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ガソリン価格 福岡県

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化石・芦屋層群

2009年10月 1日 (木)

フナクイムシ

Rimg1517

先日ちゃくろさんと一緒に芦屋層群散策をした際に写したもの。

材化石中に開いた無数の細長い穴。

フナクイムシが開けたものと考えられます。

2009年9月22日 (火)

これな~んだ!

Rimg1279

北九州市若松区内の工事で搬出された岩の中で見つけてパチリ!

何の文様か分かります?

答えは カシパンウニの化石です。

どうやら殻の大部分は溶け去ってしまったようで、印象がはっきりと残っています。

2009年9月14日 (月)

残念無念

Rimg1275

写真の岩塊の中央部にある茶色っぽいもの、何だか分かりますか?

実はこれは骨の断面です。

骨の特徴であるスポンジ状の組織が見て取れます。

地層は今から約3000万年前の海成層・芦屋層群。

おそらくクジラの骨だと思われます。

取り出したいところですが、この岩石の硬いこと、、、。

タガネをあててハンマーで叩くと、カキーンっと跳ね返ってきました。

何度か繰り返して断念。

この日はこの場所でサメの歯も一本見つけましたが飛ばしてしまいました。

あぁ情けない、、、。

昨日の夕方の出来事でした。

穿孔貝ネタでもう1つ

Rimg1287

前のブログで穿孔貝の話題に触れましたが、せっかくなのでもう少し続けましょう。

写真は2007年5月27日に北九州市小倉北区藍島(芦屋層群藍島層下部層)で採集したものです。(ピントが甘くてすみません)

黒い部分は木材化石で穿孔貝が複数確認できます。

穿孔貝は一部方解石に置き換わっています。

さてこの貝の正体は?

殻体の形状を見る限りフナクイムシではないことは分かります。

現生のニオガイ科で比較すると似ているものにカモメガイモドキがあります。

カモメガイは殻のヤスリ状になった前部と後部との境がはっきりしていますが、この標本では境は不明瞭です。

またカモメガイモドキは海底の木材に穿孔する種であることから、この標本の産状とも一致します。

とりあえず現時点では「カモメガイモドキの一種 」Martesia sp.とすることにしました。

2009年9月13日 (日)

穿孔貝の正体は?

Rimg1190

北九州市若松区の芦屋層群で木材化石中に生痕を確認しました。

と、ここまで書くと、いわゆるテレド(フナクイムシ)じゃないの?と思われるかもしれませんが、そうじゃない。

穿孔の形状が異なっている。(写真)

芦屋層群の穿孔貝の化石は比較的よく見つかります。

よく見られるタイプは、穿孔の形状でみるとテレドに見えなくもないのですが、体化石を確認すると現生のフナクイムシ(ムシといっても虫ではなく貝)とは似ていない。

これはこれで私の中では問題なのですが、とりあえずこの問題は置いといて、テレドタイプでない穿孔痕は初めて見ました。

Rimg1192

穿孔の形状で考えてみると現生でいえばカモメガイやスズガイがいる。

博物館のO先生によると岩だけでなく木材にも穿孔するらしい。

先生と貝が中で成長したことを考えるとスズガイが怪しいかなということに、、、。

体化石が残っていないか、クリーニングして見る必要がありそうだ。

2009年9月 6日 (日)

遠賀川河口

Rimg1115

福岡県遠賀郡芦屋町にある遠賀川の河口です。

向かって前方が海。右手が魚見山。

掛かっている橋は2002年に完成した 「なみかけ大橋」です。

Rimg1117

魚見山に建つのは国民宿舎「マリンテラスあしや」

綺麗で眺めの良い宿です。

魚見山の周り、海岸線をサイクリング道路が整備されています。

遠賀川に掛かっている「なみかけ大橋」ですが建設中には多くの化石が産出しました。

そう、ここから北九州市にかけて約3000万年前の海成層である芦屋層群が分布しているためです。

そこで福岡県では化石の調査を実施し、貝類やウニなどの化石を確認。

地元の小学生にも発掘体験を実施したりしました。

調査員には、お気に入りブログの昭ちゃんさんも加わり活躍されています。

2009年9月 4日 (金)

若松を化石散策

北海道レポートの合間に別の話題もアップしていきますね。

昨日、北九州市若松区にぶらっと出掛けてきました。

Rimg1110

どこだか分かります?

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海岸には、こんなネジネジの樹木が漂着していました。

他には皮が剥げて真っ白になった流木も多く、なにか役に立たないかと考えてしまいます。

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いつものように、海岸に露出している地層 「芦屋層群」を観察します。

今から約3000万年前の海成層です。

写真はフジツボの化石。

この場所は二枚貝の化石にフジツボが付いているのが多いんです。

Rimg1114

こちらはカシパンウニの化石。

この化石ですが、初心者は無理に取り出そうとするとバラバラになって壊してしまうかもしれません。

私も今回は写真だけ撮って帰りました。

2009年7月24日 (金)

先日のサメの歯化石・・・。

Photo

先日、二日間かけて北九州市若松区の海岸の芦屋層群の露頭から採集した漸新世のサメの歯化石をクリーニングしてみました。

残念ながら元々欠けていたりして、なかなか完全体とはいきません、、、。

2009年7月20日 (月)

現在クリーニング中の巻貝

Ebis_4

キサゴの仲間にしてはペッタンコ過ぎるような、、、。

クルマガイの仲間でしょうか?

大きなキリガイダマシ

先日採集してきた芦屋層群の貝類化石を少しづつクリーニングしています。

世は連休、私は仕事なのでゆっくり出来ないのが残念ですがキリガイダマシをクリーニングしてみたのでアップしときます。

Kojiki_3

Kojiki4_1

2009年7月18日 (土)

大きな「タマガイ」

Kojiki_1

先日大量に採集してきた芦屋層群の貝類化石。

「アシヤタマガイ」もその中の一つ。

ただ、とにかく大きい。

その他の化石も大きなものがあったのだけど、また次回アップしますね。

2009年7月13日 (月)

芦屋層群 貝類化石採集 腰痛~い 肩痛~い

7月12日、日曜日。

仕事の定時は15時半。

ちょっとだけ残業して外が明るいうちにフィールドへ。

「よし!近場の芦屋層群を散策しよう」

と、ある場所へ。

ある場所・・・近く消滅してしまう産地なのです。

私の教訓・・・「次は無いと思え!」

標本になりそうな化石を採集し、袋に詰めてリュックへ。

あまりに大量なため、2回に分けて約1キロの道のりを歩いて往復して運びました。

車まで運び終わったのは20時近くになっていました。

つ、疲れた、、、。

腰、肩、、、痛いっす、、、。

現地の様子と、家に運び込んだ岩塊をアップしときます。

クリーニングが大変だぁ。。。

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2009年7月12日 (日)

芦屋層群で2時間ほど化石採集 2009.7.9

7月9日、仕事の合間に2時間ほど北九州市若松海岸にて化石採集に出掛けてきました。

結果は、不完全なサメの歯が3本(おそらくCarchariasとCarcharhinusと思われる)

(発見状況の写真を貼っておきます)

ヤベモシオガイの殻が合わさったものを1つ。

イトカケガイ科の巻貝も新たに2つ追加できました。

Rimg1871

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Rimg1873

2009年7月 5日 (日)

芦屋層群でのサメの歯化石採集 2009.7.5

北九州市若松区の海岸にて、真剣にサメの歯探しをしてみました。

結果は、、、?

