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  • 子どものころから化石に興味を持ち、福岡県飯塚市に「筑豊化石収蔵庫」を開設しているクロちゃんです。職業は、歯科技工士。北九州市にある「いのちのたび博物館」でも活動をしています。

僕と化石の出会い

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化石・脇野亜層群 Feed

2018年9月 2日 (日)

標本の整理で。。。2 糞化石

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先日、お盆休みの標本整理中に見つけたもの。

宮若市で以前、道路工事があった際に採集した石。

脇野亜層群千石層のトビゲラ類の巣穴と考えられる生痕化石がある層と、ほぼ同じ層準ではないかと思われる。

その石の端に、風化して茶色になった部分がある。

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おそらく石灰質であったのだろう。

解像度を若干落としているので分かりにくいかもしれませんが、写真の中央部2か所に小さな糞化石と思われるものが密集している。

これが何がどのように残していったものなのか、想像していくのが面白い。

 by クロちゃん

2018年8月15日 (水)

標本の整理で。。。

今年のお盆は、妻の実家が初盆でしたので、ほとんど妻の実家にお世話になっております。

その合間に、私の実家で化石標本の整理を少ししておりました。

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こちらは福岡県直方市産の白亜紀のストロマトライト。

発見して10年以上経つかな?

当時はまだ黒っぽい色をしていて、縞々が分かりにくい状態でした。

こういう場合、雨風にさらして風化せるのですが、これは上手くいったものと言えるでしょう。

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縞がはっきり見えるようになりました。

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この標本、巻貝を含んでいたようで、一緒に随分と風化してしまいました。

ブロティオプシスでしょうか。

一緒に野ざらしにしていたストロマトライトの中には、風化の程度が少し進み気味かなと思えるものもあり、定期的に観察していないといけませんね。

 by クロちゃん

2018年8月12日 (日)

千石峡で水遊び

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先日、宮若市の千石峡に息子を連れて水遊びに行きました。

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サワガニやエビなどもいて、楽しめます。

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こんなトノサマガエルもいましたよ♪

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いつものように、白亜紀の淡水巻貝化石「ブロティオプシス ワキノエンシス」の観察も出来ます。

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地層面に生痕化石らしきものも観察できました。

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熱中症予防に、水分補給はしっかりと取りましょう。

 by クロちゃん

2018年4月16日 (月)

テレビ取材「RKB今日感モーニング」

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かなり久しぶりの更新になります。

皆さまお元気でしょうか。

私はというと、仕事と子育てで忙しくしております。

さて、先日福岡の放送局RKBさんから生放送の出演依頼がありました。

放送日は4月17日(火曜日)の朝、平日で仕事中であり、しかも現在人員が足りていない中なのでお断りしておりました。

が、VTRでの依頼となりましたので快諾させていただきました。

番組名は「今日感モーニング」

4月2日からの新番組で、今日の記念日をテーマにした生放送で朝9時55分からの30分枠で放送されます。

4月17日は「恐竜の日」

私が1993年に山口県下関市で発見した恐竜(鳥脚類)の足跡化石にからめて当日の様子や、その後の活動について取材がありました。

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土曜日は仕事が終わっての夕方から、飯塚市の実家にある私設資料館「筑豊化石収蔵庫」の取材。

日曜日は朝から昼過ぎまで福岡市内で仕事の勉強会があり、戻ってから宮若市のフィールドでの取材でした。

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放送には妻と息子も登場すると思います。

4月17日の火曜日の9時55分からの放送は、「恐竜の日」をテーマに北九州市立自然史・歴史博物館「いのちのたび博物館」からの生中継があり、VTRでの私の活動の紹介があります。

ぜひビデオで予約してご覧ください。

 by クロちゃん

2017年12月31日 (日)

2017年の思い出 いのちのたび博物館にて 

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ティラノサウルス、スーの前で。

結婚前に、この場所で前撮りしたのですが、一人増えました♪

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りんたろうよ、足元の恐竜の足跡は、お父さんが韓国・慶尚層群で型どりしてきたものなのだよ。


