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  • 子どものころから化石に興味を持ち、福岡県飯塚市に「筑豊化石収蔵庫」を開設しているクロちゃんです。職業は、歯科技工士。北九州市にある「いのちのたび博物館」でも活動をしています。

僕と化石の出会い

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2008年2月

2008年2月28日 (木)

「芦屋層群の化石」 3 キリガイダマシ


 「キリガイダマシ」
Turritella infralirata Nagao

分類 腹足綱キリガイダマシ科
産地 福岡県北九州市若松区北海岸
時代 新生代第三紀漸新世
地層 芦屋層群山鹿層
採集日 1992.10.25

芦屋層群ではキリガイダマシ科は3種確認されているうちの1種です。

2008年2月27日 (水)

ミナミヌマエビの色


先日、自宅の水槽に入れるチリメンカワニナを鞍手郡の用水路に捕獲に行きました。

暖かい時期に同じ場所を訪れた時にはカワニナが優勢でしたが今回はチリメンカワニナが優勢。
というか、捕れたのは全てチリメンカワニナでした。

何か理由があるのでしょうか?

以前捕獲したカワニナは職場の暖かい私の部屋の水槽で繁殖して今もどんどん増えています。

話しは変わって、チリメンカワニナと一緒に一匹だけミナミヌマエビが網に入っていたので一緒にお持ち帰り。

車に揺られたからか?体が真っ青になっていました。
(写真)
数日経った今は黒っぽくなっています。

2008年2月26日 (火)

「芦屋層群の化石」 2 「アシヤハマグリ」


 「アシヤハマグリ」
Pitar ashiyaensis(Nagao)

分類 二枚貝綱ハマグリ目
産地 福岡県中間市新中間病院裏
時代 新生代第三紀漸新世
地層 芦屋層群則松泥岩層
採集日 1996.6.23

2008年2月25日 (月)

「芦屋層群の化石」 1 「キッシュウタマキガイ」


今回から、北部九州・山口県に分布する新生代第三紀漸新世後期(約3000万年前)の「芦屋層群」の化石を少しづつ紹介していこうと思います。

第一回目に紹介するのは芦屋層群の貝類化石で最も知名度が高いと考えられる「キッシュウタマキガイ」(グリキメリス)です。

  「キッシュウタマキガイ」
Glycymeris cisshuensis MAKIYAMA

分類 二枚貝綱翼形亜綱フネガイ目タマキガイ科
産地 福岡県北九州市若松区逆水
時代 新生代第三紀漸新世
地層 芦屋層群脇田層
採集日 1993.7.18

この貝は密集して産することが多く、その層をグリキメリス層と呼んでいます。
グリキメリス層には数は少ないですがアシヤハマグリ(ピター)なども含まれています。
また、サメ類などの歯も一緒に見つかることがあります。

第276回化石研究部会


2月24日、北九州市立自然史・歴史博物館自然史友の会 化石研究部会の第276回例会が博物館で行なわれました。

今回は室内、担当学芸員の岡崎先生による講演で内容は
1 日本古生物学会報告 2 骨質歯鳥の解説
でした。
講演から学んだことを少し紹介すると・・・。

骨質歯鳥とはアホウドリ型の大型の海生鳥類で顎には骨質歯が並んでいる、これは厳密には歯ではなく歯状突起と呼ばれるもので、歯の構造がエナメル質・象牙質・セメント質から構成されているのに対して骨質歯は骨である。

日本では新生代の漸新世・中新世のいくつかの標本が知られていますが骨が中空で厚みが薄く保存されにくいのか断片で見つかっています。
しかし断片であっても特徴があり世界的にも貴重な標本です。

九州ではまず福岡県遠賀郡水巻町の漸新世の地層「芦屋層群」から発見された長さ60cmを超える上腕骨があります。
これは翼を広げた状態が約6mにもなる計算になり、そのような大きな鳥が存在していたことに驚かされます。

もう一つは佐賀県の武雄市北方町の漸新世の地層「杵島層群」から見つかった下の歯骨先端部です。
この標本の骨質歯の配列は世界的に見ても原始的な部類に入るそうです。
この標本を採集されたのは化石研究部会に所属する不動時さんで、この日の例会で「自然史友の会化石研究部会賞」受賞の報告がされました。

この賞は自然史友の会化石研究部会で優れた論文や研究、発見などに対して贈られる賞です。

先生からあと2名と聞かされ、そのうちの1名がなんと私でした。
直方市の大辻層群産出のアミノドン類化石発見に対しての受賞となりました。
写真は先生から楯を受け取っているところです。
楯には本物のアンモナイト化石(イギリス産)が付いています。
私の受賞は2度目、1度目は下関での恐竜足跡発見に対して頂きました。

ちなみに過去一番多く受賞されている方は、このブログでもおなじみの昭ちゃんさんです。

そして今回のあと1名の受賞者は、こちらもおなじみのあべさんでした。
機関誌「わたしたちの自然史」第100号記念号に登載された「千石層のストロマトライトに伴われる生痕化石」の論文に対する評価です。
海外の論文まで調べられてトビゲラの巣の可能性について考察されています。
あべさん、おめでとうございます!