Rimg1825

まずは魚の脊椎骨みっけ♪

向かって左はタガネの先です。

Rimg1826

すぐ近くにサメの歯がありました♪

まずは1本目。

歯根が欠けています。

Rimg1827_2

2本目!

Rimg1832

3本目!

歯冠の先端が欠けています。

この海岸の岩場は結構人が歩くので踏まれたのでしょう。

Rimg1833

時々見かけるこれって、カニの一部のように見えますが、、、。

Rimg1834

4本目!

歯冠の先端が見えています。

おそらくシロワニ属(Carcharias acutissima)でしょう。

これは完全体の可能性ありでクリーニングが楽しみです。

Rimg1837

5本目!

ちょっとピンボケですが、、、。

この歯ですが、うかつにも取り出すときにハンマーの衝撃で先端が欠けてしまいました(涙)

結局サメの歯が5本採集できました。

種類に関してはクリーニングをしてみないとはっきりしませんが、シロワニ属やレモンザメ属、メジロザメ属と思われます。

2009年7月 3日 (金)

イトカケガイ科の巻貝 その後

Rimg1854

先日採集してきた芦屋層群の貝類化石をクリーニングしてみました。

殻頂と外唇に欠けがあり完全体というわけにはいきませんでしたが、私にとってイトカケガイ科は初めての採集ですので大切に保管します。

2009年6月29日 (月)

イトカケガイ科の巻貝

Photo

6月28日(日)、残業で徹夜し、まだ暗いなか帰宅するため車で家に向かっていたのですが、天気予報で雨と出ていたのに空には星が、、、。

う~ん、確か引潮は7時ぐらいだったよなぁと悩んだ末、車を自宅とは反対の北九州市若松区の海岸へ向けた。

途中大好きな「資さんうどん」で「ごぼう天そば」を食べたので元気が出た。

北九州では有名な「資さんうどん」(すけさんと呼びます)。仕事で残業した時は24時間開いているこの店で朝方決まって「ごぼう天そば」を食べるのです。

海岸に着くと、まだ薄暗い波打ち際に突然ライターの明かりが!

良く見ると少し離れたところに仲の良さそうなカップルが、、、。

邪魔しちゃ悪いと別の海岸に移動。

だんだんと夜が明けてきた。

この日は凪だったこともありアオイガイの漂着は見られなかった。

朝の海岸は天気予報が外れて気持ちの良い天気となった。

「よし!化石採集をすることにしよう」と芦屋層群の岩盤に四つんばいになり目を凝らす。

以前、昭ちゃんさんがこの付近で「イトカケガイ」の仲間の巻貝を採集していらっしゃった。

しかし私はまだ見つけたことがない。

今日はイトカケガイ狙いでいこう。

そう思って探していると、、、。

「あった!」

波で浸食された岩肌に僅かに見えている小さなイトカケガイの仲間。

無事採集することが出来た。

今日の目的達成!家に帰って寝ようっと。

海岸を後にした私は、コンビニでコーヒーを買って家まで安全運転で帰りました。

しっかし俺ってタフやなぁ。。。

その後昼まで爆睡でした。

(写真はイトカケガイ科の巻貝。まだクリーニング前です。正式な学名は不明です。)

2009年6月 7日 (日)

新しいフィールド

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博物館でのワークショップのお手伝い終了後、友の会会員のあべさんと一緒にフィールド調査に出掛けました。

既に夕方になっていたのでバタバタ行ったのですが日が長いので助かりました。

すろと某所で芦屋層群の露頭を発見、ニッコウガイやユキノアシタなどの貝類化石を確認しました。

写真は貝類化石の様子。(ツノガイや大きなタマガイが見えます)

運の良いことに地権者にお会いすることができ、調査を快諾していただきました。

感謝!

2009年3月 8日 (日)

またまた珪化木の研磨に挑戦中 3

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グラインダーで120番まで研磨した後、耐水ペーパーを用い手で研磨してみました。

これから最終研磨をどのようにしようか検討中です。

以前、中古の水研磨の機械を頂いたものもあるので使わないと勿体無いと思いつつ、そこまでしなくても研磨の範囲が狭いので自動車用のワックスを用いて研磨すればいけるかもとか、いろいろ考えています。

今日仕事の帰りにホームセンターで仕上げ研磨用の良さそうなジスクを見つけたので買って使ってみたかったけど値段が高かったので今回は購入しませんでしたが、これも試してみたいですね。

現在この珪化木を含めて3つの化石を研磨中です。

どれも福岡県内産出の化石。

うち1つは大物です。

これは研磨に時間とお金がかかりそうです。

またまた珪化木の研磨に挑戦中 2

Rimg0788

ある程度面だしをしたところです。

海の中で見たときは黒っぽい泥も付いていた状態から、陸に上げ洗って乾くと白っぽくなりました。

ディスクグラインダーのジスクを石材屋の友人から貰ったプロ使用のもので大方の面出しをして、今度はホームセンターで買ったジスクを用い、粒度の荒い36から60、120へと替えながら研磨。

その後は耐水ペーパーで研磨することにしました。

2009年3月 7日 (土)

またまた珪化木の研磨に挑戦中 1

Rimg0787

以前にも紹介した珪化木の研磨。

前のは福岡県宮若市の直方層群(始新世)のものでしたが、今回は北九州市若松海岸の海中(といっても浅いところですが)にあったもの(写真中央のもの)。

半分以上砂に埋まっていました。

掘り出すとゴカイの棲管がたくさん付いてました。

その棲管をある程度まで削り取って清掃。

片面を研磨する計画です。

手持ちのディスクグラインダーに砥石をつけて研磨です。

上手く出来ると良いのですが、、、。

2008年10月26日 (日)

ウニ化石の産状

先週の木曜日、天気はあまり良くなかったのですがフィールドに出たかった私は北九州市若松の海岸へ。
若松の海岸は好きな化石観察とビーチコーミングが同時に出来る場所なのです。
さてビーチコーミングの方はと言うと、まだこの季節は漂着物が海岸に寄ってない状況です。

海岸の芦屋層群の露頭を観察するとウニ化石の「アシヤブンブク」が目に入りました。この場所でのアシヤブンブクの産状はどれも裏返しなのです。面白くないですか?


