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  • 子どものころから化石に興味を持ち、福岡県飯塚市に「筑豊化石収蔵庫」を開設しているクロちゃんです。職業は、歯科技工士。北九州市にある「いのちのたび博物館」でも活動をしています。

僕と化石の出会い

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2007年7月

2007年7月29日 (日)

ポスターが出来上がりました


8月2日から26日まで福岡県飯塚市の飯塚市歴史資料館で開催する「筑豊とその周辺地域の化石展」のポスターができあがりました。

7月31日には開催にあたり記者会見も予定しております。

その記者会見では、今回の1番の目玉となる筑豊地区発見の第三紀のsign02化石を公開する予定です。

ブログでも、この件に関してはもうしばらく公開を控えておきますね。

ちなみに新生代の展示ですが、筑豊と言えば筑豊炭田ということで、第三紀の直方層群・大辻層群の植物化石を中心に展示します。
もちろん、ブログで紹介したコハクも多数展示しますし、宗像で発見された哺乳類化石コリフォドンのレプリカなども展示します。

また、山田市教育委員会と直方市石炭記念館から、山田市内の炭鉱から見つかった海成層の貝化石の展示や、糸田町教育委員会から町内から発見されたナウマンゾウの臼歯化石も展示されます。

その他にも周辺地域ということで、海成層の芦屋層群の化石も併せて多数展示します。
芦屋層群の化石は世界的に見ても重要なものが多く、今回の展示では多くの種類の貝類化石の他、クジラ類・サメ類・プロトプテルム・ワニ化石などを展示予定しています。

企画展全体を通して、関係者のご協力により化石発見時の写真を多数展示する予定です。
企画展見学者の皆さんも発見時の雰囲気を少しでも感じていただけたらとの思いです。

あと数日。。。
仕事との両立が大変だぁ。。。

2007年7月24日 (火)

「筑豊とその周辺地域の化石展」準備の状況4

8月2日から飯塚市歴史資料館で行なわれる「筑豊とその周辺地域の化石展」の続報です。

展示内容ですが今回は古生代に続き中生代を大まかにお伝えします。

筑豊地方で中生代と言えば、白亜紀前期の関門層群脇野亜層群が分布していることで知られています。

中でも宮若市千石で発見された肉食恐竜の歯は有名です。

今回の企画展では脇野亜層群から見つかった様々な化石を展示して、当時の環境を考える機会としたいと考えています。

ざっと挙げてみると・・・
 ソテツ類と考えられる植物化石 宮若市
 イチョウ類と考えられる植物化石 宮若市
 クラドフレビス類などの植物化石 直方市
 貝類 
 ブロティオプシス・ワキノエンシス 宮若市
 ブロティオプシス・コバヤシイ 鞍手郡
 プリカトウニオ・ナクトエンシス 宮若市
 ナカムラナイア 宮若市
 トリゴニオイデス 宮若市
 スファエリウム 宮若市
 リムノペルナ 宮若市
 ビビパルス 直方市
 恐竜爬虫類等
 ワキノサトウリュウの歯〔レプリカ〕宮若市
 カメ類の骨各種 宮若市
 ワニ類の歯や骨各種 宮若市
 ストロマトライト 直方市
などがありますが、目玉は直方市や宮若市で新たに発見された魚類化石です。
詳しい内容は企画展会場にて皆さんの目でご確認ください。

その他にも山口県の中生代の化石や、お隣の韓国の化石も紹介します。

また人間の歯と恐竜の歯の違いについての展示も企画しています。
 

福岡市の「化石のヒミツ」展

日曜は時間をつくって、7月21日から福岡市立少年科学文化会館で行なわれている企画展「化石のヒミツ」を見学に行ってきました。

この企画展は、福岡市立少年科学文化会館と、九州大学総合研究博物館が合同で開催しているものです。

会場を入るとトリケラトプスの全身骨格標本のレプリカが展示してあり、その奥には九州各地から発見された恐竜の歯や骨の化石が展示してありました。

レプリカが多かったけど、私はそのレプリカの出来ばえに関心しました。
う〜ん、よく出来てる♪

その他にも地球の環境の移り変わりについて化石をもとに分かりやすく解説してありました。

子どもさんが喜ぶような企画もいろいろありましたし親子で楽しめる企画展ですよ。

8月30日まで(7月31日は休み)入場は無料でした。

対応していただいた九州大学の学生の皆様、昨日はありがとうございました。

2007年7月22日 (日)

