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  • 子どものころから化石に興味を持ち、福岡県飯塚市に「筑豊化石収蔵庫」を開設しているクロちゃんです。職業は、歯科技工士。北九州市にある「いのちのたび博物館」でも活動をしています。

僕と化石の出会い

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2007年2月

2007年2月27日 (火)

三井田川炭鉱六坑のボタ山


日曜に、田川のロマンスヶ丘に登る林道の途中、眺めの良い場所があり、夏吉の三井田川炭鉱六坑のボタ山が見えていたので思わずカメラを取り出して写真を撮りました。

筑豊炭田の負の遺産と言われたボタ山も、今はほとんど姿を消してしまいました。

その中で、飯塚市は筑豊富士と呼ばれる住友忠隈炭鉱のボタ山が、田川市は三つの山が特徴的な三井田川炭鉱六坑のボタ山が、以前の真っ黒い山から草木に覆われた山になり、すっかり姿を変えてしまったものの現在も残っていて、産炭地であった証として今に伝えています。

ところが、田川市は三井田川炭鉱六坑のボタ山を基本計画で文化財として保存する方針を財政難から管理できないと方針を転換し、無償譲渡を打ち出していた三井鉱山の話を拒否していたというニュースが今年の初めに流れ、子どもの頃ボタ山が遊び場だった私はとても残念に思いました。

日本の近代化を支えた遺産として、なんとか残してほしいものです。

2007年2月26日 (月)

冬のメタセコイアが見たい

昨年、筑豊炭田があった福岡県直方市で「メタセコイア」の葉化石を見つけてブログでも紹介しました。

それからというもの、生きた化石と言われているメタセコイアのことが、もっと知りたいと思っていました。

よく似た葉を持つイヌガヤ科が常緑性なのに対して、スギ科であるメタセコイアは落葉性である。

一番見たかった秋のメタセコイアはチャンスを逃してしまったので、またにするとして、冬のメタセコイアを探してみました、、、。

いざ探してみると、あると思っていたところにない、、、。

夕方、1人でウロウロしていると、行ってみたかった田川市のロマンスヶ丘の近くに来ていて「行ってみよう」と林道を車で登った。

突き当たりの岩屋公園の駐車場に
「あれ?」
メタセコイアらしき樹木が、、、。
よく見てみるとメタセコイアの特徴と一致する。
みーつけた♪

ぜひ見たかったのが落ち葉の状態。
側枝と共に落ちると言われる葉はバラバラでした。
私達が化石を見る時、その時の当時の様子を頭の中で想像するのですが、やはり現在の自然を参考にすると想像しやすいですからね。

さらに枝についた球果を観察。
落ちていた球果を採集した。

そろそろ辺りが暗くなってきた。
空には月が見えて、綺麗だったのでパチリ。

林道でいい写真が撮れたので、また写真アップしますね。

飯塚市庄内バイパス工事現場の断層

日曜日、上の娘と一緒に車で移動中、以前第三紀の炭層を見つけていた庄内の工事現場を通りかかった。

「ん?いつも日曜も工事車両が出入りしているのに、今日は静かだ」

車をターンさせ車を止め現場へ行くと、現場監督さんと思われる方が1人いらっしゃり、事情を話して写真を撮らせていただいた。


福岡から田川に抜けるバイパスを造っている工事現場。
その現場に見事な炭層が露出している。
それも直立に近い形で、、、。

な、な、なんと断層である!
炭層に接しているのは、どうやら花崗岩でバイラン土化しているようだ。
工事の方によると、断層が道路に及ぼす影響を調査したとのことでした。

三紀層には所々保存の悪い植物片が確認できましたが、種が判るような物はありませんでした。


その後、親切に対応いただいた現場の方が「断層のきれいな写真があるから、良ければ事務所に来ませんか?」と声をかけていただいたので甘えて着いて行き、なんとCDに焼いてもらっちゃいました。
感謝です。


2007年2月24日 (土)

回想「韓国恐竜足跡見学記」1997年編・35・帰国後5

韓国で型取りしてきたシリコンラバーですが、まだ後数回は使える状態です。

そこで共同で材料を出した熊本市立博物館の先生と、北九州市立自然史・歴史博物館で使うことを決め、使ったシリコンラバーは熊本市立博物館にお渡しすることとしました。

さあ、北九州市立自然史・歴史博物館「いのちのたび博物館」では、どこにこの型を使っているのでしょうか?

博物館を入って右手に行くと、たくさんの恐竜の全身復元骨格が展示してある「アースモール」があります。
そのまた右手の壁に、、、。

これですよ〜♪
人やゾウ、鳥などの足跡と一緒に並んであります。
博物館にお出での際に探してみてくださいね。

回想「韓国恐竜足跡見学記」1997年編・34・帰国後4

久しぶりの韓国恐竜足跡見学記の続編です。

現地で歯科用のシリコンラバー印象材で型取りした足跡はどうなったかというと、、、。

とにかくまぁ大きな型だったので、家に持って帰るのも大変でしたが、この型に何の素材を流して再現しようかと考えて結論を出したのが歯科用の硬質石膏です。

お金が有り余っているならプラスチックでも流したいところですが、それはさすがに無理ですもんねぇ、、、。

さあ作業開始、シリコンラバーは柔らかいので、石膏の重みがかかっても変形しないように固定します。

その上から1�から1.5cmくらいの厚さで練った石膏を流して固めました。

ラバーを外すと、さすがに素晴らしい再現性で足跡が現れました。
しかし模型の安定性は悪い上に、薄っぺらで重量感の無さが気になります。

そこでまわりに枠を作ることにしました。
ただ、量が多くなると重くて持ち運びに苦労しそうなので、中に発泡スチロールを入れ、そのまわりに石膏を流す案を選択しました。

結果は、なかなか◎でした。

画像悪くてごめんなさい。
凸凹感が出なくて、、、。

近々色を塗って、より再現性を上げようと思います。

つづく。。。

2007年2月22日 (木)

恐竜のキーホルダー

そうそう、あったあった!