上の写真のウニが左の化石です。
採集するとき注意しながら周りから掘り進めていくのですが、もともと亀裂が入っていたりしてバラバラになったりすることも少なくありません。


実際このウニも巻貝(キリガイダマシ)も採集する際バラバラになりました。
ここで注意!
割れたからといって、捨てたりしないで破片を全て持ち帰りましょう。
破片は一つ一つ丁寧にティッシュや新聞紙に包んで袋へ。
ガチャガチャ物にあたるような持ち帰り方をすると家に着いた時にショックを受けますよ。
持ち帰ってからは接着する面を確認して柔らかい化粧用のブラシ(100円ショップで購入)などで砂や泥を取り除いて綺麗にします。
そして木工用ボンドで接着します。
接着剤は色々ありますが、木工用ボンドの良いところは完全な接着まで時間があるので、万が一接着面がずれた時にやり直しが利くのです。
水で薄めて使えることも◎ですね。
そして完全に固まったら掘り出しです。
クリーニングに関してはまた機会があったら、、、。

貴重な化石です。出来るだけ大切に扱いましょう。

話は変わりますが、昨日仕事で指をケガしてしまいました。
あぁ情けない、、、。
左手だったのが幸いですが、6針も縫うケガで仕事もやりにくいし当然化石採集やクリーニングにもしばらく支障が出そうです。
でも今日は博物館で私が所属する自然史友の会化石研究部会の例会で「中生代化石の掘り出し方」の実習の日。
え!私?行きますよ♪
レポートはまた。。。

2008年10月23日 (木)

北九州市小倉北区「馬島」レポート5

つづきです。

「ウソシジミ」Felaniella confusaの化石層。

「タマキガイ」Glycymeris sp.の化石層。

海岸を一周するには足場が悪いところもありますので、滑り止めの付いたトレッキングシューズが安心です。

2008年10月22日 (水)

北九州市小倉北区「馬島」レポート4

つづきです。
馬島は生痕化石がいたるところで観察出来ると書きました。
島をぐるっと一周しながら良く観察すると、アナジャコやスナモグリなどと考えられる巣穴やカニの巣穴、イソギンチャクと考えられる巣穴などを見ることができます。
生痕化石と一言で言っても、棲み跡や食べ歩いた跡、這った跡などありますので観察しながら考えてみるのも面白いですよ。

ほら!
壁にも!

足元にも!
いっぱい!

うわー!
なんじゃこりゃー!
と、叫びたくなるくらいでしょ?

つづく。。。

2008年10月20日 (月)

北九州市小倉北区「馬島」レポート3

つづきです。

約3000万年前に堆積した芦屋層群の砂岩の美しい地層。
普段地層が観察できるポイントが少なくなった今、大変貴重だと思います。

潮溜まりは磯の生物がたくさん!
思わず見入っちゃいます♪
私を見て、精一杯隠れているつもりの魚がいるの分かります?

地層中の貝化石に混じってサメの歯の化石がありました。

つづく。。。

2008年10月18日 (土)

北九州市小倉北区「馬島」レポート2

つづきです。
北九州市のパンフレットによると、馬島はJR小倉駅から10キロの位置にある離島で、福岡県の有人島の中では面積も人口も一番小さな島だそうです。
(面積 0.26平方キロメートル、周囲 5.4km、平成19年の人口 47名)
藍島は島を縦断する道が整備されていますが、馬島は道が整備されていません。
畑のあぜ道を通らなければならない場所もありますので島民の方の迷惑にならないよう注意が必要です。

海岸へは潮の時間を良く調べてから行くようにしましょう。
満ちてくる時間に海岸に近づくのは危険な場合があります。それと出来れば一人で行くよりは複数で行くほうがもしもの時に安心かも。

さて、この凸凹した地形面白いでしょ?
生痕化石なのですが、この馬島には様々な生痕化石がいたるところで観察できます。

浜に何やら漂着物が、、、。
木製の椅子のようです。
もしかして南の島から流れてきたものかも、、、。

つづく。。。

2008年10月16日 (木)

北九州市小倉北区「馬島」レポート1

久しぶりのレポートは北九州市小倉北区の馬島です。
写真を撮ってきたのは9月ですが、なかなか忙しくてアップするのが遅れてしまいました。
さてこの馬島ですが、以前紹介した藍島と共に自然学習にはとても良い場所です。
この島には、今から約3000万年前の海に堆積した芦屋層群という地層が分布していて化石や地層の観察が出来ます。
島へは小倉駅から徒歩8分の小倉港から出ている市営渡船を利用して行きます。
小倉港から馬島までは約20分、その先の藍島には約35分で着きます。時刻表については季節や曜日で変わりますので直接北九州市渡船事業所に問い合わせてください。
料金は馬島までが片道¥280、藍島までの片道が\400です。

渡船の待合所です。
ここで乗船券を購入しますが、天気の良い休日などは乗船客が多くて稀に定員オーバーで乗れないこともあるようなので早めに行きましょう。

この日は平日。天気も良く暖かかったので2階デッキで潮風に当たりながら景色を見たり行きかう船を見て楽しみました。

さあ馬島が見えてきました。
これから上陸です。
島には売店がありませんので必要なものは買ってきましょう。
港にはジュースの自販機だけはありますので飲み物を忘れた方はここで購入しておきましょう。

2につづく。。。

2008年6月 5日 (木)

梅雨入り前に藍島へ 3

3のレポート遅れちゃいました(汗)
続けますね。

自然を満喫しながら化石採集を済ませ、もと来たルートを戻ります。
すると行きがけに出合ったH.Oさんが釣りをしてらっしゃいました。
「何が釣れました?」とお聞きすると、小ぶりのメジナがたくさん釣れたので良かったら持って帰りませんかとの、私は有難く頂戴することにしました。




島には何度か訪れましたが、今回初めて見学した「遠見番所旗柱台」
いつもは大人数で来ていたのですが、ここは素通りしていました。
この地に立つとなんだかここは時が緩やかに流れているような気がします。

