3月11日 (土)

映画【ジュラシックパーク】封切前の出来事

写真は山口県下関市で見つかった恐竜の足跡化石。
恐竜が残した足跡のくぼみに、砂がたまって固まったものです。
大小2種類あります。
この標本は現在「いのちのたび博物館」に展示してあります。





今日はテレビで、映画【ジュラシックパーク�】があってましたね。
この映画の一作目の封切前に私にとって大きな出来事がありました。

1993年(平成5年)、この年は夏公開の映画【ジュラシックパーク】の話題で持ちきりで恐竜ブームが巻き起こっていました。
当時、北九州市の八幡駅の上にあった「北九州市立自然史博物館」には、新聞やテレビなど各方面から「恐竜の話題ないですか?」というような問い合わせがたくさんあっていたそうです。

実はこの年の5月23日、私は山口県下関市で恐竜の足跡を発見していましたが、博物館の先生の正式な学会発表まで誰にも話さないほうがいいでしょうという話を聞いて、喜ぶ気持ちを抑えて黙っていました。

7月14日の事、当時行橋市の歯科技工所に勤めていた私のところに、博物館のO先生から一本の電話がかかりました。
「ばれちゃいましたから、もう話しちゃっていいですよ」
続けて
「T○Cの夕方のニュース見てください。おそらくこれから大変ですよ」
とおっしゃって電話を切りました。

「えー!マジ?」
とりあえず夕方のニュースをチェック。
「始まった、、、。」
いきなりトップニュースで
「スクープです。山口県下関市で日本最古の恐竜の足跡が発見されました。」
「えー!これって・・・」
私の名前を紹介したあと、続いて写真が!
パンチパーマで赤いアロハシャツ姿の私(汗)が、現地の足跡化石の前で写っている写真です(キツイなぁ)
「先生これ渡したんだぁ」
しばらく見た後「ついに出ちゃったぁー」なんて思っていると電話が、、、。
「共同通信社ですけど・・・」

この電話を皮切りに次々に職場に電話が!
内容は取材したいとのこと。
大変だぁ〜

大体仕事は片付いていたので、急遽家に帰ることに。

それからはもう凄かったですよ。
夜中まで各新聞社が入れ代わり立ち代わり取材。
「どこの新聞社が来ました?足跡の良い写真ありませんか?」
どこの新聞社も必死でしたねぇ
で、驚いたのは来る時には既に原稿が出来てて、私が確認する。
良ければそこから本社に電話という具合。

新聞記者が帰ってから興奮してなかなか寝れなかったです。
結局、朝まで寝付けなくて新聞配達のおじさんから直接朝刊を受け取り確認すると、1面と社会面にカラーで大きく載っていた。
「あ、写真使ってある!」
つい数時間前に手渡した写真でした。

それからしばらくは、雑誌やテレビ・ラジオの取材が凄かったですね。
いやー、貴重な体験をさせていただきました。

私が発見した恐竜足跡の地層は、中生代ジュラ紀末期から白亜紀初頭にかけて堆積したもので、足跡の主は草食恐竜の「イグアナドン類」ではないかと推測されています。

この恐竜足跡化石の発見記は、またの機会にご紹介しますね。

2006年3月10日 (金)

化石の魅力と最近の化石事情2

化石の魅力については前回も書きましたが、まだまだたくさんあります。

たとえば脊椎動物が化石になる場合、骨の関節がつながっていることよりもバラバラになっていることが多い。ですから私たちはその骨の一部からどんな生物であったか想像し、骨の形を他の標本と照らし合わせて種を考えていきます。
大変な作業かもしれませんが、面白さの一つでもあります。

また化石とは生物が鉱物に置き換わっているわけですから、時には綺麗な宝石や貴石に置き換わっていることもあります。
例を挙げるとオーストラリア産出の「プレシオサウルス」の骨が、なんと綺麗な「オパール」に置き換わっているのを以前見たことがあります。
この手の話は、また改めて書きたいと思いますが、化石の持つ美しさってありますね。
アンモナイトなんて外形の美しさ以外にも、内側の隔壁の研磨面の美しさ、また縫合線の美しさなど美しいと思う箇所がたくさんです。

このような美しい化石は、ほとんどが外国産で私たちも博物館の売店などで購入することが出来ます。

化石の魅力と最近の化石事情1

化石の魅力って、人により様々だと思います。

単純に生き物が石になっていることが凄い!という方もいらっしゃるでしょうし、綺麗だなぁと思う方もいらっしゃるでしょう。いろいろだと思います。

私の場合はというと、太古の生物が死んでバクテリアなどにより分解されることなく、土に埋もれて地中で圧力を受けた後、マグマの熱などにより変質してしまうことを免れ、化石として地層中に保存されたものが、自然の作用により山の沢や海岸線沿いの地層などに露出、または造成等により露出する・・・ここまででもかなり稀な現象と言うべきで、さらにこの場所に私が訪れ、ハンマーで石を割ったときにその化石が私の目に触れる、、、。
感動ですよ。感動以外の何ものでもない。
究極の確率なのですから、、、。