「筑豊とその周辺地域の化石展」準備の状況3

展示の大まかな内容を古生代・中生代・新生代と順にお知らせしましょう。

まず古生代、この時代の筑豊地区周辺は石炭紀からペルム紀にかけての主にサンゴ礁堆積物と考えられる地層が分布しています。
ところが中生代白亜紀前期後半の激しい火山活動により地層に熱が加えられ、ほとんど化石は溶けて消滅してしまっています。
そのため、北九州市門司区周辺にかろうじて熱から逃れ残ったウミユリや二枚貝化石を展示します。
そしてもう二つ面白い化石を展示します。
それは古生代の地層に熱が伝わる前の中生代白亜紀前期前半に堆積した石灰岩レキにフズリナ(北九州市小倉南区)やウミユリ(宮若市)が入っているものです。
これらは筑豊地区に分布する石灰岩層に遥か以前に生物の痕跡があったことを証明するものです。

「筑豊とその周辺地域の化石展」準備の状況2

いのちのたび博物館の翼竜展のリポートも書かなきゃいけないとこなんですが、優勢順位で後回しになっちゃってます。。。

で、今準備を進めている「筑豊とその周辺地域の化石展」で展示するものの中に絵画があります。

これは私も所属している「北九州市立自然史・歴史博物館 自然史友の会」の会員であり、進化研究会の世話人である、
じっちゃんさんが今回の企画展のために書き下ろしてくれたもので全部で6枚あります。

内訳は筑豊地区で発見された動物化石の復元図が3種。
そして昨日私の職場まで持ってきていただいた(すみません、ありがとうございました)筑豊地区周辺の古生代石炭紀・中生代白亜紀・新生代第三紀をテーマにした、それぞれの情景想像図各1枚の計6枚です。

仕事から帰ってまじまじと眺めてみると、細かいところまでよく書けていて感心して見入っちゃいました。

そのうち動物化石の復元画は今回の企画展のポスターにも使用されています。
(ポスター、いつごろ何処に掲示されるのかなぁ?)

企画展では、この絵画をご覧になって当時の情景を頭に思い浮かべてみてください。

2007年7月20日 (金)

「筑豊とその周辺地域の化石展」準備の状況


現在仕事で拘束されている時間以外の空いた時間を利用して化石展の準備を着々と進めております。

今のところ、最後の展示を除いた進行状況は7〜8割といったところでしょうか。
私の部屋の中はというと標本やら資料やらが散乱し、まるでゴミ屋敷状態(涙)です。

今日はというとラベルづくりは一旦お休みして、各時代の説明文を考えました。
あまり難しくごちゃごちゃ書くと子どもさんには分かりにくいでしょうし、大人も読むの面倒にならないかなどと考えたりしてなかなか難しい作業ですね。

もしかしたら考えた文章に皆さんからツッコミが入るかもしれないなぁ。。。などと考えたりもしますが、それはそれで勉強になっていいかもですね。
研究者によって様々な解釈がある分野でもありますし。

と、まぁいろいろ書きましたが、「筑豊とその周辺地域の化石展」今から非常に楽しみにしています。

なぜかというと、、、、。
・筑豊をテーマにしたものは初の試みであること。

・私を含めてアマチュア研究家が協力して標本を持ち寄るこ とで内容が充実した展示ができるということ。

・筑豊地区各地の教育委員会の協力により、点在している筑 豊地区の標本を一箇所に集めて展示できるということ。

・初公開の貴重な標本が多数展示されるということ。

・記念講演として北九州市立自然史・歴史博物館の岡崎先生 に「筑豊の大昔の動物たち」という演題で講演していただ けるということ。

・子どもさん用に、実際に触れていただける地元で採集され た化石も複数用意します。

・化石のレプリカ作りの工程や、ビルなどの建物に使われる 化石が含まれた石材の展示、人間の歯と恐竜の歯の 比較展示などもします。

 など、各地で開催されている恐竜展のような派手さはまったくありませんが、地方の手による地方の展示会として自信を持って開催させていただきます。

本展示会に出品する中で最も貴重なものは、展示会終了後、公共の研究機関に寄贈予定ですので、興味がある方は皆さんの目に触れるこの機会を見逃すことなく是非お越しいただきたいと考えています。

このブログで紹介したコハクなども、もちろん展示します。

2007年7月 6日 (金)

「筑豊とその周辺地域の化石展」の準備を進めています

長らく更新せずに申し訳ありません。

この間仕事が忙しく毎日夜中に帰宅していたのと、私の所蔵する標本を中心にした企画展「筑豊とその周辺地域の化石展」が開催まで一ヶ月を切り、少ない時間でバタバタと用意しているため手が回りませんでした。

この企画展は8月2日から26日まで福岡県飯塚市の飯塚市歴史資料館で開催されます。

筑豊に焦点をあてた初めての化石展です。

展示する標本は一部を除いて初公開のものです。
内容は追って紹介しますのでご期待ください。

化石展と言えば、この夏は福岡県周辺各地で展示会が企画されます。

北九州の「いのちのたび博物館」では世界最大の翼竜展がいよいよ土曜から開催されます。

また遠賀郡芦屋町の歴史民族資料館でも7月10日から9月24日まで化石展が開催されるそうです。

その他の場所の情報も入ってきています。
楽しみですね!