浜辺の達人さんのブログで、最近アオイガイの単数漂着が続いていると書いてあったので藍島の浜でも漂着しているのでは?と思っていたら、船で一緒だったボーイスカウトの皆さんが3個体採集していらっしゃいました。割れ易いので持ち帰るの苦労するかもしれませんが、きっと家に飾られることでしょう。採集できて良かったですね♪最近少ないですもんね。

島でボーイスカウトの子どもたちに化石の話をして、いくつか貝化石をお土産にお渡ししたのだけど興味持ってくれたら嬉しいですね。

さて船の交通費ですが、小倉港〜藍島往復で¥800です。
私は港まで車で行ったのですがすぐ近くに一日¥700の駐車場があって便利です。

家に帰ってから頂いたメジナを煮付けて食べました。
いい運動になった一日でしたのでビールが美味しかったですね。
その後爆酔。
オーサンありがとうございました。

2008年6月 2日 (月)

梅雨入り前に藍島へ 2

「梅雨入り前に藍島へ 1」をアップ後、食事してビール飲んで爆睡しておりました。
さてさて続きです。

島へ上陸後、目的の一つである化石採集を行なうため島中央の道を徒歩で移動します。
小さな島なので徒歩で十分移動可能です。
ちなみにこの島には車は数台存在しますが軽自動車が多く、ナンバーは付いていません。

この日一人で来ていた私は、目的地まで移動中、同じ船に乗ってきた釣り人H.Oさんと魚やイカなどのお話しをしながら歩きました。


この島の地質は約3000万年前の海成層「芦屋層群」で西側の海岸では多くの化石が観察できます。
以前にもブログで紹介させていただきましたが、今回は少し場所が異なり港から離れたところです。
一緒に歩いてきた釣り人H.Oさんとはここでお別れしました。

通称「将棋の駒」と呼ばれるコンクリート建造物のあるポイント。このあたりで釣りをする方ならご存知でしょうね。

ここで今回の目当ての一つである巻貝化石「サキトキリガイダマシ」を採集。
岡崎先生、無事採集できました♪

干潮時さらに奥へと進むと、貝島が見えるポイントに着きます。この付近には砂浜もあって自然観察にはもってこいの場所です。島中央の道を真っ直ぐ進んできても着きます。
同じ船で来られたボーイスカウトの御一行さんもここで自然観察会をしていらっしゃいました。ウミウシたくさんいましたね。

久しぶりのサメの歯です。歯根が欠けてますね。クリーニングしてみないとはっきりしませんが、おそらくメジロザメでしょう。この日は結局3本見つけましたが、今回の目的はサメではなかったので大量とはいきませんでした。

クラゲが多かったですね。
ミズクラゲやアカクラゲなどがたくさん漂着していました。

漂着したゴミの中にあったスポンジ状のウキに付いたフジツボ。
長い間漂流していたのでしょうね。

韓国や中国、ロシアなど海外の漂着物は多いですが、スリッパを見たのは初めてかも、、、。
「紅旗大飯店 DATONG HOTEL」と書いてある。さらに3つの星、、、三ツ星レストラン?
早速ネットで調べてみるとたくさんヒットしました。
中国大同市にあるそうです。
あー、中華料理が食べたくなったよー


3につづく。。。

2008年6月 1日 (日)

梅雨入り前に藍島へ 1

フィールドに出れない梅雨を前に、化石採集&気分転換&運動不足解消に北九州市小倉北区藍島に出掛けてきました。

今回は藍島までの船旅をちょっとだけレポートしますね。

まずはJR小倉駅近くにある北九州市営渡船小倉航路の乗り場の様子から。
今日は休日、さらに好天、藍島の小学校で運動会ということで乗客が多く発券前に整理券が配られました。
私は少し早めに行って80番でした。
(写真は出港30分くらい前)

出港です。
乗客が多かったので私は2階へ、座席には座らず天気が良いのでデッキで景色を眺めながら風にあたることに。
しかし風強かったなぁ。。。

港を出てすぐ工場地帯を通ります。
積んである鉱石や真っ赤に燃える高炉のようなものが見えました。
錆びた建物が何とも言えぬ風情を醸し出しています。

右手は山口県下関市彦島です。
採石場や工場、灯台などが見えます。
様々な船も行き交います。

左手は北九州市若松区の風力発電のプロペラが並んでいるのが見えます。
望遠でも撮影したのですが、あえて距離感のある写真で。
いつもは若松から撮影しているプロペラです。

途中、馬島を経由して藍島へ片道35分くらいの航路です。
さぁ!日頃のストレスを解消するぞ♪
上陸です。

2につづく。。。

2008年5月31日 (土)

「芦屋層群の化石」 15 「アシヤツノガイ」


  「アシヤツノガイ」
Dentalium ashiyaensis(Nagao)

分類 掘足綱
産地 北九州市若松区小敷
時代 新生代第三紀漸新世
地層 芦屋層群則松層
採集日 2008.5.18

2008年5月26日 (月)

「芦屋層群の化石」 14 「コモロガイ属の未定種」


「コロモガイ属の未定種」
 Cancellaria sp.

分類 腹足綱コロモガイ科
産地 福岡県北九州市八幡西区里中
時代 新生代第三紀漸新世
地層 芦屋層群陣の原層
採集日 1998.8

2008年5月20日 (火)

北九州某所の貝化石層


北九州市某所の貝化石層です。

造成が終わり、整地された斜面の地層中に帯状に入っています。
確認できる貝類は、キッシュウタマキガイ、アシヤハマグリ、カキの仲間、タマガイなどです。

地層が斜めなので層をそれぞれ観察することができ、化石をほとんど含まない層や巣穴の化石(生痕化石)を含む地層、また炭化した木片を含む層など堆積環境が異なることが分かります。

2008年5月19日 (月)

穴を開けた犯人?


5月18日の日曜は、午前中に飯塚市内の遠賀川に揚げていた鯉のぼりの竹ざおの撤去。
午後からは、いのちのたび博物館で進化研究会に参加。
夕方、北九州市八幡西区某所で第三紀の芦屋層群の地層散策。

その芦屋層群の散策での写真。

なかなかよい型のタマガイでしょ♪

ニッコウガイに穴を開けて捕食したのはお前かな?

この日は保存の良い貝類化石を採集して帰りました。

あ、もうこんな時間。。。寝ようっと。。。

2008年5月18日 (日)

「芦屋層群の化石」 13 「カキの一種 1」


「カキの一種」
Ostrea sp.