地球が誕生してから約46億年。
人間の歴史なんてほんとちっぽけなものです。
あんなでっかい恐竜だって、長い時代地球上に君臨していたんです。

なんか化石と向かい合っていると自分の悩みなんてちっぽけだなぁなんて、不思議と気にしなくなってたりすることもあります。

今地球上にいる生物って、人類はまだ全種把握していません。
地球上に生命が誕生してから約40億年。
今までにどんな生物が誕生し、進化していったか。
そして絶滅してしまった生物とはどんな生物で、その時何があって、どうして絶滅したのか。

それらを知るヒントは化石なのです。

これから人類が生存に向けて数々の危機に直面した時、化石から学んだ情報が役に立つこともあるやもしれません。

ですからもし貴重な化石を見つけたら、私を含め私の周りのアマチュア研究家は専門の研究者(学芸員)の先生がいらっしゃる各地の博物館等に寄贈しています。

その代わり、その化石の鑑定結果の細かい情報や、時にはレプリカ(複製品)をいただいたりしています。

専門の先生と持ちつ持たれつのいい関係を保つことが、私は最良の化石の楽しみ方と思っています。

2006年3月 7日 (火)

私のフィールド


私が化石採集で動き回るのは、主に北九州・筑豊地区周辺です。
今回はこの地域で化石を産する地層を紹介しましょう。

以下に記すのは、地層の名前・堆積の場所・年代・分布地域です。







洞窟堆積物[洞窟成]
  新生代第四紀 更新世〜完新世
  数十万年前以後
  北九州市平尾台地下鍾乳洞

芦屋層群 [海成]
  新生代第三紀 漸新世
  約3000万年前
  北九州市・遠賀郡・中間市・下関市など

大辻層群 [主に河成]
  新生代第三紀 漸新世
  約3500万年前
  直方市〜北九州市

直方層群 [主に河成・一部海成]
  新生代第三紀 始新世
  約4500万〜3500万年前  
  筑豊地域全域

関門層群脇野亜層群 [一部河成〜湖成]
  中生代白亜紀前期
  約1億3000万〜1億2000万年前
  飯塚市・宮若市・直方市・北九州市から山口県にかけて

平尾石灰岩層 [海成]
  古生代石炭紀〜ペルム紀
  約3億5000万〜2億6000万年前
  北九州市平尾台
(後に、マグマの熱を受けているために現在では化石は見つかりません)

呼野古生層 「海成]
  古生代石炭紀〜ペルム紀
  約3億5000万〜2億6000万年前
  北九州市門司区など

ざっと挙げましたが、この地域ってほんと化石の宝庫なんですよねー
狭い地域で、様々な時代の化石が見つかるのですから♪

後は、その時代の地層の堆積状況や住んでいた生物を想像しながら探すというわけですが、特に芦屋層群は豊富な種類の海の生物の化石を大量に産することで有名です。
また、小倉方面の脇野亜層群では魚類化石群も見つかっており世界的にも有名な産地です。
数種類の恐竜化石も見つかっています。

2006年3月 6日 (月)

仕事帰りに・・・。

日曜は基本的に私は休むんですが、5日は仕事に出ました。
休日の勤務時間の定時は3時半、そのまま残業せずに帰ることにして、帰路途中にある地層の調査にをすることにしました。
直方市某所の中生代白亜紀前期(約一億二千年前)の脇野亜層群と呼ばれる地層の露頭へ。
この前、骨片を採集した所とは別の場所です。

ここは以前に何度も調査して、一度も化石を採集できたことはありません。
「今までと違う見方をすれば、何か見つかるかも」
そう考えながら探しました。

化石は含まれている石の風化の進行状況によって見え方が大きく変わってくるのですが、この場所はあまり風化が進んでいないので、もともと化石が含まれていたとしても全体に真っ黒で,溶けて見えなくなってしまっているような状況があります。

「あ!あった!」
すご〜く分かりにくいですが、シダ類の化石です!(写真)
「あるんだ!」
そう確信してまた探すけれど次が見つからない、、、。
「もう少し風化していれば内容物がはっきり浮き出てくるのになぁ〜」
そんな事を思っていると、ほんの少しだけ風化が進んでいる石を発見。
割り出してみると、小さな植物の破片が入っている♪
よ〜っしと石を割っていくと、ビビパルスというタニシの仲間の巻貝化石を2つ採集することができました。
ラッキー!
今日はツイてる一日となりました。

2006年2月 5日 (日)

探してみよう珪化木




石垣ぜ〜んぶ珪化木(飯塚市)




地層中の珪化木の立木(直方市)

2回にわたり珪化木の話を書いてきましたが、皆さんも珪化木を探してみませんか?