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初めての恐竜ロボットとの対面は恐がりませんでした。

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平尾台の洞窟を再現したゾーンにて。

 by クロちゃん


2016年12月25日 (日)

気を長~くして「ストロマトライト」の風化待ち

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十年以上前に採集した福岡県直方市の白亜紀ストロマトライト。

中の様子を観察したくて、以前石材屋さんにカットしてもらいました。

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それがこれ。

夏は表面を酸処理して放置、普段は外で放置状態です。

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カット面は真っ黒で縞模様は見えない状態でしたが少しづつ風化が進んできました。

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だんだんと、ストロマトライトの成長痕が見えてきましたよ♪

 by クロちゃん

 

2016年9月19日 (月)

救出したストロマトライト

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先日救出したストロマトライトです。

真横から写しています。

地層の断面を見ている格好です。

分かります?

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指の先のところからストロマトライトが成長しているのが良く分かる標本です。

 by クロちゃん

2016年9月18日 (日)

関門層群脇野亜層群のストロマトライトについて思うこと。

北九州市の白亜紀前期の地層中からストロマトライトの化石が産出しているのを知ったのは今から25年くらい前でしょうか、それから後、興味を持つようになったのは私の住む筑豊地区にもストロマトライトが存在することが分かってからです。

含まれている地層は関門層群脇野亜層群といい、白亜紀前期の主に淡水の湖に堆積した地層で福岡県宮若市・飯塚市・鞍手郡小竹町・直方市・北九州市~山口県にかけて分布しています。

そして私は現在までに筑豊地区の数か所でストロマトライトの存在を確認しています。

露頭で確認できることもありますが、その殆どは道路工事や造成中に見つかりました。

過去をさかのぼると、飯塚市~宮若市の県道工事の際、ブロティオプシスなどの貝化石採集中に見つけたストロマトライトは母岩の巨大さと岩の硬さゆえ採集は困難でした。このストロマトライトは圧力により多少変形が見られましたが、小さなドーム状の塊が規則的に並んでいるのが観察できました。この時、興味深かったのがストロマトライトのすぐ真下に多数の小さな生痕化石と思われるものがあったことです。その大部分はトビゲラの巣と考えられるものでしたが、所々に台形状のものがあり、これが未だに何だったのか分からずにいます。これは千石層です。

宮若市ではその他に水平的にそのまま上部に向かって成長したものや筒状に成長したものを確認しています。筒状のものは、内部が空洞になっており、もしかしたら植物の周りに成長したものか、全く異なる考えとして熱水噴出孔というような考え方もできるかもしれません。筒状のものは如来田層です。

一方、直方市では廃業した採石場から様々な形状のストロマトライトが産出しています。以前当ブログでも紹介したことがありますが、おそらく流れのある場所で生成したと思われる約1㎝~2㎝くらいの球状ストロマトライト。この球状ストロマトライトの面白いところは核に巻貝化石ビビパルスやカメと思われる骨化石があり、周りにストロマトライトを形成したことで核となる化石の保存を容易にしたと考えます。と、言うのもストロマトライト周辺では、ほとんど他の化石を見ることが無いからです。

また、地層中には同じ層準に約30㎝~1mに及ぶ大きなストロマトライトを形成しているものもありました。現在ここは造成され盛土により、その姿を見るとこは出来ません。

そして今回の救出作戦で確保した標本。救出できなかった2つの大きな標本のうち一つは、救出した標本の約3倍の大きさがありました。そのため簡単には運ぶことができず、だからと言って産状が良く分かるこの標本から、ストロマトライトの部分だけを切り取るのは気が引けて長い間できなかったのです。そして残るもう一つの標本はストロマトライトが規則的に並ぶ層がなんと3段!になっているものでした。