分類 二枚貝綱ウグイスガイ目
産地 福岡県北九州市若松区有毛
時代 新生代第三紀漸新世
地層 芦屋層群陣の原層
採集日 1995.8.20

2008年5月13日 (火)

「芦屋層群の化石」 12 「アシヤヒタチオビ」

「アシヤヒタチオビ」
Fulgoraria ashiyaensis Shikama

分類 軟体動物門巻貝綱バイ目
産地 福岡県北九州市八幡西区里中(上)
   福岡県北九州市小倉北区藍島(下)
時代 新生代第三紀漸新世
地層 芦屋層群陣の原層(上)
   芦屋層群山鹿相当層(下)
採集日 1998.8(上)
    1995.5.13(下)



かなり大きな個体。
ノジュールから採集。
殻の大部分が風化で無くなっています。

2008年4月28日 (月)

「芦屋層群の化石」 11 「マテガイの一種」


「マテガイの一種」
Solen sp.

分類 二枚貝綱マルスダレガイ目マテガイ科
産地 福岡県北九州市若松区有毛
時代 新生代第三紀漸新世
地層 芦屋層群陣の原層
採集日 1993.9.12

2008年4月 7日 (月)

「芦屋層群の化石」 10 「ツキガイモドキ」


「ツキガイモドキ」
Lucinoma sp.

分類 二枚貝綱
産地 福岡県中間市新中間病院裏
時代 新生代第三紀漸新世
地層 芦屋層群則松層
採集日 1994.6.5

2008年3月30日 (日)

「芦屋層群の化石」 9 「アシヤキヌブクロ」


  「アシヤキヌブクロ」
Crenella subfornicata (Nagao)

分類 二枚貝綱
産地 福岡県中間市新中間病院裏造成工事
時代 新生代第三紀漸新世
地層 芦屋層群則松泥岩層
採集日 1996

2008年3月29日 (土)

「芦屋層群の化石」 8 「アシヤフミガイ」


 「アシヤフミガイ」
Venericardia subnipponica Nagao

分類 二枚貝綱マルスガイ目トマヤガイ科
産地 福岡県北九州市若松区千畳敷
時代 新生代第三紀漸新世
地層 芦屋層群本城層
採集日 2008.3.27

採れたてのホヤホヤ♪
少し小ぶりのフミガイです。

2008年3月24日 (月)

「芦屋層群の化石」 7 「アシヤニシキ」


   「アシヤニシキ」
Chlamys ashiyaensis (Nagao)

分類 二枚貝綱イタヤガイ科
産地 福岡県遠賀郡芦屋町花美坂造成工事中
時代 新生代第三紀漸新世
地層 芦屋層群山鹿層折尾砂岩層
採集日 1998.6.28

アシヤニシキは大きく大変美しいものですが、良い標本にはなかなか出会えません。
含まれている岩盤が非常に固いこと。殻が薄く割れ易いことから取り出すのは容易ではありません。

この標本は、欠けないよう岩盤から出来るだけ大きく取り出そうと汗だくになりながら頑張って掘り出したもので、数時間かけてタガネを叩き、最後取り出す時は体はふらふらになっていました。

2008年3月22日 (土)

「芦屋層群の化石」 6 「ニッコウガイ」


  「ニッコウガイ」
Angulus maximus (Nagao)

分類 二枚貝綱ニッコウガイ科
産地 福岡県北九州市若松区有毛
時代 新生代第三紀漸新世
地層 芦屋層群陣の春層
採集日 1993.9.19


薄くペラペラの状態で、風化の進んだ泥岩層からコロンっと産出します。

2008年3月 9日 (日)

「芦屋層群の化石」 5 「イズモユキノアシタ」


  「イズモユキノアシタ」
Cultellus izumoensis(Yokoyama)

分類 二枚貝綱
産地 福岡県北九州市若松区有毛
時代 新生代第三紀漸新世
地層 芦屋層群陣の原層
採集日 1993.9.19

2008年3月 4日 (火)

「芦屋層群の化石」 4 「アシヤタマガイ」


  「アシヤタマガイ」
Euspira ashiyaensis (Nagao)

分類 腹足綱タマガイ科
産地 福岡県北九州市若松区有毛
時代 新生代第三紀漸新世
地層 芦屋層群陣の原層
採集日 1993.9.19

アシヤタマガイの化石は殻が溶けた状態で見つかることが多い。
写真の向かって左の個体も殻が溶けてしまっています。

2008年2月28日 (木)

「芦屋層群の化石」 3 キリガイダマシ


 「キリガイダマシ」
Turritella infralirata Nagao

分類 腹足綱キリガイダマシ科
産地 福岡県北九州市若松区北海岸
時代 新生代第三紀漸新世
地層 芦屋層群山鹿層
採集日 1992.10.25

芦屋層群ではキリガイダマシ科は3種確認されているうちの1種です。

2008年2月26日 (火)

「芦屋層群の化石」 2 「アシヤハマグリ」


 「アシヤハマグリ」
Pitar ashiyaensis(Nagao)

分類 二枚貝綱ハマグリ目
産地 福岡県中間市新中間病院裏
時代 新生代第三紀漸新世
地層 芦屋層群則松泥岩層
採集日 1996.6.23

2008年2月25日 (月)

「芦屋層群の化石」 1 「キッシュウタマキガイ」


今回から、北部九州・山口県に分布する新生代第三紀漸新世後期(約3000万年前)の「芦屋層群」の化石を少しづつ紹介していこうと思います。

第一回目に紹介するのは芦屋層群の貝類化石で最も知名度が高いと考えられる「キッシュウタマキガイ」(グリキメリス)です。

  「キッシュウタマキガイ」
Glycymeris cisshuensis MAKIYAMA

分類 二枚貝綱翼形亜綱フネガイ目タマキガイ科
産地 福岡県北九州市若松区逆水
時代 新生代第三紀漸新世
地層 芦屋層群脇田層
採集日 1993.7.18

この貝は密集して産することが多く、その層をグリキメリス層と呼んでいます。
グリキメリス層には数は少ないですがアシヤハマグリ(ピター)なども含まれています。
また、サメ類などの歯も一緒に見つかることがあります。

2008年2月15日 (金)

テレビの収録をしました


今日は早朝からテレビの収録に行ってきました。

その番組とは、TNCテレビ西日本の情報番組「ももち浜ストア」です。

内容は金曜のアウトドアのコーナーで出演者のブッキーさんと北九州の海岸で化石散策をするというもの。

ちなみに今回の目当ての地層は、今から約3000万年前の海成層「芦屋層群」です。

収録はというと・・・いやー!風が強かったなぁー

詳細は是非番組を見てくださいね♪
(と言っても、なんだかこっぱずかしいんですけどね)

う〜ん、どんな風に映っているのかなぁ。。。

放送は2月22日(金曜日)9:55〜11:00でーす。

2007年9月10日 (月)

芦屋層群の材化石を研磨してみました

8月の化石展に展示していた標本のレポートです。

1995年に北九州市若松区有毛の霊園工事現場に転がっていた材化石。
ここは芦屋層群の陣の原層にあたります。
母岩の砂岩についた材化石ですがフナクイムシの痕が確認できたので研磨してみることにしました。

道具ですが、以前使っていたグラインダーは石材屋の友人に言わせると良くないとのことで、友人オススメの日立製(安全性が高いとのこと)のものを新たに購入することにしました。


石・グラインダー共に動かないようにしっかりと保持してグラインダーで削ります。

芦屋層群の砂岩は軟らかいものもありますが、これはメチャ硬かった!

