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  • 子どものころから化石に興味を持ち、福岡県飯塚市に「筑豊化石収蔵庫」を開設しているクロちゃんです。職業は、歯科技工士。北九州市にある「いのちのたび博物館」でも活動をしています。

僕と化石の出会い

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2008年8月

2008年8月31日 (日)

忘れられない日!

今日は朝から高速道路を使って北九州市小倉南区へ行ってきました。
理由は最近私とあべさんで追っている白亜紀の関門層群の石灰岩礫の産状を見るためです。

私達が調査している筑豊地区と、すでに調査研究されている北九州地区とを比べたくて一人車を走らせたのですが、桜橋付近で車を降りて歩いている時、なんとコンクリート建造物につまずいてしまって、思い切り派手に転んでしまいました。

気がついたらアスファルトに寝っ転がっていて最初何が起こったか分かりませんでした。が、すぐに痛みが、、、。
「転んだんだ!」
恥ずかしさに起き上がると周りを見渡す私。
「おじさんがこっちを見てるぞ」
私は何事も無かったように見えない所まで歩きました。
体はというと手のひら、腕、膝に痛みが、、、。
特に腕が痛い。
「ヒビ入ってないだろうか」
出血している手のひらや膝より腕が気になりましたが、しばらく様子をみると何とか動かせるようで、、、。

すっかり気落ちしてしまった私でしたが、せっかく来たので足を引き摺りながら地層や転石を見て回りました。
その後近くの採石場跡に移動し、目当ての地層中から化石を見出そうと頑張りましたがなかなか見つからない。
あげく植物のトゲは刺さるわ蚊に20箇所くらい刺されるわでさらに凹みました、、、。
しかし、よく探すとありました!
3センチくらいの石灰岩礫にフズリナが♪
「貴方を探してたのよ〜ん」

北九州地方の平尾台石灰岩にはマグマの熱の影響で含まれていたであろう古生代の化石は消えてしまっていますが、マグマの熱を受けていなかったと考えられる中生代白亜紀前期1億2000万年前頃に水流によって運ばれ堆積した礫岩層中には
フズリナやウミユリ、サンゴなどが見つかることが分かっています。

地層の写真を撮り、とりあえず目的はクリアー出来たので、もと来た小倉南インターから高速にのり自宅のある飯塚へ帰りました。

八幡インターを下り、途中のコンビニでアイスを買おうと(アイス大好きなもので)車を停めたところであべさんから電話が入りました。
この日筑豊地区某所で一緒に石灰岩礫の調査をすることになっていたのです。
あべさんは現地に着いたとのこと。
私もバタバタ向かいました。

石灰岩礫の調査はとにかく根気が要ります。
もう随分前から追っていますが、なかなか成果は上がらず仕舞いで、、、。

しかし昨年あべさんと一緒に本腰を入れて調査を始めると少しづつですが前に進みだしたのです。
見えてきたものを確信に変えたい!
二人そう願っての調査です。

今日もその調査の日。
しっかし暑い。
暑い。
暑い。
暑い!!!
おまけに午前中の転倒で体中が痛い!

化石の調査ってほとんどが空振りで、ちょっとの成果に喜びを感じるものです。
そんなものなんです。

「あー、ない。今日はツイてないなぁ」

どれくらい時間が過ぎたでしょうか、3時間は石とにらめっこしていたときです。

「ん?あれ?もしやこれは、、、。」
ちょっと大きな声だったけど、あべさんは気付いていない様子。
もうちょっと一回り探してからあべさんに見せよう。

そして、あべさんに「どうです?何か見つかりました?」と
声をかけて近づいていった時、前にあった石灰岩礫が気になって拾い上げた、、、。

「あ!あったー!」

思わず大声で叫びました。
なんと今日2つの成果がありました。

これであべさんと私合わせて標本は3つになりました。
目標達成です。

「確信だ!」

「バンザーイ!」

何のことか、これからちゃんと調べて北九州自然史友の会誌に投稿します。


2008年8月23日 (土)

だ〜れもいない海 2


浜の様子が変わったことで、冬から春の間には見えなかったものが見えたりします。
この日確認できたのが地層中の材化石。
これは冬の間には砂が被っていて分かりませんでした。

地層の下のほうにはカキの化石や二枚貝の化石が密集した層があり、その上方に炭化した木片(材化石)が見えています。

これらの化石を含む「芦屋層群」の地層中では所々で材化石を見ることができますが、一方では珪酸分が染み込んでカチカチに硬い珪化木になっているものがあるかと思えば、このような比較的柔らかい木炭のような材化石もある。
う〜ん、なんだか不思議な感じがしますねぇ

だ〜れもいない海 1

なかなか時間が取れなくて大好きな海へ行けなかったのだけれど、先日の21日の夕方に仕事の段取りをつけて、やっとこさ北九州市若松区の海岸に出掛けることができました。

この日は波が高かったですね。
夏だというのに人っこ一人居ませんでした。
面白そうな漂着物は無し。
砂浜の様子も冬と比べて随分と変わりました。

こちらの浜の様子も変わりましたね。
とある場所にとあるものを埋めているのですが、玉石が覆いかぶさって正確な位置が分かりにくくなってしまいました。

2008年8月19日 (火)

私設資料庫計画 8


毎日暑い日が続きますね。
皆様はいかがお過ごしでしょうか。

私の方はと言いますと、展示に使うガラスショーケースのリフォームも終わり、いよいよ化石の陳列を開始しました。
あれからガラスケースの中古を一つ追加して合計6ケースに並べていっているのですが、なにせ資料が多すぎて選択に困りますね、、、。
標本の中心はあくまでも地元のもの。
昨年飯塚市歴史資料館で開催した「筑豊とその周辺地域の化石展」でご協力いただいたあべさんの資料もお借りして展示します。
展示スペースに限りがあるので、そんなに多くは展示できないのは残念ですが、、、。

さて、とりあえず仮名称を付けるとしましょう。
「筑豊化石収蔵庫」
う〜ん、どうでしょうか?
郷土の名称は必ず入れたいという思いがあります。
それと資料館と言うほどの規模でもないことからこんな名称になるのかなと思うのですが、、、。
他にいい名称ありましたら教えてくださいね。

日曜日、あべさんが近くまでフィールド調査に来られていてついでに収蔵庫に寄られました。

二人で話していると、今後ここを拠点にして資料をまとめたり、新たな展開を考えていく必要があるねという意見で一致しました。
まずは完成を目指します。

2008年8月 7日 (木)

私設資料庫計画 7

ブログ更新が滞ってしまってすみませんshock
現在空いた時間を利用して、一人コツコツ作業しております。

前回から今までに、網戸設置、ブラインド設置、エアコン設置、通路のアプローチ部分工事と進み、またショーケースを1つ仕入れてきてレイアウトを考え中です。
シューケースは現在5つ、まだまだ十分には足りてはいませんが、とりあえずこの数で仕上げてみようと思います。

今後セキュリティを強化した後、標本を並べてみれば、「もっとこうしたほうがいい」というところが出てくるかもしれませんね。

ある程度落ち着けば途中になっている「芦屋層群の化石」シリーズを再開しますので、、、。

もうしばらくお待ちを。