「いのちのたび博物館」のミュージアムショップで思わず買った「ステゴサウルスのぬいぐるみキーホルダー」

吸盤とキーホルダーと2タイプあって、数種類の恐竜がありました。

男の私が言うのもなんですが、どれもすごく可愛いかったっすよ♪

値段忘れたけど、安かったんでお薦めっす!

恐竜のフィギュア


この前、「いのちのたび博物館」に用事があって行ったときに写してきた写真。

ちょくちょく行く度に、ミュージアムショップの商品って、新製品が入って入れ替わってるんですよねぇ

見てるだけでも楽しくなるんだけど、最近いいなあと思っているのが「ぬいぐるみ」。。。

とっても可愛いのがあるんですよ。

写真撮ってくれば良かったなぁ

あ、ちなみに写真の許可は得てありますので念のため。

2007年2月19日 (月)

今夏「筑豊とその周辺地域の化石展」を開催します

福岡県飯塚市の広報誌「いいづか」の2月号の中の、飯塚施設めぐり8、平成19年度歴史資料館の主な行事予定に8月「化石展」と書いてあったのを見た方いらっしゃいます?

以前にもブログで触れましたが、8月2日から8月26日の日程で、飯塚市歴史資料館において「筑豊とその周辺地域の化石展」を開催することになりました。

これは私が小学生の頃、生まれ育った飯塚市を中心とした筑豊地区で、ボタ山や露天掘りのあとで新生代の植物の化石を採集したり、宮若市の千石峡で中生代の巻貝・二枚貝を採集した体験から、将来、「筑豊の化石を紹介する機会をつくり、たくさんの人に郷土の太古の歴史を知っていただきたい」と思うようになり、それを実現することが一つの『夢』となりました。

それからというもの、少しづつ学習と収集活動を進めてきました。

大したことは出来ないだろうけど、そろそろ一回やってみたいなぁと考えていた昨年の暮れ、中学生の頃からの知り合いである飯塚市歴史資料館の次長さんから「来年、化石展やってみませんか?」と連絡をいただきました。

飯塚市歴史資料館では以前、夏休み親子歴史教室の講師をしたことがありました。
その時は一日目講演、二日目自然観察会をしたのですが結構好評で、少しだけ館に展示もしました。

それから時も経ち、筑豊関連の資料も増えてきました。

ここで、「やる」ことを決め、開催に向けて準備している最中です。

ところで、「筑豊の化石」と考えて何か頭に浮かぶでしょうか?

多分、宮若市の恐竜の化石「ワキノサトウリュウ」を思い浮かべたのではないでしょうか。

で、その他は???

思い浮かびます???

筑豊地区には中生代・新生代の様々な化石を産出する地層が分布しています。

そこから見つかった化石、そして周辺地域の化石も一緒に紹介しながら、当時の郷土の環境を想像する機会にしたいと考えています。

今取り組んでいるのは、阿部さんと筑豊地区の脇野亜層群の解明です。
私は仕事で使っている歯科用の実体双眼鏡を用い、数ミリのワニと思われる歯や魚の鱗などの化石をクリーニングしています。

これから私の所属する北九州自然史友の会のメンバーによる協力や、北九州市立自然史・歴史博物館の先生方のご教授を受けながら、各方面と連携をとり進めていきます。

ただ、アマチュアの個人が中心となり企画している関係上、大きな企画展と比べないでくださいね(汗)

大学等の研究者の方にも是非見て研究していただきたいと考えております。

宜しくお願いします。

2007年2月18日 (日)

忙しいデス。。。

先週は仕事で徹夜が続き、なかなかネットが出来なくてブログを更新できておりません。
見ていただいている皆様、申し訳ありません。

今日は昼過ぎまで暴睡。
夕方用事を済ませた後、夕食後に居間でごろ寝。

疲れ溜まってんなー

話は変わりますが、今日の朝日新聞の日曜版「be」の日曜ナントカ学で、海岸の漂着物の話が載っていました。

神奈川県葉山町にある「葉山しおさい博物館」の「漂着物を拾う会」の活動の紹介でした。

活動も長く続けて報告をまとめることは、これからの地球環境を考える上で重要な資料となるかもしれませんね。

2007年2月11日 (日)

回想「韓国恐竜足跡見学記」1997年編・33・帰国後3

クリーニングが終了し、北九州市立自然史博物館(当時)に寄贈し、魚類担当の籔本美孝先生に研究を託しました。

私達北九州自然史友の会の有志が帰国した後、早速韓国で籔本先生を交えて現地調査が行われ、多くの貴重な化石が見つかったそうです。

慶尚層群東明層のこの場所(晋州)は恐竜足跡見学ツアーを引率いただいた岡崎先生を記念して、Okazaki Siteと呼ぶようになったと聞きました。

この化石については1999年6月に行われた日本古生物学会 第148回例会のポスターセッションで籔本先生と韓国慶北大学の梁先生により「大韓民国の前期白亜紀慶尚層群東明層からのシナミア科魚類化石」として発表されました。

写真は2006年の韓国古生物学会誌で、この中には日本と韓国の魚類化石についての研究が書いてあります。

この中には、、、。

私が発見しクリーニングしたシナミアの化石が、籔本先生により、論文とカラー写真で紹介されていました。

なんと私の名前まで書いてあったのにはびっくりでしたが、標本が世界で活用されるのは嬉しいことです。