写真は材化石の断面を出しているところです。

グラインダーの砥石を細かいものと交換しながら研磨。
今回は砂岩ということでザラザラが消えないため、特別にカット面にラッカーを塗って観察しやすいようにしました。

結果フナクイムシが木材を穿孔した様子が観察しやすくなりました。
また材化石部分(茶色の部分)も組織がはっきり確認できました。

2007年6月 1日 (金)

第267回化石研究部会 藍島編8

海岸に面した地層面。

別にカメラが傾いているわけじゃないですよ?

なんか遊園地のビックリハウス(分かるかな?)みたいな感じですが、、、。

それにしても日本じゃないみたいじゃないですか?

ちょっとカメラを引いてみた写真がこれ。

地層の傾きが分かるでしょ。

地球のエネルギーを感じますよね!

ここで岡崎先生は、過去地層にどのように圧力がかかったのか説明してらっしゃいました。

海水面の透明度も綺麗でしょ?
磯の生き物達の観察・解説もありました。
これが楽しいんです♪

第267回化石研究部会 藍島編7


島の海岸には、所々写真のような小石が集まっているところがあります。

そういう場所では決まってメンバーは腰を下ろし、誰からともなく「メノウ」探しを始めます。

気が付くと皆メノウ探しを楽しんでいました。

写真は岡崎先生が見つけた縞メノウ。

「いいなぁ」と周りから声が。

私も後で頑張って探していたら、面白い縞のメノウを拾うことができました♪

2007年5月29日 (火)

第267回化石研究部会 藍島編6


海岸の転石の中に写真のような模様のあるものが。

皆さん何だと思います?

答えはカニやアナジャコなどの生き物が残した生痕化石です。


写真は近くの地層面にあった生痕化石。

穴の壁には、痕を残した生き物が貼り付けた小さな砂ダンゴがあるのが確認できますね。

第267回化石研究部会 藍島編5

海岸を歩いていくと、大小の転石がある場所があります。

波で角がとれて丸くなったこの石の中にも貝などの化石を含んだものがたくさんあります。

2007年5月28日 (月)

第267回化石研究部会 藍島編4

貝化石の密集層の画像を貼っておきます。

見事な化石層ですよね。

第267回化石研究部会 藍島編3

今回は左回りの海岸を選択しました。
ここで注意sign01
潮を詳しく調べてないと、満ちていると歩けませんし、時間を間違えると、途中で潮が満ちてきて、もと来た道を帰れないといった最悪の状況に陥ることも考えられます。
大きく潮が引く日を選択し、常に時間に気を配ります。
初心者は特に注意して複数の人数で計画を立てて行動しましょう!

歩いていくと足元にグリキメリスという二枚貝やツリテラという巻貝の化石層が見えてきます。

以前は、よく探せばサメの歯化石が採集できたのですが、最近はめっきり少なくなりました。

海岸の崖には、ところどころ貝化石を含んだノジュールが見られ、貝化石の密集層も観察できます。

2007年5月27日 (日)

第267回化石研究部会 藍島編2


いざ化石探しに出発!。。。と、すんなり進まないとこが化石研の良いところ♪
港に捨てられている貝殻に皆集まった。
ここで先生の解説を聞きます。
これがとてもためになって面白い!

辺りには貝類の他に、クモヒトデなどのヒトデ類もありました。

捨ててある巻貝の殻の中にはヤドカリが入ってカラカラに乾燥しているものの他に、写真のようなものも。
「ん?蓋?」
いや、寄生している貝だそうです!

取り出してみましょう。

コイツが寄生していたカサガイの仲間です。

なんだか、以前紹介したウオノエを思い出しちゃいました。

「ヒトデ」とはその名のとおり「人手」で、指は5本であり、基本的に腕は5本なのだが、写真のように6本になる奇形?もあるそうです。

港にいる名物のネコちゃんです♪

今度はほんとに、いざ出発!

第267回化石研究部会 藍島編1

2007年5月27日、私の所属する北九州市立自然史・歴史博物館 自然史友の会 化石研究部会の例会があり、今回は野外で北九州市小倉北区の藍島へ出掛けました。

小倉駅裏 藍島渡船乗船場に8:30に集合。
9:00発の便に乗り込みました。
藍島までは往復¥800です。
写真に見える島は途中の馬島です。
馬島を経由して藍島に向かいます。
どちらも新生代第三紀漸新世の海成層が分布しており、有名な化石産地です。

約40分ほどで藍島に到着。
写真の船が島の住民の生活の足「こくら丸」です。
島は釣り場としても知られており、小倉の渡船乗船場では多くの乗船客が集まることがあります。
その場合は整理券が発行されますので早めに現着したほうが無難でしょう。

藍島の港に停泊していたこの船は「スナメリウォッチング」の船です。
響灘に浮かぶこの島の周りにはスナメリの生息地があり、高い確率で見ることが出来るとのこと。
ちなみに乗船料は¥3000だそうです。

いざ出発!

2007年5月22日 (火)

中間市立歴史民族資料館


福岡県中間市の歴史資料館を紹介します。

建物の1階は図書館、2階が資料館です。

ここの展示は大きく分けて、民族関係・炭鉱関係・自然(地質)関係・考古関係と幅広い展示内容となっています。

資料館の一角が「化石コーナー」になっています。

展示物は、中間市から発見された新生代の植物化石や海棲の貝類などをはじめとして、周辺地域の化石が展示してあります。

その中にある中間市産出の「ウニ」の化石。

とても立派な標本です。


注:写真は資料館の許可を得て撮影・公開しています。

2007年5月15日 (火)

中間市垣生の生痕化石

今日、中間市垣生付近の地層を見ていたら「あれ?」生痕化石が。。。

穴の数は少ないですが、確かに確認できます。

以前この近辺からは、多くの植物化石とコハクが産出しています。

地層は、大辻層群出山層です。

2007年5月 9日 (水)

5月4日の地層観察中の一枚

地層の表面に様々な種類の貝化石が顔を覗かせています。

その中にサメの歯化石があるの分かります?