北九州歯科医学会にて


日曜日の午前中、小倉であった北九州歯科医学会に参加。
同時開催のデンタルショーに取引先の金属回収業者さんがいらっしゃっていて、純金のインゴットを展示していたので写真を撮らせていただきましたlovely

写っている手は私の手。

このまま逃亡dashしちゃいたい気分sign02

いやいやそんなことはいたしません(当たり前)

今、金属はひじょーに高いsign01

ちなみにこのインゴットは本日の価格で二千七百万円だそうですcoldsweats02

2008年2月22日 (金)

いよいよ22日は「ももち浜ストア」放送

今日22日は、TNCテレビ西日本の情報番組「ももち浜ストア」のアウトドアのコーナーに私が出演する日です。

内容は北九州某所での化石散策。

収録の日はとにかく寒くておまけに風が強くて鼻水が飛んで行きそうな勢いでした( ̄▽ ̄|||)

ぶっつけ本番ヤラセなしですから、どんな顔で何を言ったか、、、。
放送を見て「ガーン!」なんてことないやろうか、、、。

ま、見てのお楽しみにしときます。。。

出来る限り難しいことは話さず、初心者の方が興味を持っていただけるような内容になるよう心掛けたつもりです。

散策した地層は北九州地方に広く分布する新生代第三紀の海成層「芦屋層群」(今から約3000万年前)
豊富な貝類をはじめ多くの種類の動物化石を産出する地層で特に鯨は進化の過程を研究する上で貴重な化石が見つかっていて、他にもプロトプテルム(ペンギンモドキ)や海牛、サメ類、ウニやヒトデなどが見つかっています。

化石の楽しみ方はいろいろあります。
でも私の考える楽しみ方の基本は実際にフィールドに出て、探す→見つける→調べるといったステップでしょう。

個人で、友人と、または家族で自然を感じてみませんか?
きっと何か面白いことが見つかると思いますよ。

2008年2月20日 (水)

ブラジルの白亜紀の魚類セミナー

今日は北九州市立自然史・歴史博物館にセミナーを受けに行ってきました。

内容は「ブラジルの白亜紀の魚類化石」についてです。
ブラジルの魚類化石と言えば保存がいいことで有名ですよね。
演者は、パウロ・ブリトー博士。
パリで中生代のアスピドリンクス類について博士研究をされた方だそうで、現在はリオデジャネイロ州立大学の動物学科、地球科学科で教鞭をとられているそうです。

数ヶ国語を使われる博士の今回の講演は英語。
藪本先生が通訳されるとのことで安心なのですが、なにせ中学の頃英語の時間ふざけて立たされていた私は英語の語学力は最悪、話を聞いてタイムリーに反応したいものです。

さぁセミナースタート。
博士の話は実にゆっくりと丁寧、発音も分かり易くて私でも単語を繋ぎ合わせて何となく意味が分かりました。
さすが大学の先生ですね。

アラリベ盆地の地層群の解説から研究の歴史、産出する化石の種類、そして解明されてきたことなど貴重な話しが聞けて大大大満足な講演でした。

この講演が聞きたかった理由は私が追ってきた北九州地方の脇野亜層群の魚類化石との比較がしたかったことにあります。
時代がほぼ同じ頃ということ。また素晴らしく保存がいいことから研究も進んでいるはずで分かっていることをいろいろ聞いてみたかったんです。

この講演から同じ種が複数の遠く離れた地域から見つかっていることから当時広くテーチス海が分布していたこと、湖や川、海と複雑に変化して淡水・海水の多くの種類の魚類化石が産出していることが分かりました。

私の保存に対しての質問に、シーラカンスなどは現生と同じように解剖ができ、内臓や筋肉、脳も保存されていることから電子顕微鏡を用いて細かい観察ができること。
胃の内容物の研究も進んでいて多くのシュリンプや小魚が含まれているそうです。
中には喉から出てきた魚の卵や飲み込んだ魚(種の同定も出来るほど保存が良い)などもあるとか。

ブラジルの化石がどれだけ保存が良いかと見せていただいた化石の写真は、小さな小さなオストラコーダ(貝形虫)の軟体部まで保存されている写真。いやもう驚きでした。
オストラコーダは私の住んでいる北九州地方でもたくさん見つかりますが、全て抜けた殻だけ、しかもそれすら保存が悪い。
いや〜羨ましい。。。

でも・・・郷土の白亜紀の環境を解明するために頑張るぞー!っと思った私でした。

最後に博士と握手を交わし一緒に写真を撮って博物館を後にしました。

2008年2月17日 (日)

私と昭ちゃんさんのアオイガイ

北九州の海岸でのテレビ取材の後、帰りに昭ちゃんさんの家に寄りました。
ちょうど大きなアオイガイを車に積んでいたので、昭ちゃんさんが現在までに採集されたアオイガイの中で一番大きなものと比べてみようと並べてみました。

向かって左が私のアオイガイ。
右が昭ちゃんさんのアオイガイ。
昭ちゃんさんのデカ!
比べ物になりませーん!

昭ちゃんさんに持ってもらいました。
このアオイガイは砂の中に埋もれていたそうです。
こんなに大きいのに無傷とは驚きです!!!

2008年2月16日 (土)

助けてください!


こちらも先日ビーチコーミングで見つけた「ハリセンボン」
まだ生きていました。

写真を撮ろうと顔を覗き込むと「助けてください!」と言っているような気がしてこの後すぐに海へ返してあげました。

この日、浜を歩いていると後で雨が降ってきてびしょ濡れになってしまいました。
その時、前から歩いてきた方が「ウスバハギを三匹拾ったから一匹あげよう」とおっしゃってくださり、さっきまで生きていたというウスバハギを有難く頂きました。

ありがたや〜♪
刺身がいいな♪