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  • 子どものころから化石に興味を持ち、福岡県飯塚市に「筑豊化石収蔵庫」を開設しているクロちゃんです。職業は、歯科技工士。北九州市にある「いのちのたび博物館」でも活動をしています。

僕と化石の出会い

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2007年9月

2007年9月25日 (火)

化石のレプリカ作り1

以前から紹介するする言ってた化石のレプリカ作りの話をスタートします。

博物館で実際に行なっている手法を元に、歯科技工士という仕事を生かして私が行なっている製作法を紹介することにします。

まず一回目は、レプリカの役割について書きますね。

貴重な化石の発見があった場合、多くの研究者が目にしたいと思うでしょう。
研究のためには他の標本と比較検討したりするものです。
そのような研究者は日本にとどまらず世界中にいらっしゃると思われます。

ところがその化石標本はというと、世界でたった一つしかなかったり、とても脆く、保存のため手に触れるのを控えねばならなかったりと、なかなか簡単には研究に使えない場合があります。
そこで活躍するのがレプリカ(複製品)です。

レプリカがあれば、より多くの人に見ていただけますし、化石実物の破損を気にすることなく、手にとってじっくり観察することも可能になります。

博物館や資料館にあるレプリカは、そのような理由があるのです。

つづく。。。

2007年9月24日 (月)

アミノドンの犬歯のレプリカ2


こちらの画像にある画材はアクリル絵の具のリキテックスです。

標本をよく観察し、どのような色が含まれているか判断して絵の具を選択します。

まず薄い色から塗り始め、重ね塗りをして風合いを出していきます。

レプリカに関してはまた別の機会に詳しく紹介したいと考えているのですが、なかなか忙しくてパソコンに向かう時間が取れなくて(^∪^;)

気長に待ってください。
すみません。。。

2007年9月21日 (金)

アミノドンの犬歯のレプリカ


写真は、今年の一月に福岡県直方市頓野の第三紀層(大辻層群出山層)から採集したサイの仲間「ザイサンアミノドン」のものと考えられる左下顎犬歯の実物(手前)と、そのレプリカです(奥二つ)。

実物の方は、先日の化石研究部会例会の際に北九州市立自然史・歴史博物館に寄贈してきました。

今後、古脊椎動物担当の学芸員である岡崎先生によって学会等において報告される予定です。

筑豊地区の古第三紀層からの哺乳類の報告は非常に少なく、貴重なものです。

これからさらに筑豊地区各地から標本が追加されることを望んでいますので、皆さんのお手元に「これはもしかしたら、、、。」というようなものがありましたら、ぜひ博物館にお持ちいただいて鑑定してもらってください。
よろしくお願いします。

現在手元にあるレプリカの一つは時期をみて地元にある公共施設に寄贈して展示していただこうと考えています。

出来るだけ多くの人に、大昔このような動物が生息していたことを知っていただいて郷土に関心を持っていただけたらと思っています。

2007年9月16日 (日)

第271回化石研究部会「貨幣石の話」

今日は私の所属する北九州市立自然史・歴史博物館「いのちのたび博物館」自然史友の会 化石研究部会の例会があり、室内で担当の学芸員の岡崎先生の話しを聞きました。

今回の話しのテーマは「古第三紀の示準化石・貨幣石について」です。

古生代に栄えたフズリナや、現生の石垣島などに生息する有名な星の砂と同じ有孔虫の仲間である貨幣石について殻の構造や生態について解説がありました。

貨幣石は絶滅種ということで、その生態には非常に興味を持っていましたのでとても勉強になりました。

日本では僅かに数箇所からその産出が知られていますが、九州では天草が有名ですね。

私は以前、沖縄の海岸の地層中で貨幣石を見つけたことがありますが、ツアーで行った先だったので採集できず残念だった思い出があります。

さてさて話が一通り終わった後、実験をすることになりました。

使用する標本は、福津市在住の会員のKさんが以前エジプトに旅行に行った際、採集された貨幣石です。

エジプトと言えば、ピラミッドに使われた石の中にも貨幣石が含まれていますね。
 

エジプト産の貨幣石です。
大きなものと小さなものとありますが、写真のものは小さなタイプです。
なんだか分かりにくいですね。


真ん中から割った岡崎先生の標本です。
このように中の構造が観察できる標本を作ってみようと実験が始まりました。(横の指先から大きさが分かります)

某100円ショップで買った金属トレーをコンロに掛け、貨幣石を入れて弱火でゆっくりと熱します。

トレーが熱くなっているので、注意しながらピンセットを用い貨幣石をコップの水に落とします。急冷して割ろうという事です。上手くいけばこの時点で割れてくれます。

割れなかった標本は再び水から取り出してトレー上で熱します。
写真の一個体は綺麗に割れていますね。
トレーに顔が映ってますが幽霊ではありませんので念のため。

この作業を繰り返せば小さな貨幣石は綺麗に割れてくれました。ただ大きな個体(写真)はなかなか割れてくれませんでしたし、割れても真ん中から都合よく割れずバラバラになりました。

今日私が頂いてきた標本です。
殻の内部がはっきりと観察できる状態になりました。
周りが少し欠けていますが、もともと熱する前から欠けていたものです。


今回の実験では熱をかけ過ぎると標本が赤くなってしまうので注意が必要です。(トレーも変形します)
標本の状態(風化の進行度など)によっても結果は変わると思われます。

2007年9月10日 (月)

芦屋層群の材化石を研磨してみました

8月の化石展に展示していた標本のレポートです。

1995年に北九州市若松区有毛の霊園工事現場に転がっていた材化石。
ここは芦屋層群の陣の原層にあたります。
母岩の砂岩についた材化石ですがフナクイムシの痕が確認できたので研磨してみることにしました。

道具ですが、以前使っていたグラインダーは石材屋の友人に言わせると良くないとのことで、友人オススメの日立製(安全性が高いとのこと)のものを新たに購入することにしました。


石・グラインダー共に動かないようにしっかりと保持してグラインダーで削ります。

芦屋層群の砂岩は軟らかいものもありますが、これはメチャ硬かった!

写真は材化石の断面を出しているところです。

グラインダーの砥石を細かいものと交換しながら研磨。
今回は砂岩ということでザラザラが消えないため、特別にカット面にラッカーを塗って観察しやすいようにしました。

結果フナクイムシが木材を穿孔した様子が観察しやすくなりました。
また材化石部分(茶色の部分)も組織がはっきり確認できました。

2007年9月 9日 (日)

ミナミヌマエビ繁殖中


以前、鞍手町の田んぼの用水路で捕獲してきたミナミヌマエビがここ数ヶ月でドンドン増えちゃって水槽を増やしました。
そろそろ打ち止めかなぁと思う暇もなく、まだまだ卵抱いてるんですよね〜

先月は仕事がほんと忙しくて残業で朝帰ることも多く、またまた更新が遅れちゃいました。

そのうえブログに添付しようと撮影した画像が、記録メディアに保存されてなくてカメラの動きも変になってきて「壊れてしまったのかな?」と思い電気屋さんに持っていったらSDカードの不調が原因だったらしく、買ったときのレシートを提示したら別のメーカーのものと無償で交換してくれました。
またバンバン撮んなきゃね!