もう少し造成が始まるのが早く分かっていたら 残る標本から切り取る手段も考えたでしょうが、、、。

紹介したストロマトライトのうちのいくつかは現在私が保管しています。

いのちのたび博物館にも北九州市産と直方市産のストロマトライトが展示されていますが、直方市産のものはちょっと分かりにくいかも。

直方市産のものは、当時地主さんの許可のもと、私と博物館で調査し採集したものです。この場所では植物・カメ・巻貝・魚の化石を採集しています。

長々と書きました。

日本ではストロマトライトの化石の産出はあまり多くありません。

その中で脇野亜層群は様々な形状で特色があり、貴重な地質遺産だと考えます。また韓国の同時代のストロマトライトと対比され、重要度は高いものなのです。

この化石がもっと世間で知られ、面白いと思っていただけるように私も頑張ろう!

今は仕事と育児で大変だけど・・・。

さて今日は息子をひいばあちゃんに会わせに行きます。

夜はNHKスペシャルでティラノサウルスやりますね。

楽しみです♪

 by クロちゃん

2016年9月16日 (金)

郷土の化石救出作戦! 報告

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前回のブログで触れた、郷土の化石を救出する作戦の話。

その化石とは「白亜紀のストロマトライト」

ストロマトライトとは光合成を行いながら成長する細菌~シアノバクテリア~がつくる縞状・ドーム状などの堆積岩のことで、ラン藻類とも呼ばれます。

酸素が無かった地球に酸素をもたらしてくれた原始的な細菌です。

写真のものが福岡県筑豊地区にあったストロマトライトで二十年以上前に確認していました。

当時は飲食店の庭園に埋め込まれていて、巨大なものを含め3つの岩に含まれていました。

仲良くさせていただいていた飲食店のオーナーさんによると、彼が経営していた複数の採石場のうち、数百メートルしか離れていないすぐ横の廃業した砕石場から切り出したものとのことでした。

その地層は関門層群脇野亜層群。

白亜紀の湖成層です。

実は同じオーナーさんの別の廃業した採石場の地層中にも大きなドーム状のストロマトライトを確認していました。

ちなみにその場所は、その後造成され地中に埋まってしまいました。

さて、話を戻しましょう。

ストロマトライトの岩塊がある飲食店は廃業し、長い間空き地になっていました。

管理している不動産屋さんに何度か交渉し、土地の買い手が決まり造成が始まったら岩塊を譲っていただく話をしていたのですが、土地は転売を繰り返し・・・。

それが先日急展開!

すでに造成が始まっていて、一番綺麗で大きなストロマトライトの岩塊が地中に埋められていました。

「うおー!」

車を停め交渉。(その間。。。一緒に車に乗っていた息子はギャン泣き、妻は怒り。。。ごめんねー、許してちょ。。。)

まだ残っている2つのストロマトライトの岩塊を重機で掘り出し確保していただけないか掛け合いました。

結果、うち一番小さな岩塊のみを掘り出し、確保していただけることになりました。

貴重な貴重な2つのストロマトライトの確保は叶いませんでしたが、個人で出来ることには限界があります。

そして。。。

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ユニックトラックとオペレーターさんを手配して上の写真のストロマトライトの岩塊の確保に無事成功しました!!!

とりあえず1つ、貴重な郷土の化石が世に残りましたよ!

(まだお金払ってないけど・・・)

この作業に協力していただいた皆さんに感謝です。

心配してくださっている仲間や博物館の先生。

この場を借りて報告させていただきます。

 by クロちゃん

2016年9月11日 (日)

郷土の化石救出作戦! 決行中

もう二十年以上前の話になりますが、ある場所に化石があって、その化石を生かしたいと思ったのですがその場所は商業施設で動かすことは出来ませんでした。

当時、土地・建物の所有者の方とは仲良くさせていただいたのですが、その後施設は閉鎖、土地は転売を繰り返しました。

その化石は含んだ母岩の巨大さゆえ運ぶのは困難でした。

現在その化石の一つを救出できないかと検討中。

今日、業者さんと打ち合わせをする予定です。

上手くいけば良いなぁ。。。

まだ時間はかかりそうですが、作戦が終了したらこのブログで報告しますね。

 by クロちゃん