先日から時々紹介している関門層群脇野亜層群(かんもんそうぐんわきのあそうぐん)の石を細かく砕いてのクリーニング。
北部九州から山口県にかけて分布している白亜紀前期・約1億3000万年前から1億2000万年前の河川や湖に堆積したと考えられている地層。
これまで北九州市で貴重な魚類化石群が発見されたり、数種類の恐竜類、トカゲ類、ブロティオプシスやプリカトウニオなどの貝類などが報告されています。
でもまだまだ分からないことだらけ、違った見方から化石の分析ができないかと、あべさんと一緒に小さな化石の検討をしています。
細かく割れている状態で見つかる貝類化石、こんなに細かくなっているのは水の流れのせい?表面の彫刻はこれまで報告されている貝類には該当しないような?
作業を続けていると次々と疑問が出てきます。
どんな生物か、どこの部分か分からない小さな骨片も出てきました。
いろいろ推測しながら博物館の先生方と検討しましたが?でした。
マイクロスコープで見ながらのクリーニングは腰が痛くなったり疲れはしますが、大変意義のある作業だと思っています。
写真はその作業中に出てきた「歯」
ポリ袋に入って中央にあるの分かります?
なんでしょね、大きさや形態からして魚類が頭に浮かびますが確定は出来ていません。
極小ですが根元には縦に線があります。
実はこの歯の化石、クリーニングの際に真ん中から2つに折れたのです。
さあ修復!といきたいところですが、なにせ小さい。
割れた破片は肉眼では辛うじて点で見える程度。
針を持って来て先っちょに接着剤を付けるも針自体が「歯」よりも太く接着剤もマイクロスコープで見ると接着面と比べると大量!
なんということだ、、、。
さらに大変なのが接着面を上手く合わせること、、、。
2日にわたりいろいろ考えて、まず接着剤が歯の周りや置いている所に引っ付いてしまうと取れなくなってしまうので、付かないように歯科用のレジン分離材を置き、接着面だけに分離材が付かないように気をつけてその上に何とか歯を固定、薄いメスの刃をさらに薄くして、その先に接着剤を付けやっとの思いで二つに割れた歯の化石の接着修復完了♪
疲れましたぁ。。。
すみません。
仕事が忙しく気持ちがブルーになっていたので更新する気力がなかなか持てなくて、、、。
前回から徹夜が2回あり、反動で(?)その朝にビーチコーミングに出掛けたりもしました。
数日前は冷え込んでウスバハギの漂着があったのですが、浜に到着した時は既明るくなっていて、どれもカラスやトンビに突かれた後、、、。
あ~あ残念。。。
代わりにといってはなんですが、そろそろ漂着し始めたワカメを持ち帰り、さっと茹でて酢味噌で食べたり、めかぶのとろろで食べたりと美味しくいただきました。
写真はこの前の山の散策で持ち帰ってきた石を細かくしているところです。
歯科用のマイクロスコープで見ながらこれらの道具を使って細かくしていきます。
すると小さな魚の歯なんかが見つかるのですよ。
でもあまりにも小さくて(1,5ミリくらい)1つ無くしてしまいました。
悲しい。。。
今日から3日間(2009 年1 月30 日(金)~ 2 月1 日(日))の日程で、琉球大学 沖縄県立博物館美術館を会場に日本古生物学会 第158 回例会が開催されます。
今回、その中で私が関わった発表も予定されています。
分類・生層序の部の
・・・福岡県宮若市に分布する下部白亜系関門層群脇野亜層群中に発見されたフズリナ石灰岩礫について・・・
がそれで、いのちのたび博物館の学芸員さんによって発表されます。
私は仕事、、、。
行きたかったなぁ。。。















久しぶりの韓国恐竜足跡見学記の続編です。


帰国後、早速韓国の慶尚層群から産出した化石群の中の魚類、それも「ガノイン鱗」の持ち主のクリーニング(母岩から化石を出す)を開始した。
最終日は釜山での観光でした。
晋州の産地からの化石続編。
写真の化石を見たときは「何だこりゃ?」と思いましたね。
そろそろこの現場もタイムリミット。

魚の化石が発見されてからの現場は活気付いた。


型取りの現場を崖の上からパチリ。
もと来た道を戻り、最初に見学した足跡のところへ。



足跡化石は恐竜だけではありません。
付近の転石にも足跡のナチュラルキャストが見られました。


周辺の地層面をじっくり観察していくと、写真のような漣(さざなみ)の痕も確認できました。
周辺からは、カマラサウルス類とみられる竜脚類の足跡も見つかっています。



















今日は休みをとっていたので、以前から気になっていた地層を調査に出掛けました。


今日は夕方までに家に帰らないといけなかったので、仕事は昼で終わりました。

写真を見て何の化石か分かった人がいるとしたら・・・貴方は間違いなく化石の達人です♪