オドンタスピスというサメなのですが、マリンワールドの水槽で泳いでるシロワニってサメの仲間です。

2007年4月30日 (月)

仕事帰りに携帯でパチリ

ゴールデンウイークですねぇ〜
私はずっと仕事です(涙)
でもいつもより早めに帰れるので、ちょっと寄り道をしてみました。
車を北九州市八幡西区塔野付近へ走らせます。
この周辺の丘陵地帯には、びっしりと住宅が立ち並んでいます。
「山肌が残っている所って、もうないのかなぁ、、、。」
丘陵の高台付近にさしかかった時、目の前に岩が見えた。

デジカメを持ってきてなかったので、携帯電話のカメラでパチリ。

この付近は約3000万年前の海成層・芦屋層群の分布地です。

露出している砂岩層に近寄ってみると、、、。

二枚貝の断面が見えました♪

砂岩の崖の所々に貝化石が密集している様子が観察できます。

「まだ残っている所があったんだ、、、。」

この周辺を造成している時は多くの化石が見られたのですが、今となってはなかなか見ることが出来なくなりました。
こども達の活きた理科の教材にもなるので、ずっと残してほしいですね。

見えている二枚貝化石はグリキメリスとピターです。

2007年4月25日 (水)

芦屋層群のウニ化石


海ネタが続いたので関連してウニの化石の写真をアップします。

北九州地方に分布する新生代第三紀漸新世(約3000万年前)の芦屋層群から産出するウニの種類です。

過去に採集したウニ化石の中からクリーニングした4つを並べています。

向かって右が、カシパンウニの仲間のエキノディスク。
左の下から2つが、ブンブクウニの仲間のリンシアです。

しかし上の小さな丸いのが名称が分かりません。
裏面は表面装飾がはっきり残っていて判別し易い状態です。海岸で見かける現生のムラサキウニに似ているようにも見えますが、私が見たかぎり芦屋層群の記載には見当たらなくて、、、。

2006年7月13日 (木)

芦屋層群の昆虫化石


先日のブログの中で昆虫化石について触れたので、画像をアップしときます。

1998年5月、福岡県芦屋町山鹿近くの丘陵地帯が宅地開発で造成されました。

その時、アシヤニシキなどのたくさんの貝化石やサメの歯化石などが見つかりました。

時代は、新生代漸新世。
地層は、山鹿層(折尾砂岩層)と則松層が分布している所です。

則松層と思われる泥岩と砂岩の互層を調査していると、小型の貝化石や、ニシン科と思われる魚のウロコ化石。
バラバラになったウニのトゲや殻化石が確認できました。

その中に黒っぽいものが、、、。

「昆虫の翅だ」

しかし、昆虫の種類はわかりません。

一緒に写っている四角いものは、棘皮動物のウニ(ブンブクウニ)の殻の一部です。

現在ここは、「芦屋花美坂」という住宅分譲地になっています。

2006年6月12日 (月)

北九州市・某学園都市付近

先日ブラッとしてたら、北九州市八幡西区〜若松区にかけての某学園都市付近の歩道の脇に化石が。

これは約3000万年前の芦屋層群(海成層)の地層が露出しているもので、「グリキメリス」という分厚い二枚貝が重なって化石層をつくっています。

この歩道を歩いている中で、どのくらいの人が気付いているのかな?
子どもは案外知ってるかもしれませんね。

なお付近は造成している最中ですので、工事現場には入らないように、、、。

そのうち、ここもコンクリートで覆われるんだろうなぁ。。。

2006年5月24日 (水)

芦屋〜若松海岸の化石観察 5

この付近を含む北九州一帯の「芦屋層群」と呼ばれる約3000万年前の海成層からは、写真のような巻貝が時折見られます。

これは軟体動物・腹足類のキリガイダマシ科の仲間で
「ツリテラ・インフラリータ」という貝です。

和名は「アシヤキリガイダマシ」といいます。

ここで見つかるアシヤキリガイダマシは、巻貝の中が二酸化ケイ素に置き換わっているものが多くみられます。
写真のものは、赤黒く見えますが、他に乳白色のものも見られます。

2006年5月21日 (日)

芦屋〜若松海岸の化石観察 4

芦屋〜若松海岸の化石観察 2〜3の答えです。

写真は母岩から取り出した化石です。

これは「エキノディスクス」と言って棘皮動物ウニ綱に分類される「カシパンウニ」の仲間の化石です。

海水浴や磯で、死んで殻だけになったウニを見たことがある人も多いのではないかと思います。
特にバフンウニやムラサキウニなどの丸く厚みのあるウニの殻は海岸によく打ち上げられています。

この化石のカシパンウニの仲間は「平ぺったい」のが特徴です。

ウニが死んで化石として残る場合バラバラになって、「トゲ」の部分と「殻」の部分とが別々に保存されることが多いようです。

以前、宮崎県の化石層で、ウニのトゲばかりが密集した層を見たことがあります。

芦屋〜若松海岸の化石観察 3

芦屋〜若松海岸の化石観察 2で紹介した化石と同じ種類の化石の写真です。

上から見たものですが、風化により部分的に欠けていて分かりにくいかな?

何だか分かります?

芦屋〜若松海岸の化石観察 2

新生代第三紀漸新世(約3000万年前)の海成層が分布する、福岡県遠賀郡芦屋町〜北九州市若松区の海岸の地層には、所々化石が観察できます。


これな〜んだ?
 
皆さん分かります?

