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  • 子どものころから化石に興味を持ち、福岡県飯塚市に「筑豊化石収蔵庫」を開設しているクロちゃんです。職業は、歯科技工士。北九州市にある「いのちのたび博物館」でも活動をしています。

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2009年9月14日 (月)

穿孔貝ネタでもう1つ

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前のブログで穿孔貝の話題に触れましたが、せっかくなのでもう少し続けましょう。

写真は2007年5月27日に北九州市小倉北区藍島(芦屋層群藍島層下部層)で採集したものです。(ピントが甘くてすみません)

黒い部分は木材化石で穿孔貝が複数確認できます。

穿孔貝は一部方解石に置き換わっています。

さてこの貝の正体は?

殻体の形状を見る限りフナクイムシではないことは分かります。

現生のニオガイ科で比較すると似ているものにカモメガイモドキがあります。

カモメガイは殻のヤスリ状になった前部と後部との境がはっきりしていますが、この標本では境は不明瞭です。

またカモメガイモドキは海底の木材に穿孔する種であることから、この標本の産状とも一致します。

とりあえず現時点では「カモメガイモドキの一種 」Martesia sp.とすることにしました。

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穿孔貝ネタでもう1つを参照しているブログ:

コメント

穿孔貝のような個性的な生態を持った貝類は奥が深そうでじっくり取り組んでみると面白そうですね。

こんにちは。はじめまして。直メしたかったのですが,分からなかったので,ここに投稿させていただきます。私は,長崎県の小学校で,理科を教えています。今48歳です。ここ数年化石に興味が出来てきて,はまっています。今月21日,初めて芦屋に化石を取りに行きました。翌22日は,飯塚市のボタ山に行きましたが,入山できないと知り,泣く泣く帰ってきました。貴殿の「筑豊化石収蔵庫」を早く知っていたら,と残念がっています。ところで,貴殿のHPはとても興味深いものですね。すべてプリントアウトして,読ませてもらっています。今,とってきた化石をクリーニング(タガネだけでやっています。もどきですが・・・)していて,分からないものが出てきました。もしよかったら,時間がとれるときに,メールで相談に乗って頂けたら,ありがたいです。できるだけ,自力で解決したいと思いますが,解決できないときは,よろしくお願いします。

材穿孔性の化石を拝見しました。保存が大変良好で、すばらしい化石ですね。ぜひ実物を拝見させていただきたいものです。また、現地での産状観察もしてみたいものです。写真や解説からみても、私もMartesia sp.と思います。2018年7月1日に公開しました、私のホームページ『穿孔貝の詩(うた)』をぜひご覧ください。

chiyoditeさま、コメントありがとうございます。

『穿孔貝の詩(うた)』拝見させていただきました。
勉強不足なアマチュアの私にとって、有益な情報ばかりで、今後参考にさせていただきたいと思っております。

機会がありましたら、「材穿孔性の化石」の実物も見ていただけたら幸いです。

現地での産状に関しては、まだ同じような状態のものがあればよいのですが、稀なものと思います。

私にできることがありましたら、ご連絡いただければと思っております。

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