フォトアルバム

ごあいさつ

  • 子どものころから化石に興味を持ち、福岡県飯塚市に「筑豊化石収蔵庫」を開設しているクロちゃんです。職業は、歯科技工士。北九州市にある「いのちのたび博物館」でも活動をしています。

僕と化石の出会い

Powered by Six Apart

潮見表

  • 潮見表「響灘」

ガソリン価格 福岡県

« 2007年10月 | メイン | 2007年12月 »

2007年11月

2007年11月12日 (月)

「海からの贈り物を見つけよう!」に参加3

何か生き物で面白いものが流れ着いてないかなぁと思っていると、「ありました!」
クラゲの仲間「カツオノカンムリ」です。
最初は何だろう?って思ったのですが、形や色はギンカクラゲにちょっと似ているかな?海岸の比較的狭い範囲に10個体ほど確認しました。
ペットボトルの上に乗せてみました。透明のカンムリの部分は帆の役目をして水面で風に乗って移動するとか。黒潮海域に生息し、カツオの群れと一緒に見つかることがあることからこの名がついたらしいです。

※このクラゲ、同じクラゲの仲間のカツオノエボシ同様、触手に猛毒があるそうなので要注意です。
刺されると、かなり痛いらしく時には心臓麻痺で命を落とすこともあるとか、、、。
この個体は死んでいて私はカンムリの部分をつまんで持ちましたが、前もって猛毒の話を知っていたら素手で触らなかったなぁ。。。

「海からの贈り物を見つけよう!」に参加2

さぁ海岸の散策です。
この日は風があってたくさんの海草が打ち上げられていました。
私はというと、歩いた先での芦屋層群の地層中に含まれる化石を化石研究会以外の参加者に見ていただきました。
ここの化石の写真はちょくちょくブログで紹介しているので省きますね。

相変わらず海岸は凄いゴミです。
韓国・中国・ロシアの文字が印刷された日用品がたくさん漂着しています。なかには何だかよく分からない薬なんかもあって危険です。

白い砂に混じって、黒い砂があるの分かります?
これ実は砂鉄なんです。
近くの芦屋町で、お茶の道具である有名な芦屋釜が昔作られていたというのも、この砂鉄と関係があるのでしょう。

「海からの贈り物を見つけよう!」に参加1

2007年11月11日、第273回化石研究部会に参加してきました。
今回はいのちのたび博物館の野外観察会に参加です。
場所は北九州市若松区、保養センターのある遠見ヶ鼻から千畳敷にかけての海岸です。

まずはじめに、博物館の先生方から今日の予定と海岸の漂着物についての説明がありました。
そして今回の特別講師「昭ちゃんさん」の講義の様子です。
手にしているのは「スナジャワン」の写真。
スナジャワンとはツメタガイの卵です。
黒っぽいのがそうです。なぜそう呼ばれているか分かりやすいように手前に茶碗を置いています。そう、砂茶碗です。卵から孵ると肉眼では見えないくらいの小さな子どもが無数に出てくるそうです。

2007年11月 9日 (金)

海岸で採集したブンブクウニのその後

化石を調べる際に参考にするのは現世の生物であり、標本を比較することは基本と考えます。

今回は以前採集した現世のブンブクウニの標本作りの過程を紹介します。

今年の4月15日に若松の海岸で採集したブンブクウニです。
これを家の庭に埋めて要らない部分をバクテリアに分解させようという計画です。

庭の木の根元に埋めて約7ヶ月経ちました。

掘ってみると予想通り、殻だけが現れました。

コロンっと掘り出した状態。
色がまだらで微妙ですね。
今度漂白してみます。
余談ですが、中に見たことない幼虫が2匹入ってました。
蛾の幼虫かなぁ

2007年11月 6日 (火)

宮若市の白亜紀魚類化石2

以前にブログに上げた福岡県宮若市の関門層群脇野亜層群千石層の魚類化石の別の標本を紹介します。

この標本は、前回上げた標本を見つけた場所から20センチと離れていないのですが、変形が著しく見えます。

脇野亜層群の化石全般に言えることですが、場所によってはかなり変形していることが考えられ、種の判別には特に気をつける必要があります。

例えば巻貝のブロティオプシスを一つ取っても、変形により細長くなっていたり、ぺちゃんこになっていたり、太く短くなっていたり一見同種とは思えないこともしばしばです。

そこで今回は意図的に変形させた写真を添付し2枚の写真を比べてみました。

こちらは実際の写真。斜めに細長く変形しているように見えます。
横に見えるのは大きさの比較のためのシャープペンシルの先です。


こちらの写真が上の写真を変形させたもの。
これが正解と言うわけではありませんが随分と様子が変わります。
もう少し横に伸ばした方がいいかな?

写真では判りにくいですが、魚類化石の範囲は茶色い部分だけではありません。
黒っぽい部分にもヒレが確認できます。

背骨が連なっている付近に小さな丸いものが見えるでしょうか?
これはバラけた椎体で、上の写真は楕円形に見えます。
おそらく変形によるものです。
これを円に近づけ、ヒレの位置を変えたものが下の写真と言うわけです。

博物館の先生に見ていただいたところ、この標本もアオキイクチスと考えられるとのことです。