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  • 子どものころから化石に興味を持ち、福岡県飯塚市に「筑豊化石収蔵庫」を開設しているクロちゃんです。職業は、歯科技工士。北九州市にある「いのちのたび博物館」でも活動をしています。

僕と化石の出会い

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潮見表

  • 潮見表「響灘」

ガソリン価格 福岡県

2018年9月 2日 (日)

標本の整理で。。。2 糞化石

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先日、お盆休みの標本整理中に見つけたもの。

宮若市で以前、道路工事があった際に採集した石。

脇野亜層群千石層のトビゲラ類の巣穴と考えられる生痕化石がある層と、ほぼ同じ層準ではないかと思われる。

その石の端に、風化して茶色になった部分がある。

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おそらく石灰質であったのだろう。

解像度を若干落としているので分かりにくいかもしれませんが、写真の中央部2か所に小さな糞化石と思われるものが密集している。

これが何がどのように残していったものなのか、想像していくのが面白い。

 by クロちゃん

2018年8月17日 (金)

クリーニング室にて

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お盆休みに少しだけ時間を作り、久しぶりに化石のクリーニングをしました。

今年の4月にRKBのテレビ番組で私の活動が紹介されましたが、その時映っていたのが実家にある化石のクリーニング室。

最近は忙しくてずっと使っていなかったのですが、採りためた化石のクリーニングをちょっと進めました。

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これは以前、田川市内の某所にて採集した古第三紀の二枚貝。

海成層です。

産地は残念ながら消滅してしまいました。

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クラックが入っているところは、木工用ボンドを薄めて流し込みました。

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こちらは以前、直方市内某所から採取したもの。

古第三紀・大辻層群出山層の泥岩で、植物遺骸やコハクを含んでいます。

ここも産地は消滅しましたが、造成中は許可をいただいて長期間調査させていただきました。

この母岩から取り出したものが・・・

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これですが、分かります?

淡水の二枚貝なのですが、現生で言うとドブガイのようなものかと思います。

この母岩は、乾燥するとバラバラになるので、日陰で高温にならないよう保管しておりました。

現在接着処理中で、これはゆっくりとクリーニングする予定です。

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こちらも同じ場所で採集したもの。

淡水性の二枚貝化石です。

ボンドを薄めて染み込ませました。

長いこと筑豊地区各所で地層の観察をしてきましたが、私が確認した淡水の二枚貝化石はこの場所の数個のみで貴重なものです。

 by クロちゃん

2018年8月15日 (水)

標本の整理で。。。

今年のお盆は、妻の実家が初盆でしたので、ほとんど妻の実家にお世話になっております。

その合間に、私の実家で化石標本の整理を少ししておりました。

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こちらは福岡県直方市産の白亜紀のストロマトライト。

発見して10年以上経つかな?

当時はまだ黒っぽい色をしていて、縞々が分かりにくい状態でした。

こういう場合、雨風にさらして風化せるのですが、これは上手くいったものと言えるでしょう。

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縞がはっきり見えるようになりました。

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この標本、巻貝を含んでいたようで、一緒に随分と風化してしまいました。

ブロティオプシスでしょうか。

一緒に野ざらしにしていたストロマトライトの中には、風化の程度が少し進み気味かなと思えるものもあり、定期的に観察していないといけませんね。

 by クロちゃん

「へんてこモンスター」展に行こう!④

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小さなお子様には、ぬり絵のコーナーもありますよ♪

 by クロちゃん

2018年8月14日 (火)

本の紹介 角川まんが科学シリーズ「恐竜キングダム」

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私が子どもの頃は、学研まんがのひみつシリーズ「化石のひみつ」や「昆虫のひみつ」が案読書でした。

最近書店に並んでいる学習まんがの中に、面白いものがありますので紹介します。

角川まんが科学シリーズ「恐竜キングダム」です。

恐竜と題名が付いていますが、5億4100万年前から人類が登場するまでの生物の歴史を描いていくもので、現在①~⑥巻までが出版されています。

オールカラーのまんがの中、ところどころに詳しい解説があり、化石や生物好きの大人でも楽しめる内容かと思います。

2歳のうちの息子には、ちょっと早いようですが、興味を持ってくれると良いなぁ。。。

 by クロちゃん

2018年8月12日 (日)

千石峡で水遊び

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先日、宮若市の千石峡に息子を連れて水遊びに行きました。

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サワガニやエビなどもいて、楽しめます。

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こんなトノサマガエルもいましたよ♪

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いつものように、白亜紀の淡水巻貝化石「ブロティオプシス ワキノエンシス」の観察も出来ます。

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地層面に生痕化石らしきものも観察できました。

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熱中症予防に、水分補給はしっかりと取りましょう。

 by クロちゃん

2018年8月11日 (土)

「へんてこモンスター」展に行こう!③


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カマキリなどに寄生することで知られている、ハリガネムシも展示されています。

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へえ~っと、知らなかった事実。

ズワイガニの表面に付いている黒い粒々。

見たこと無いですか?

これ、カニビルの卵だそうです。

これが付いている個体の方が美味しく、商品価値が上がるとは!

驚きの事実でした!

 by クロちゃん

2018年8月 9日 (木)

「へんてこモンスター」展に行こう!②

「へんてこモンスター」展へ行こう!①からのつづきです。

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今回の展示会では、カンブリア紀の奇妙な生きものたちが多数展示されています。

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おなじみアノマロカリスや・・・

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ピカイヤなど、

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バージェスの生きものたちが大集合です!