旧産炭地では、写真のような石垣やボタの中などでも観察できます。
もちろん、石炭層を含む地層中にも珪化木が見られるわけですが、工事現場や切り立ったガケは、大変危険ですので近づかないでください。

また、北部九州の第三紀の地層がある北九州市若松区や芦屋町、津屋崎町や福岡市香椎などの海岸の転石がある波打ち際にも、年輪の模様がとても綺麗な丸くなった珪化木の小石が採集できます。

中には、メノウに置き換わったものや、空洞が方解石の結晶になったものなど、面白いものも見つかることがあります



一部がメノウに置き換わった珪化木のスライス面(津屋崎町産出)

2006年2月 2日 (木)

北九州の珪化木

写真の珪化木は「いのちのたび博物館」に展示されている、小倉北区響灘 白洲灯台東方海底から引き上げられた古第三紀漸新世(今から約3000万年前)のものです。
和名を「ニセホバシライシ」といいます。

どうです?大きいでしょう!

この付近には小倉炭田と同じ時代の地層が分布し、海底にはいくつもの珪化木が転がっているそうです。

また、北九州市戸畑区の夜宮公園には、国指定天然記念物の「夜宮の大珪化木」があります。
これはなんと直径2メートル、長さ40メートルもあるとのことですが、今見られるのは14メートルほどだそうです。

福岡市東区の海岸にも同様の国指定天然記念物「名島のほばしら石」があります。


響灘の珪化木


響灘の珪化木の美しいカット面
 年輪が観察できます。


自宅の庭にも化石が・・・


画像の数個の石、実は木の化石です。
よく観察すると、はっきりと年輪が確認できます。

筑豊炭田で栄えたこの地域は、大昔、大森林がありました。
時代は古第三紀、始新世中期から漸新世にかけてで、その当時の樹木が地中に埋もれた後、その組織(細胞)の中に珪酸が浸透し鉱物質(石英など)に置き換わったものがこの画像の石で、このような化石を「珪化木」(けいかぼく)と言います。

私の自宅の西100メートルくらいの所に炭鉱の坑道の入口があって(今は破壊されています)、以前そこから石炭が運ばれていました。

ちなみに、この地域では「珪化木」のことを「松岩」と呼んで、石炭を掘るときの邪魔な副産物になっていたようです。

木の化石と言うと大変貴重なように思いますが(貴重ですよ)、私の家の近くでは、いたるところで目にします。
近所の石垣が全部この「珪化木」だったりするのです。

当然「珪化木」は筑豊中で見ることができますし、北部九州の福岡市や北九州市など炭鉱があったところであれば普通に見られます。

子どもの頃、祖母が遠くの温泉地を旅行した際、お土産に「珪化木」を買ってきてくれたことがありました。
場所が変われば売り物になるんだナ〜って複雑な気持ちになったのを覚えています。

次回も「珪化木」について書こうと思います。
この「珪化木」奥が深くて面白いんですよ♪

2006年1月29日 (日)

化石とはなんぞや?


化石とは、地中に埋もれた過去の生物の遺骸、または痕跡のことを呼びます。

生物の体自体が保存されたものを『体化石』、生物が活動した痕跡が地層中に残されたものを『生痕化石』といい、巣穴の跡や排泄物も化石と呼び、古生物学という学問で研究されています。

化石というと石のように硬くなったものだけを呼ぶように思われますが、シベリアの永久凍土層から発見された「氷浸けのマンモス」のように軟らかい組織がほとんどそのまま保存されているものもありますし(犬が喜んで食べたという話もあるくらいですからから驚きですよね!)、コハクの中に閉じ込められた昆虫のように、当時のそのままの形が保存されているものもあります。

また生物が変化したものに化石燃料(石油や石炭)がありますが、厳密にいうと生物の研究対象にはなりにくいので化石とは呼ばないほうが良いようです。

以上のようなものを化石と呼ぶのですが、生物が死んだあと、分解されずに地中に埋もれてその痕跡を現在まで残すというのは、きわめて稀な現象であり、まして人間に発見されて研究の対象になるなんてことは凄い確立だと思います。

画像は私の化石資料室?の棚の一部。
その凄い確立で私の手にわたった化石たちです。
ここに写っているのは外国産もありますが、倉庫の中には私が集めてきた九州・山口各地の化石がたくさんパンケースに入って眠っています。
いったいどれくらいあるんだろうshock

2006年1月26日 (木)

化石って面白い!


皆さん、はじめまして。
化石に興味を持った歯科技工士クロちゃんのページへようこそ!

これから私が収集した北九州・山口地方の化石の情報を中心に、化石の世界を紹介していきたいと思います。

化石って、皆さんの凄く身近にあるんですよ。
意外?って思うかもしれませんが、家の近くに眠っているかもしれませんし、生活の一部として使われているものもあるかもしれません、、、。

画像は現在、北九州市の「いのちのたび博物館」で開催されている『恐竜博2005』での1コマです。
(ちなみに写っているのは私で〜す)
こんな恐竜の化石って博物館くらいでしか、なかなか見られるものじゃないでしょうが、福岡県でも歯や骨が見つかっているのを知ってますか?九州も当時様々な恐竜が住んでいたのです。

それらの話は追って少しづつ紹介していきますが、九州って化石の宝庫なんです。

次回は化石とはなんぞや?について書きますね。