地層の断面に現れた、ある化石の断面です。

左右の全長は10センチくらいなんですけど。。。

次回は、別の地層面に露出した別角度の画像をアップしますね。

答えはその時に。。。

2006年5月19日 (金)

芦屋〜若松海岸の化石観察 1

新生代第三紀漸新世(約3000万年前)の海成層が分布する、福岡県遠賀郡芦屋町〜北九州市若松区の海岸の地層には、所々化石が観察できます。

写真は、貝類(掘足綱)の「ツノガイ」密集層。
この種は細砂泥底に住んでいたようですが、化石が見つかる場合、その地に棲んでいたものか、離れた場所から運ばれてきたものかなど、その産状を推測してみましょう。

貝殻が磨り減っているかや、一緒にどのような化石が見つかるかなども重要なポイントです。

なお、この地域の海岸で「国定公園」に指定されている場所では化石の採集が禁止されていますので注意してください。

2006年5月 4日 (木)

若松北海岸を散策してきました。2

北九州市若松区の海岸に露出している地層の観察の2回目です。
今回は「生痕化石」(せいこんかせき)を紹介します。

画像は地層の岩盤が足元に水平に広がっている様子です。
その地層面を目を凝らしてよく見ると、水玉模様のような痕があるのがわかるでしょうか。
実はこれ、新生代第三紀漸新世(約3000万年前)のカニやアナジャコのような動物の巣穴の痕なのです。
この画像は巣穴のある地層を横から写したもの。
巣穴の様子がよく分かると思います。
このような地質時代の生き物の生活の様子がわかる痕跡も化石に含まれ、これを「生痕化石」と呼びます。
この巣穴の化石は「砂管」や「サンドパイプ」とも呼ばれます。

この「砂管」は、海岸のいたるところで見ることができます。

2006年5月 3日 (水)

若松北海岸を散策してきました。1

今日はゴールデンウィークで唯一1日だけのお休み。
有意義に過ごそうと、早朝(潮が引くのに合わせて)から車で大好きな海に行って来ました。

ここは北九州市若松区、海岸線に沿ってお散歩です。
沖に白島石油備蓄基地が見えます。
そういやガソリンの価格が上がって困りましたよね、、、。
ハリセンボンらしき魚の死骸。
時々こんな風に死骸が打ちあがっています。
この前は、大きなアメフラシが打ちあがっていました。
相変わらず海岸にはゴミが散乱しています。
日本のゴミが一番多いのですが、ハングル文字の入った洗剤や清涼飲料水の容器も数多く見受けられます。

そんな中、今日はこんなモノが!
「とっとこハム太郎」韓国版のレジャーシート?
芦屋町から北九州市若松区にかけては約3000万年前の新生代第三紀斬新世の海に堆積した地層が露出しています。
ですから、多くのポイントで化石の観察ができます。(国定公園内では基本的に採集は禁止されていますので注意してください)
写真は軟体動物斧足類に分類される2枚貝化石の「キッシュウタマキガイ」(グリキメリス)の密集層です。
この付近は、様々なサメの歯化石を産出することで有名です。
「無いかな〜」
そう思いながら探すけど、なかなか見つからない。。。
諦めかけていたら「あった!」
残念ながら歯根は保存されていませんでしたが「オドンタスピス」というサメの歯の化石です。
海ノ中道の「マリンワールド」の中にある一番おおきな水槽に「シロワニ」という鋭い歯を持つサメが泳いでいます。
このサメの仲間です。
ちなみに人食いザメではありません。



まだまだ面白いスポットがありますので、また後日。。。

2006年4月19日 (水)

遠賀郡芦屋町洞山

今日は仕事が休みで、おまけに天気が良かったので遠賀川を一人車で下って河口の芦屋町までドライブに行って来ました。

その中で、おすすめの自然観察スポットを紹介したいと思います。

その場所とは「洞山」。洞山に曲がって入ってくる所の交差点にコンビニがあり、その前に「芦屋町歴史民族資料館」があります。
化石の展示もありますので、ぜひよってくださいね。

福岡県遠賀郡芦屋町の「洞山」です。
ここは玄海国定公園に指定された景勝地です。
今は繋がっていますが、手前が堂山、奥が洞山と呼ばれ以前は離れて島になっていました。

東側は港になっていて漁港関係者の車以外は進入禁止になっていますが、入口に「海の駅」という地元の活魚センターがあって新鮮な海の幸が食べられる所があります。
堂山から遠賀川河口方向を写した写真です。(奥の小高い所には、国民宿舎の「マリンテラスあしや」があります。)
この付近の地層は、新生代漸新世(約3000万年前)の浅い海に堆積したもので「芦屋層群」と呼ばれています。
海の侵食により削られている状態なうえ、地層の風化が進んで崩れやすく落石に注意が必要です。

地層中に見られる「ノジュール」
(黒っぽく丸く見えているもの)
ここで見られるほとんどのノジュールは、貝や蟹の爪などの動物化石を核として、珪酸などが濃集沈殿して固まり出来たもので、周りの石よりかなり硬くなっています。
断面に白い貝化石(アシヤニシキ)が見えます。
地層をよく観察すると写真のような巻貝(アシヤキリガイダマシ)などの貝化石を見つけることができます。
ただ、ここは国定公園内なので基本的に採集は禁止されていますので注意してください。
どうしてもここで採集したいという方は、小さな転石ならば大丈夫かな。
ほどほどに。。。
洞山の洞穴。
自然の力の成せる技って凄いですよねー
せっかくの自然の造形ですが崩落防止のためか、内壁にはコンクリートが吹き付けてありました。
穴の向こう側に、赤っぽく小さく見えるのは釣り人です。
対比して穴の大きさが分かるでしょう。
この穴ですが、昔、神功皇后が矢を射って空けたという伝説があります。


今日はここで写真を撮る間10分ほどだったのですが、その間に1本サメの歯の化石を発見。記念にと写真を撮ったのですが、これが見事にピンボケ!!!
使い慣れた高性能の接写用のデジカメは今修理中で、このカメラは使いにくいんだもんなぁ。。。
と、いうことで別の場所で採集したサメの歯(カルカライナス/メジロザメの一種・若松区逆水)を載せときますね。
ちなみに見つけたのは別の種のサメでした。


海外からの漂着物。
特にハングル文字の入ったお隣の国、韓国からの物が多いですね。あと中国。
時には、フィリピン方面からヤシの実やオウムガイの殻が流れ着く事があります。(私も体験ありです)
左のペットボトルには浙江省の文字がはっきりと読み取れます。


地層や風景以外にも楽しいことが一杯です。
私の場合、海岸の潮溜まりの小さな魚やイソギンチャク、貝、蟹やエビ、時にはアメフラシなどを観察するのは、楽しくてしようがありませーん♪
時間忘れちゃうんですよねぇ。。。

国定公園についてですが、洞山からみて北東側の遠見ヶ鼻までの海岸線がそうで、化石の採集は禁止されている所があるので注意が必要です。

遠見ヶ鼻から東側、響灘緑地グリーンパーク付近までの海岸にも
海棲生物(貝類・甲殻類・サメの歯・鯨の歯や骨・魚のうろこや骨など)の化石が見つかっています。
転石中には珪化木やメノウもありますよ。

大事な事を付け加えておきます。
出来るだけ潮が引いた時を狙って行ってくださいね。
小潮の満潮時なんかじゃ地層や潮溜まりの観察が出来ませんので。。。