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  • 子どものころから化石に興味を持ち、福岡県飯塚市に「筑豊化石収蔵庫」を開設しているクロちゃんです。職業は、歯科技工士。北九州市にある「いのちのたび博物館」でも活動をしています。

僕と化石の出会い

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2017年6月19日 (月)

古生物学会にて

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2017年6月11日、古生物学会年会の最終日、一般向けの講演会を含む全てのプログラムが終わった後、博物館の売店の前に科博の真鍋先生がいらっしゃったので息子と一緒に記念撮影をお願いしました。

先生、ありがとうございました。

普段は仕事で古生物学会の参加は難しいのですが、今年は北九州での開催でしたので、なんとか部分的にですが参加できました。

古生物の世界は研究が進み、新たな仮説や発見が次々と出てきていますので目が離せません。

今回の学会で、福岡大のグループがポスター発表していたのが、地元、関門層群の恐竜類の多様性についてでした。

これは北九州市小倉南区の関門層群で以前採集されていた化石についての研究で、一つは獣脚類の遊離歯でドロマエオサウルス科のものと同定。もう一つの骨化石(長さ35㎝、高さ20㎝、幅7㎝)については竜脚類のティタノサウルス形類のものと同定されたというもの。

この化石を含む岩塊は、以前まとめて博物館へ運ばれ、岩が弱い変性を受け非常に硬いことから、長い間外気にさらして割りやすいようにしていたもの。私も過去に割り出しに参加したことがありました。その時、一緒に出ていた化石はビビパルスでした。

話しを戻しましょう。

関門層群ですが、これまでに宮若市から獣脚類の遊離歯標本によるワキノサウルス、北九州市小倉南区から角竜類の遊離歯標本が見つかっています。

そして先日の山口県下関市の関門層群から獣脚類の卵化石発見のニュース。

これには驚きました。

驚いた理由は二つ。

一つは化石が1965年に採集されていたということ。そして長い間保管され、今、研究され世に出たこと。

二つ目は、発見されたのが関門層群脇野亜層群ではなく、関門層群下関亜層群だということ。火山活動が活発になる下関亜層群では。化石の発見は難しいと考えていたが、下部層ではさらなる発見が期待できるかもしれない。

関門層群はまだまだ研究されていない地層であり、ポテンシャルを秘めています。

今後の望みは、皆が研究しやすい環境をつくること。

これが難しい。

保護・保存と研究。

両立させるには道徳心や管理が必要となる。

他の地域の試みを参考に、良い方向に進むことを願う。

 by クロちゃん

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古生物学会にてを参照しているブログ:

コメント

こんばんわ!
化石や鉱物なんかに興味がある人皆んなが、道徳があれば、ある程度産地の保護になるんでしょうが、自分さえ良ければ、なんて人もいるでしょうから…。
自分ができることは限られますが、ブログを通したり、学芸員さんなどと話をして、保護活動に繋げていきたいと思います。
関門層群から新たな発見があると、風向きが変わるかもしれませんね。

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