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アノマノカリスの生態復元模型もあります。

つづきます。。。

 by クロちゃん

2018年8月 8日 (水)

「へんてこモンスター」展に行こう!①

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今年は猛暑が続いていますね。

子どもは遊びに行きたいけど、親としては熱中症も気になるところ。。。

そんな家族が安心して楽しめるのが、北九州市立「いのちのたび博物館」で開催中の「へんてこモンスター」展!

奇妙な現生・化石生物を500点以上展示!

深海生物も多数展示!

平成30年7月14日(土)~9月24日(月・祝)まで開催されます。

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期間中、入り口の券売機が混雑しますので、セブンチケットで入場券を購入されると待たずに済みます。

今回の特別展「へんてこモンスター」だけですと、大人800円、高校大学生500円、小中学生400円。

常設展だけですと、大人500円、高校大学生300円、小中学生200円。

セット券(特別展+常設展)ですと、大人1,100円、高校大学生700円、小中学生500円となります。

小学生以下は無料です。

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さあ、「へんてこモンスター」展へ!

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古代生物ウミサソリや現生の甲殻類が出迎えます。

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ウミサソリの化石(レプリカ)

ほぼ完全なものとしては世界最大だそうです。

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天井からは吊るされたサメなどに交じって、ムラサキダコの生態模型が!

まさにマントの怪人のようです。

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タコと言えば・・・

殻を持つ、へんてこダコのアオイガイやタコブネも展示されています。

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カニのことを、2歳の息子は「ナニ」と呼んでいます。

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化石も多数展示されています。

エディアカラ生物群や、ウミユリ、ウニなど・・・

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様々な形の三葉虫に

「なんだこれ?」

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タリーモンスターの化石も!

ヤツメウナギの先祖かも?とも言われている謎の生物です。

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宮城県で見つかった三畳紀の嚢頭類(のうとうるい)の化石です。

私のお気に入りの化石の一つです。

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だって、こんなにユーモラスな形なんですよ♪

可愛くないですか?

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生きているものの展示もあります。

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例えばタランチュラ!

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深海生物、オオグソクムシも♪

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顕微鏡で見る生きものもいるよ。

分かるかな?

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答えは天井から吊るされたこれ!

クマムシでした。

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出ました!

古生代石炭紀に生息していた、史上最大の陸上節足動物アースロプレウラ。

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リアルに再現しています、、、。

現生の小さな多足類でさえも見かけたらゾワッとするのに、これは会いたくないですね~

足が多いと言えば・・・

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ダイオウグソクムシの標本を、裏から見るのも面白いですよ♪

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今回は深海生物が多数展示されています。

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ダイオウイカの触腕や、鉄が含まれた鱗を持つスケーリーフットもあります。

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海洋生物の化石もまた大量に展示されています。

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有名なニッポニテス・ミラビリスをはじめ・・・

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特異な形をした様々なアンモナイトも展示されています。

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アンモナイトと言えば、展示担当の学芸員さんのアンモナイト愛が伝わってきます♪

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古生代ペルム紀の巨大な二枚貝化石。

アラトコンカ科の化石で北九州市門司区で見つかったものです。

あまり知られてないかもしれませんね。

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白亜紀の笠型の巻貝、、、大き過ぎでしょ!

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今回の目玉の一つが、博物館学芸員さんが発表した世界最大のイカの下顎化石(白亜紀後期)です。

北海道羽幌町で見つかったことからハボロダイオウイカと呼ばれています。

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その復元模型がこれ。

手作り感が良いですね~

大きすぎてフレームに入りきれませんでした。

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もう一つの目玉、世界最大のタコの下顎化石。(白亜紀後期)

ヒキダコウモリダコ。

同じく北海道産。

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そしてこれが生態復元模型です。

これじゃあ人間襲われちゃいそうですね!

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現生のイカ・タコの展示もあります。

比較してみてください。

まだまだ面白い展示がいっぱいです。

リポート次回に続きます。。。

 by クロちゃん

2018年8月 5日 (日)

お気に入りの本「ムラサキダコ 海からあらわれるマントの怪人」

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2018年7月に発売されたばかりの写真絵本。

「ムラサキダコ 海からあらわれるマントの怪人」

フレーベル館 本体1,400円+税

写真・文は、日本水中映像(株)代表取締役会長の中村宏治さん

監修は、東京水産大学名誉教授、日本貝類学会名誉会長の奥谷喬司先生

最高のタッグですね!

おススメの一冊です。

奥谷先生と言えば、頭足類の研究の第一人者。

私がアオイガイの交接腕の報文を書く際には大変お世話になりました。

そしてこの本の企画・編集をされたのが安延尚文さん。

普段からブログ等でお世話になっております。

以前、安延さんが出された植物の種の本は息子の愛読書となっています♪

福岡の海岸「玄界灘・響灘」を歩く私も(最近は育児と仕事に忙しくなかなか行けてませんが)ムラサキダコには何度も出合いました。

ときには大量漂着。

時には海岸線沿いを泳ぐムラサキダコにも遭遇しました。

その奇妙な姿に興味を持つと同時に、「食べてみたい」衝動に駆られ、料理にも挑戦しました。

その様子は、過去に当ブログでも紹介しました。

繊維質で不味かったですが、、、。

そんなムラサキダコの魅力を、分かり易く紹介している1冊です。

Amazonや、Yahooショッピングなどでも注文できますよ。

 by クロちゃん